2019年11月 4日 (月)

『走れメロス、ならぬ、走れよメロス!』

『走れメロス、ならぬ、走れよメロス!』
人間学を学ぶ月刊誌致知に、連載「日本の教育を取り戻す」
という中村学園大学教授の占部賢志先生と教育関係者の
座談会形式の質疑応答の文章があります。
致知十月の第七十四回目の連載で、占部先生が、教科横断
型学習の大切さを次の様に説かれています。
「一つの科目だけで解ける課題なんてたかが知れている。
 これからの課題は、科目相互のネットワークを構築して
 当らなきゃ、解決の糸口さえつかめません。」
 と語りながら、その教科横断型学習のとても面白い事例を
 一つ紹介されています。
 それは一般財団法人理数教育研究所が小中学高生を対象に
募集している自由研究で表彰された作品で、当時中学二年生
の村田一真君という生徒が書いた「メロスの全力を検証」と
題するレポートです。
 太宰治の「走れメロス」は、教科書の定番の代表的な
物語で、主人公のメロスが故郷の村とシラクス市という街
の往復を走り抜いて約束を果たす物語ですが、中学二年生
の一真君は、メロスはどの程度のスピードで走ったかとい
う問題意識を持って読み解いていくのです。
以下、一真君の分析を占部先生が次の様に説明しています。
 まず、村とシラクス市の片道は「十里」と書かれている
から39㎞。市を出発したのは「初夏、満天の星」とあるの
で、おそらく午前0時。村に到着した時は「日は既に高く」
「村人達は野に出て仕事を始めた」というから、午前十時
と推定する。
 で、計算すると時速3.9九kmとなります。人の歩行の平均
は時速4㎞ですから、なんだメロスは普通に歩いているじゃ
ないかと驚くのです。
 復路も一真君は時刻の推定から始めます。この物語の舞台
である「シラクス」は、イタリアのシチリア島の南部に位置
し、北緯38度であることを突き止める。
 目覚めたのは「薄明の頃」と記されている。一真君は北緯
38度は仙台と同じだと気づく。そして仙台の初夏の日の出
時刻を調べると午前4時頃と判明。しかし「悠々と身支度を
始めた」というから、30分を要したであろうと考え出発は
午前4時30分。日没ギリギちに着いているので午後7時と
推定します。
 こうして、所要時間 14.5時間を割り出し、メロスは、
時速 2.7㎞で戻ってきたことを明らかにしたのです。
一真君の結論が振るっています。
---「今回調べてみて、メロスは全く全力で走っていない
ことがわかりました」「『走れメロス』というタイトルは
『走れよメロス』のほうがあっているなと思いました。」
 発想が柔軟で、好奇心も豊かだし調査能力もすごいと、
この座談会に登場の先生が評価されています。
 私も久しぶりに文庫本で20ページほどの短編ですが「走れ
メロス」を読んでみました。やはり名文章ですので、目頭が
熱くなりましたが、一真君の分析を元に読むと、メロスは、
全力で走ったという説明を疑いながら読んでいると気づきま
した。
 復路では、大雨のため増水し荒れ狂う川が橋を破壊し、
その濁流を泳ぎ切り体力を使い尽くし、その上に、王様が
つかわせたと思われる一隊の山賊に襲われながらも、3人を
打ちのめして隙をついて逃げ延びるなど難局を乗り越えなが
ら、日没寸前で親友の元にたどり着くという話ですが、
一真君の発想力とストーリーの展開力、そして分析力には
あっぱれ!恐れ入りました。
 最後に占部先生のこの一真君の研究に対する評価を紹介し
て締め括ります。
 この一真君の自由研究には、読解力をもとに地理や社会科
の知識、基礎的な天文常識や計算能力などを上手に使って
解明していくプロセスがみて取れるでしょ。これが期せず
して実現した「教科横断型」なんです。
今から必要なのはこうした学びですね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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2019年10月28日 (月)

『リーダーシップとは、ドラッカーの教え』

『リーダーシップとは、ドラッカーの教え』
 
  本日は、人間学を学ぶ月刊誌致知の10月号の連載第8回
 の「仕事と人生を活かすドラッカーの教え」を読み直して
 リーダーシップとは如何なるものなのかを学び直してみよ
 うと思います。このドラッカーの連載はドラッカー学会
 理事の佐藤等氏が寄稿されている文章です。
  今週のタイトルは「ミッションとリーダーシップは、
 読んだり聞いたりするだけのものではない。実践する
 ものである。(−「非営利組織の経営」より)という
 ドラッカーの言葉です。
  先ずは、経営の大本とも言える「ミッション(経営理念)」
 について話は始まります。文章から特に印象に残る言葉を
 抜粋していきます。
  完璧に暗誦できるミッションもリーダーの心得を説く研修
 もそれだけでは役に立ちません。単に頭の中にある情報だか
らです。情報は、行動を通じた実践により自分の知識や能力
になるのです。
 
 ミッションとは、その組織の社会的役割、使命を示した
ものです。組織も社会の道具ですから、必ず明確な目的が
なければなりません。
 
 どんな目的のために働いているかを知らずして主体的に
行動することはできません。ミッションは行動の唯一の
原点なのです。ドラッカーを敬愛する「ビジョナリーカン
パニー」の著者ジム・コリンズは、その著書で「時を告げ
るのではなく、時計を作る」と表現しました。
 
  すなわち素晴らしいアイデアやビジョンを持ったカリス
マ指導者を「時を告げる」と表現し、長く続く素晴らしい
組織を作ることを「時計を作る」と述べたのです。
 
 「時を告げる」という方法で人を惹きつけることは、その
 人が去れば組織が弱体化するということです。一方「時計
 を作る」という事は、人のカリスマ性に依存しないことを
 意味します。時計を作る際に欠かせないのは目的(ミッショ
 ン)を定めることです。
 
  ドラッカーは、リーダーシップとは人を惹きつける資質の
 ことではないと言います。リーダーシップとはミッションを
 追求し、社会の役割を果たそうとする姿勢のことです。
  
  しかし人の姿勢ほど曖昧で伝わりにくいものはありませ
 ん。それゆえ姿勢は日々の行動や仕事で示すしかありませ
 ん。日々の行動の積み重ねが敬意と信頼を生み、その積み
 重ねよって優れた組織の文化を醸成されます。
 
  そろそろ表題に掲げた「リーダーの真髄」ついての話に
 なります。
 
 
 「リーダーを作り上げるものは仕事である。リーダーとは
 仕事を通じて自ら作り上げるものである」
               −「非営利組織の経営」より
 
  ときに組織はリーダーの出現を待望します。しかし、生ま
 れつきのリーダーは存在しません。リーダーとは、成果に
 焦点を合わせ「なされるべきことは何か」を問うことで自ら
 をつくりあげた人のことです。
 
  こうして誕生したリーダーがなすべきことをドラッカーは
 明らかにしました。
 
 
 「リーダが最初に行うべきこと、全員が、ミッションを目に
 し、耳にし、それとともに生きることができるようにする
 ことである」        −「非営利組織の経営」より
 
 困難から逃げないこと、私心がないことは、古今東西の
リーダーの共通の条件です。加えてドラッカーは、リーダ
ーの絶対条件として真摯さを求めました。真摯さの欠如は、
敬意と信頼の源泉である「組織の文化」を破壊するからで
す。真剣さと誠実さは真摯さの要素です。
真摯さもまた実践の中で培われるものだということを忘れ
てはなりません。
 
 リーダーたらんとする者は、与えられた場を少しでも高め
ようと精一杯の努力をすることです。その姿が、そこに集う
人の意欲と能力を発揮させ百年、二百年と時を刻む
「時計をつくる」のです。
 
  以上、佐藤氏の語るドラッカーの教えを抜粋してまいりま
 しが、心底うなづいてしまう言葉ばかりです。
 
 
  リーダーが最初に行うべき、ミッションを全員が目にし、
 耳にし、それとともに生きることができるようにすると
 ありましすが、私は「藤橋家の誓い」という30ペー
 どの冊子をつくり、経営理念やミッション、幸せに生きる
 指針を平成二十七年にまとめました。その改訂版の政策に
 そろそろ取り掛かろうとしています。
 
  そして、私の次の仕事は、社員のみんなの知恵と意欲と
 能力を結集し、一緒に共に、これからも百年、二百年と時
 を刻む「時計をつくる」ことだと理解させて頂きました。
 
 人間学を学ぶ「致知」に学ぶことは膨大であり、いつも
 心を磨いてくれます。これからも「致知」を情熱をもって
 読み続け、心を磨いて参ります。
 
 最後までお読み頂きありがとうございます。
 
 
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2019年10月21日 (月)

『人間学を学ぶ月刊誌致知十月号「二十代をどう生きるか」』

『人間学を学ぶ月刊誌致知十月号「二十代をどう生きるか」』
 
 人間学を学ぶ月刊誌致知の連載「二十代をどう生るか」
の十月号に寄稿されているのは、社会教育家として八十三
歳のいまも講演・執筆活動に勤しむ田中真澄氏です。
 
 講演回数は七千回を超え、著書は九十五冊に及ぶそうです。
 今日は、多くの人たちに勇気と感動を与え続けておられる
 田中氏の「勤勉勤労の精神をモットーとせよ」というお話か
 ら、つかの言葉を抜粋し紹介させて頂きながら「自分の
 仕事」について考えてみたいと思います。
 
 
  先ずは田中氏が高校時代にお父様から聞いた今でも鮮明に
 覚えておられるという言葉から紹介します。
  
 「商売というのは簡単だ。太陽の様に生きればいい。太陽は
  二つのものを与えてくれる。それは熱と光。熱意を持って
  人に接すればその熱は自然と相手に伝わるし、光を照らし
  て手に存在を認めてあげれば必ずその人も自分のことを
  慕っくれる」
 
  これは、田中氏のお父様がある人から教わった言葉であり、
 お父様は、この二つだけは心の支えにして仕事をしてこられ 
 たそうです。そして、このお父様の勤労の姿勢が田中氏の
 原点になっていると言われています。
 また、田中氏は東京教育大学(現・筑波大学)を昭和34年に
卒業された後、当時まだ小さかった日本経済新聞社に入社さ
れますが、学生時代から「俺は将来、サラリーマンをやった
後、自分にできる何らかのビジネスで独立しよう」と志を
立てられます。その志について田中氏の言葉です。
「人間はひと度決心し、そのことについて常に意識し続ける
 と、不思議なくらい人から有益な示唆を得たり、ふとした
 瞬間にハッと気づいたりしますし、何より自らの行動が
 変わるものです。」
 私は、この言葉を読んで思い出したのが、自分の座右の銘
の一つにしているマハトマ・ガンジーの言葉でした。
『信念が変われば、思考が変わる。
 思考が変われば、言葉も変わる。
 言葉が変われば、行動も変わる。
 行動が変われば、習慣も変わる。
 習慣が変われば、人格も変わる。
 人格が変われば、運命も変わる。』
 田中氏はまだ当時小さかった日本経済新聞社に入社し希望
通り営業部に配属されますが、最初の二年間は、与えられた
仕事で期待以上の成果を上げようと日曜日も必ず出社し、
文字通り年中無休で働き続けられたそうです。そして、その
働く姿勢は、自己主張を一切せず、先輩から頼まれた仕事は
何でも「ハイ」と引き受けてやったことで、非常に可愛がら
れ、人脈を広げることができたそうです。
 田中氏は、今でも講演中に「年中無休・二十四時間サービ
スの精神が成功の秘訣」と説かれ続け、しかも、名刺にも
「年中無休・二十四時間受付」と書かれているとのことです。
 田中氏は、この文章の最後に次の様な、現代であれば少し
厳しいと言われる様な言葉を上げて締め括られています。
「いまの日本には「なるべく楽をして遊ぼう」という快楽
 主義が蔓延していると感じます。しかし、易きにつく小我
 を抑えて世のため人のために奉仕することが大事であり、
 そういう自己犠牲を続けていると、思わぬ収穫が得られる
 ものです。」
「日本は週休二日になった上に、祝祭日も増えている。
 こういう社会でのんきに育った若者は使いものにならない
 でしょう。若い時は一所懸命働き、うんと苦労して人間と
 しての土台を築かなければいけません。世の中の風潮に
 振り回されず、勤勉勤労をモットーに生きていかなければ、
 三十代以降の後半生で伸びないのです。
本日は、以上と致します。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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2019年10月14日 (月)

『読書習慣が学力を決める③ 致知9月号より』

『読書習慣が学力を決める③ 致知9月号より』
 
 
 先週、先々週のブログに続き、今回も人間学を学ぶ月刊
誌致知9月号の対談『読書習慣が学力を決める』について、
東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太氏しと「母と子
の美しい言葉の教育」推進協会会長の土屋秀宇(ひでお)
のお話を紹介させて頂きます。 
 前回は特にスマホによる脳の劣化や発達障害についての
お話を紹介しましが、今週はスマホによる乳幼児への影響
のお話から始めて参ります。
 今現在、川島所長が一番心配しているのが、乳幼児への
スマホの影響です。現在、大きな問題なってる愛着障害も、
一番の原因は実はスマホだということです。
以下、川島所長のお話です。
 多くの母親が、授乳時に子供を見ないでスマホを見てい
るんですよ。医療現場では、母乳を飲ませることが大切だ
ということは教えられるんですが、授乳がコミュニケー
ションだという教育は行われていないですね。ですから、
お母さんは、赤ちゃんにおっぱいあげながらスマホをいじ
っているんです。
 最近は知育アプリというものが出てきました。スマホの
画面に現れたキャラクターが「いないいないばぁ」をした
りするんですが、親はそれを見せておけば子供が賢くなる
と思い込んでしまう。結果的に親子がしっかり向き合わな
ければならない大切な時期に、スマホとばかりコミュニ
ケーションして育つ子供が山のようにいます。
 そして、川島所長は今、母親が子供に読み聞かせを行う
「読み聞かせのプロジェクト」をされているそうです。
 それはどんなんことかというと、読み聞かせをする際の
親子の脳をそれぞれ測るんです。すると驚いたことに、
母親の脳は前頭葉の真ん中の相手を思いやる領域、コミュ
ニケーションを司る領域が一番働いていたんですよ。
 親にとって読み聞かせというのは、文章を読むというよ
り、子供に高次のコミュニケーションを仕掛けて反応を読
み取る脳活動が活発になっていることが分かりました。
 ではその時に子供の脳はどうなってるかというと、話を
理解するときに働く前頭葉ではなくて、辺縁系という感情
を司る部分が活発に働いていたんです。
 つまり幼い子への読み聞かせというのは、親が子供に心
を寄せ、子供はそれを受けて感情を揺さぶられる、そうい
う作業だったことが脳科学で見えてきたんです。
通常の文章を聞いてる時の脳活動とは明らかに違う働きが
みられるんですね。
 山形県の長井市で、幼稚園児のいるご家庭に本を提供し
て実験しましてね。読み聞かせを受けている子供たちは、
やはり言葉を扱う能力が伸びていました。しかし一番大き
な効果は、親の子育てのストレスがガクンと減るという
ことだったんです。
 子供に読み聞かせをする時間が長ければ長いほど、それ
がデータにはっきり表れるんですよ。読み聞かせによって
親子の愛着関係がしっかり結ばれるので、子供が親を引き
付けるために悪さをしたり、親の理不尽な仕打ちを想像し
てビクビクしたりするということがなくなるんです。
 今現在、愛着関係がきちっと結べていない親子が多いの
が現状ですね。しかし、読み聞かせで親子の濃密な時間を
作ることが科学的に分かってきたことで、この問題に大き
な楔(くさび)を一つ打ち込むことができると思うんです。
 土屋会長は、先ほど紹介した、恐ろしいスマホ授乳の話
について次の様にお話をされています。
 スマホ授乳は、虐待に等しい行為と言わざるを得ません。
僕は昭和四十年に教員になった頃、発達障害の有病者は、
一万人に一人でした。これが二、 三年くらい前の調査で
は十五人に一人にまで激増している。 しかし、その多くは
愛着障害だと僕は解釈しています。
 そして、それは言葉の教育や、母と子のコミュニケー
ションによって愛着の再形成が可能であることを、ぼくは
活動を通じて実感しています。
 その上で子供たちにぜひとも読書を習慣にしてほしいと
思うのは、読書によって学力のみならず、徳性が顕著に
養われることを実感しているからです。
 思いやりや感謝、尊敬、利他心、抑制といったような、
人間だけが持つ高次元の心の働きを僕は徳性とよんでいる
んですけど、これが育つことが読書の何よりの効果では
ないでしょうか。
 この対談の紹介の締め括りに、川島所長の次のお話を
掲げます。
 読書をすれば先人の知恵に触れることができます。
そしてもっと大きいのは、そこから新しいものを生み出し
ていけることです。人類がこれまで、そうやって未来に
思いを馳せてきたからこそ発達してきたんです。
 そういう意味で、今は人類の発達を止める社会になって
いて、そこに抗(あらが)う一番大きな力を持っているのが
読書だと僕は思っています。未来をつくるという点に読書
の意義があると僕は思っているんです。
 是非、一人でも多くの人が読書を習慣とし、読書を通じ
て語彙を蓄え続け、脳を発達させて新しく素晴らしい世界
を創造していきたいものです。
 
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
 
 
 
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2019年10月 7日 (月)

『読書週間が学力を決める② 致知9月号より』

『読書週間が学力を決める② 致知9月号より』
 
 
 先週のブログに続き、今回も人間学を学ぶ月刊誌致知
9月号の対談『読書週間が学力を決める』について、
東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太氏しと「母と子
の美しい言葉の 教育」推進協会会長の土屋秀宇(ひでお)
氏のお話を紹介させて頂きます。
 
 この対談の内容は、かねてより指摘されてきた読書離れ
に、便利な情報端末の普及なども相まって一層拍車がか掛
かっているとことに対する大切な警笛とも言える内容です。
 
 また逆に、近年脳科学の目覚ましい発展により、読書の
重要性が改めて注目を集め始めており、その研究成果から
読書が如何に大切であるかを教えられます。
 
 先週の予告で、前回に続き今週は、更に川島先生と土屋
先生の研究成果の具体的に読書が脳の成長のために如何に
大切かということと、また、スマホなどの情報端末の使用
による脳の破壊という恐ろしいお話を紹介して参ります。
 先週紹介した通り、認知症の高齢者の方に文章を読んで
いただく実験をしら、薬を飲んでよくならなかった方が
よくなるという、奇跡のようなことが起こったということ
でしたが、一般の成人にも読書が大きな効能があることを
実験で証明されています。川島所長は、最近脳を鍛える
ことをテーマに会社をつくり、そこへある企業から「ホワ
イトカラーの創造性を伸ばしてほしい」という依頼を受け
ました。言われたことしかできない社員さんを何とかして
ほしいと。
 そこで川島所長がされたのは、文庫本を二冊渡しただけ
です。これを一か月後に実験すると、ちゃんと読んでくれ
た社員さんは、見事にクリエイティビティーガ上がってい
ました。そのまま読書が習慣になって、課題の本以外にも
読んできたひとはもっとその伸びが顕著でした。しかし、
さぼった社員さんは横ばいのままだったんです。ですから、
本を読めばクリエイティビティが高まるというのは既に
証明済みなんですよ。
 クリエイティビティというのはまさに語彙力であり、
文章を読み、扱うところの脳から出てくるものですから、
まず読書してもらうことでクリエイティビティガ高まる
だろう。その上、普段使わない語彙が使われている少し
古い本を読むとより良いということです。
 川島所長は、スマホの弊害についても研修をされてい
ます。その恐ろしい実験結果を披露します。
 スマホやタブレットの利用時間が長い子供たち約200人
の脳の発達を、MRI(磁気共鳴画像)を使って三年間調査し
たことがありましてね。利用頻度の少ない子はちゃんと
三年分発達していたのに、利用頻度高い子は脳の発達が
止まっていました。言葉を司る前頭葉と側頭葉の発達が、
右脳も左脳も止まってしまって、白質という情報伝達の
役割を果たす部分も大脳全体にわたって発達が止まって
いたんです。
 もう少し詳しく見ていくと、スマホやタブレットの
利用が一日一時間未満、もしくは使わない子は特に影響
はないんですが、それが一時間以上になると、利用時間
に応じて学力に対するネガティブな影響が大きくなるん
です。
 ですからスマホ、タブレットの使い過ぎは、明々白々に
脳の発達を阻害しています。学力を含めですべての能力が
うまく発現できない状態に陥ってしまい、いくら勉強して
も睡眠を充分とっても成績が上がらない。先週紹介した、
読書の効果の逆です。
 これは大学生を対象に実験した時も同じでした。スマホ
やタブレットを手放せない学生は、大脳白質を中心に画像
でハッキリ分かるくらい劣化している。その上、鬱的な
状態も発現しやすいし、自己抑制能力も大幅に低下する
ことがわかっています。
 あまりにもハッキリとデータに現れるので、スマホを長
時間使い続けることで特定の遺伝子に何か起こっているの
ではないかと考えて、最近はその解析に取り組んでおられ
るそうです。
 対談のお話は、まだまだ続きまが、今回はここまでと
して、次回はスマホの弊害のみならず、乳幼児へのスマホ
の影響などについてのお話を紹介して行きます。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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2019年9月30日 (月)

『読書週間が学力を決める① 致知9月号より』

『読書週間が学力を決める① 致知9月号より』
 
 人間学を学ぶ月刊誌致知9月号に本日の表題に掲げ
『読書週間が学力を決める』というタイトルで東北大学
加齢医学研究所所長の川島隆太氏しと「母と子の美しい
言葉の 教育」推進協会会長の土屋秀宇(ひでお)氏の
対談があります。
 
 この対談の内容は、かねてより指摘されてきた読書離れ
に、便利な情報端末の普及なども相まって一層拍車がか掛
かっているとことに対する大切な警笛とも言える内容です。
 
 また逆に、近年脳科学の目覚ましい発展により読書の
重要性が改めて注目を集め始めています。
 
  特に致知に二度目の登場となる東北大学の川島所長様の
 脳科学の研究実証で、読書がどれほど脳を刺激し、学習
 能力や集中力を高めるかというお話や、スマホなど情報
 端末の使用する事で脳に障害を及ぼす事がわかっています。
 
  その実際の研究実証データを紹介しながら、読書の重要
 性とスマホなどの危険性について考えてみたいと思い思い
 ます。
 
  それでは、早速に川島所長の研究実証の事例を、川島
 所長様の語りのまま紹介して参ります。
 
 

 脳というのは、新しいことをしたり、難しいことをした

するとよく働くというのがこれまでの通年でした。
 ところが実験を通じて、脳は文章を読む時に見たことも
ないくら活発に働いていることが分かったんです。
 そこで認知症の高齢者の方に文章を読んでいただく実験
をしてみたら、薬を飲んでよくならなかった方がよくなる
という、奇跡のようなことが起こったんです。
 仙台市の教育委員会と学術協定を結んでいて、市内の
公立小中学校に通う七万人強の子供たちの学力データを
十年近くにわたって追跡調査していましてね。そこからも
読書習慣を持っている子の学力が明らかに高いというデー
タ得ているです。
 脳の測定をさせてもらうと、読書習慣を持ってる子は脳
の発達がとてもいい。大脳の言語半球の神経繊維という
電線の連絡する部分、ここの発達がすごくよくなっている
ことがわかりました。
 読書の効果が脳にはっきりと現れているということです。
 実際にどれだけ学力に差があるかといいますと、読書を
全くしない子が平均点を超えるには、家で毎日二時間勉強
して、かつ睡眠を六時間から八時間キチっととらなければ
なりません。
 ところが読書を毎日する子たちは、家での勉強時間が一
時間も充分で、あとはちゃんと睡眠さえとっていれば平均
点を軽く超えるんです。
 さらに、毎日一時間以上読書する子たちは、宿題さえ
ちゃんとしていれば、あとは適切な睡眠時間が確保される
と楽々平均点を超える。それくらい、激烈な学力の差が生
まれることが分かったんです。
 そして、そして、まだまだ読書の効果について川島所長
と川島会長の研究の成果の内容を披露していきます。
 豊富な読書体験を通じて、内なる力としての言葉、内言
語を蓄えておくことがとても大事なことだと思います。
 よい出力をするには、その前に十分な入力が必要なんで
すが、今の日本の学校教育はそこが圧倒的に足らない。
そういう危機感があって、僕は独自の国語教育をずっと
やってきたわけです。(土屋会長)
 脳科学的に見ても、読書を通じて語彙を蓄えるというの
はとても大事なことです。実験で一番驚いたのはいわゆる
クリエイティビティー、何が新しいもの創り出す創造性は
脳のどこから生まれてくるのかを調べたら、語彙を格納す
る部位と言葉を扱う部位が一番よく働いていたんです。
それは言葉ではなく、イメージを膨らませて何かを生み出
す時もそうなんですね。
 ですから新しいものを創造する高次な活動も、すべて
その人の語彙がもとになっているというのが実験を通じて
の僕の結論なんです。
 湯川秀樹博士の「創造性の発言には相当大量の語彙の
蓄積が必要だ」その言葉に通じるわけです。(土屋会長)
 ということで、今日のこのブログでは、読書が脳を
活性化させる研究実証のお話の触りの部分について紹介
させて頂きました。
 来週は更に川島先生と土屋先生の具体的に、読書が脳
の成長のために如何に大切かということと、スマホなど
の情報端末の使用による脳の破壊という恐ろしいお話を
紹介する予定です。
乞うご期待です。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
 
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2019年9月17日 (火)

『「世界一最高の笑顔」と「返事は0.2秒」』

『「世界一最高の笑顔」と「返事は0.2秒」』
 先週前回のこのブログで、ドラッカーの人生に対する
「何によって憶えられたいか?」という問いに対する私の
答えは、先ず、我社の経営理念の冒頭の文句にもある笑顔
という言葉から、
「世界一の最高の笑顔で・・・」というフレーズが浮かん
できたということと、野坂礼子氏の「人生を変える笑顔の
作り方」という著書から運の良い人の共通点十一項目を
抜粋し紹介させて頂きました。
 
 また、私の「何によって憶えられたいか?」の問いの
答えとして、『笑顔』に続くのが、京大第十六代総長の
平澤興先生のお言葉、
「感謝するということは、人間が楽しく生きて
 周囲を明るくし 喜びを与える最高の姿である。」
という様な生き方を常にしたいということです。
 私は、人間が幸せに生きる大原則が先ず「笑顔」で楽しく
活きることであり、その能動的な行動が「はい!」という
素直に即座に返事ができることではないかと思います。
 我社は、オリジナルの経営理念に加え、社是ともいう
べき「4つの鉄板ルール」があります。多くの方が
ご存知の通り、中村文昭氏の師匠直伝4つの鉄板ルールを
厚かましくも「藤橋家4つの鉄板ルール」として掲げ、
その実践ができる様に毎日朝礼で唱和し、その意義を確認
し合っています。
先ずは、その「4つの鉄板ルール」をここで改めて掲げます。
一、返事は0.2秒!
一、頼まれごとは試されごと!
一、出来ない理由は言わない!
一、そのうちと言わず、今できることをやる!
この「4つの鉄板ルール」の全ての基本が最初の言葉の
「返事は0.2秒!」です。
我社の経営の指針書というべき私の書いた「藤橋家の誓い」
に、この「4つの鉄板ルール」について書き記した言葉を
ここに紹介します。
 人間関係で一番大切なのは人に好かれることです。もっと
言えば「使われやすい人間になれ」ということです。この
「返事は0.2秒がその極意なのです。
・・・中略・・・
 あれをやれ、これをやれと人様が言いやすい人間になれ
ば、様々な仕事を経験でき、使われながら引き立ててもら
うこともできる様になるのです。
 今日は、この「はい」という返事についてもう少し考え
てみたいと思います。前回のブログでも引用した野坂礼子氏
の「人生を変える笑顔のつくり方」という同じ著書から、
「はい」とはいかなるものか説明している文章を紹介します。
『「返事」は日常行』
 返事の「はい」は「拝」と書きます。「拝(おが)む」と
いう意味ですね。
「拝む」は、感謝すること、尊敬していることを表します。
手紙の拝啓も、実は同じ氣持ちを表しています。
 手紙では「拝啓」も、実は同じ氣持ちを表しています。
手紙では拝啓で、顔合わせときには「はい」の返事なので
すね。
 日本人の心の奥には、感謝し尊敬し合う氣持ちが息づい
ているようです。
「立つより返事」と言われます。返事はすぐに、大きな声で。
 それができたら笑顔をプラスしましょう。ニッコリの
ついた返事ができたら、呼びかけた人は、どんなに気持ち
が良いでしょう。
 
 あなたのニッコリから「あなたのおっしゃることを喜ん
で受け止めます」「あなたの存在そのもの喜んで受けとめ
ています」というメッセージが伝わるのです。
 感謝と尊敬のある人間関係を築くことは、人間として
最高最大の成長目標です。
 野坂氏が書かれている通り、ニッコリのついた笑顔で、
しかも素直な氣持ちで「返事は0.2秒で!」ができれば、
これほどのツキを呼ぶ活き方は、他になしと言えるのでは
ないでしょうか!! 「笑顔の力」、「返事は0.2秒」も
鍛え続けてこそ、心も磨かれていきます。
 私も「笑顔の力」や「返事は0.2秒」を実践し、心を
磨き続けることで、自分が幸せになり、周りの人をも明る
くできると実感しています。生きている限り大いなる希望
を持って、「笑顔の力」と「返事は0.2秒」の実践し
心を磨き続けて参ります。
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2019年9月 9日 (月)

『何によって憶えられたいか! 続編「笑顔」について』

『何によって憶えられたいか! 続編「笑顔」について』
 前回のこのブログで、ドラッカーの人生に対する問いで
ある「何によって憶えられたいか?」という言葉について、
月刊誌致知の8月号の佐藤等氏の連載「仕事と人生に生か
ドラッカーの教え」から色々な言葉を抜粋し紹介させて
頂きました。
 あれから私は、このドラッカーの人生に対する問いが
気になり、何度も思い出しては、この問いに対する明確な
答えを出そうとする様になっています。
 この問いに対して先ず思いついた言葉が、我社の経営
理念の最初の『笑顔と喜びと活気に溢れ・・・・』という
言葉です。
 私の何によって憶えられたいかの最初の言葉は、自然に
出てきたのが、「世界一の最高の笑顔でいつも喜びと活気
に溢れ・・」から始まりました。
 では、その世界一の最高の笑顔になる為にはどうすれば
良いのか自分に問いただしてみました。
 これまでにも笑顔についての書籍は何冊も読んで、それ
なりにというか、多少は「笑顔」のトレーニングはして
たとは思いますが、まだまだ生ぬるいと反省し、改めて
笑顔について学び直そうと思い、アマゾンで笑顔について
の書籍を検索し数冊注文しました。
 最初に注文したのが野坂礼子さんという方が書かれてい
「人生を変える笑顔のつくり方」です。
 
 この著書の「はじめに」に書かれている言葉を少し抜粋
します。
 運命とは、命を運ぶと書きます。
命を運んでいるのは、誰でしょう。自分の命を運ぶのは、
自分ですね。
 
 日常何げなくやっている行動パターン、考え方、使う
言葉、また何を願っているかによって人生、運命は変わっ
てくるのです。・・・・中略・・・・
 
「生き方のコツ」をマスターして上手に運を開くってむず
かしい?
 いいえ、簡単です。
 
 やる気さえあれば! 誰にでもできて、お金もそんなに
かからず、即効性があって、しかも副作用のない「生き方
のコツ」があるのです。と書かれています。
 この著書の第一章は「生き方を変えるセラピー」で、
その最初の方に「運の良い人の共通点として十一項目が
紹介されています。その十一項目とは次の通りです。
「運の良い人は、こんな人です!」
・明るく、よく笑う・・・成功したから笑うというより、
 笑っていたから成功したのです
・声が大きい・・・「こんにちは」「おはようございます」
 と元氣良く挨拶する
・人と目線がキチンとあう・・・人の目を見て挨拶や話が
 できる
・行動力がある・・・良いことを学ぶとすぐ実行する
・謙虚さ、素直さがある・・・目下の人にも学ぶ、こだわ
 らない(頑固でない)
・学ぶことが好き・・・よく本を読む、人の話をよく聴く
・プラス思考である・・・自分や人の物事の良い面を見て
 暮らす
・聴き上手である・・・人の話に耳を傾け、一生懸命に
 聴く
・目標を持っている・・・具体的な目標をもっている
・感謝する・・・何かにつけて「ありがとうございます」
 と言う
・人を喜ばせるのが好き・・・人を大切にし、人のために
 なることが氣軽にできる
 これを読んで皆様はどの様に感じられたでしょうか?
私は、わりと当たり前のことの様に感じられる項目がほと
んどですが、ただ8番目の「聴き上手である」かどうかと
というと、私は、こちらから話をし過ぎて、先ずは聴くと
いう姿勢が欠けていると、常日頃からそれなりに反省して
おり、最近は少しずつですが、この聴き上手になろうと
努力をしているつもりです。
 そして、「何によって憶えられたいか?」の問いの答え
として、『笑顔』に続くのが、京大第十六代総長の平澤興
先生のお言葉の様な活き方です。
そのお言葉とは、
「感謝するということは、人間が楽しく生きて
 周囲を明るくし 喜びを与える最高の姿である。」
 このブログを書きながらふと感じたことは、ドラッカー
の人生に対する問い「何によって憶えられたいか?」とい
う問いに対する答えを明確に持つことことは非常に大切な
ことであり、ドラッカーが父親と高明な学者との会話から
得た次の三つの教訓は私も大切にしなければならないと
思いますが、
 
三つの教訓
・第一に、この問いを長い人生をかけて問い続けていく
 ことを。
・第二に、その間、答えが変わっていかなければならない
 ということ。
・第三に、人に憶えられるということは、単になりたい
 自分になるのではなく、人を素晴らしい人に変えること
 をとおして実現する。
 
人に憶えられるという考え方・生き方よりも、私達日本
は、心の奥底で密かに思う『信念』、我は如何に活きるべ
きか!という自分に対して問い続ける活き方の方が何か
大切なことではないかとも思えてきました。
 
 何はともあれ、笑顔力を高め、先ほど紹介した「運の良い
人の共通点十一項目を実践し、平澤興先生のお言葉を実現
する様な活き方に少しでも近づける様に活きて活きたいと
思います。
 本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
 
 
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2019年8月26日 (月)

『致知8月号ドラッカーの教え「何によって覚えられたいか」』

『致知8月号ドラッカーの教え「何によって覚えられたいか」』
 今日は、人間学を学ぶ月刊誌致知8月号の「仕事と人生
に生かすドラッカーの教え」のテーマ「何によって憶えら
れたいか」というドラッカーの座右の問いとも言える名言
について、ドラッカー学会理事の佐藤等の話を紹介しなが
ら如何に生きるかということを考えてみたいと思います。
 今回の連載のサブタイトルが、
『今日でも私は、いつもこの問い、「何によって憶えられ
 たいたか」を自らに問いかけている。これは、自己刷新
 を促す問いである。』
         ドラッカー著「非営利組織の経営」(1990)
 
 この文章の冒頭に佐藤氏はドラッカーがこの言葉を初め
て知らされた時の話を紹介されています。
 繰り返し用いる問いを持っているだろうか。座右の銘な
らぬ座右の問い -「何によって憶えられたいか」はその問
いです。
 この問いをドラッカーが聞いたのは、十三歳の宗教の
時間でした。先生である牧師は、問いを発した後、この
ように続けました。
「答えられると思って聞いたわけではない。でも五〇に
なっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことに
なるよ」
 この先生の問いは、その後ドラッカーを始めその生徒達
には相当なインパクトを与えた様です。何故なら、六〇年
ぶりの同窓会で、この問いが大いに話題になったというの
です。
 さて、副題のドラッカーの言葉「自己刷新を促す問い」
とは、言い換えれば、昨日よりも少しでも良い仕事をしよ
う、顧客に喜んでもらおうという姿勢で成長し続けるため
に自分に向けられた問いであると言えます。
 では、「何によって憶えられたいか」に応えることは、
志を立てることと同義と言えます。ではどうすれば「憶え
られる」のでしょうか。佐藤氏は次の三つを挙げておられ
ます。
 第一に、違いを生み出すために自らを磨き続け、卓越性
を追求することです。他人と同じ水準の仕事では覚えられ
ることはないからです。
 第二にその卓越性を用いて日々実践し、成果をあげ続け
ることです。成果とは自分以外に起こる変化です。成果な
しに人が記憶に留めることはありません。
 第三に、その成果が「あの人のおかげで」など何らかの
影響を人に及ぼすことです。目的は憶えられることではな
く志を揚げ日々自己刷新を遂げることです。
 ドラッカーは四十歳の時に、自分の父親と死期の近づい
た世界的に公明な経済学者シュンペーターとの間で交わさ
れた会話を耳にします。
 シュンペーターは、死期が近づいたと言えども「何に
よって憶えられたいか」という問いを持ち続けていました。
 それは、
「その問いは今でも、私にとっては大切だ。でも、昔とは
 考えが変わった。ある今は一人でも多くの優秀な学生を
 一流の経済学者に育てた教師として憶えられたいと思っ
 ている」
「私も本や理論で名を残すだけでは満足できない歳になっ
 た。人を変えることができなかったら、何も変えたこと
 にはならないから。」
 実は、この偉大な学者シュンペーターの若き日の「何に
よって憶えられたいか」の問いは、
「ヨーロッパ一の美人を愛人にもつヨーロッパ一の馬術家
 として、そして世界一の経済学者として憶えられたい。」
だったそうです。
この話からドラッカーは、三つの教訓を得ます。
・第一に、この問いを長い人生をかけて問い続けていく
 ことを。
・第二に、その間、答えが変わっていかなければならない
 ということ。
・第三に、人に憶えられるということは、単になりたい
 自分になるのではなく、人を素晴らしい人に変えること
 をとおして実現する。
              ということを学んだのです。
 この文章の佐藤氏の締め括りの言葉を紹介して締め括り
ます。
「何によって憶えられたいか」という問いに向きあう時、
 自分は人間としてどうして生きたいか、自分がどのよう
 に働けばもっと素晴らしい組織や社会になるかをも深く
 考えさせれます。
  真の志とは、常に自分の心の底にあって、時々にその
 念頭に表れ自らを導き、困難ににあえば自らを励ます
 ものです。ことの大小にかかわらず志を持って生きる
 ことが自分の人生の信仰に導く要諦といえましょう。」
「何によっと憶えられたいか」というこの問いに皆様は、
明確に自信を持って答えられるでしょうか?
 私は、答えられないことはないものの、本当にそれで
良いのかと、明確に自信があるとは言えません。
 この問いは、ドラッカーの言葉の通り、長い人生を
かけて問い続けていかねばなりませんが、先ずは明確に
自信を持って答えることができる様に来月の9月までに
志をシンプルに纏め上げようと決めました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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2019年8月13日 (火)

『二十代をどう生きるか 仕事とは?』

『二十代をどう生きるか 仕事とは?』
 今回も人間学を学ぶ月刊誌致知7月号から感銘を受けた
お話を紹介します。連載第98回目となる「二十代をどう生
きるか」に登場されているのが戦略家・マーケターの森岡
毅氏です。森岡氏は独自のマーケティング手法を武器に、
経営危機に瀕していたUSJ(ユニバーサル・スタジオ・
ジャパン)をV字回復へと導びかれました。その再建成功の
原点は、二十代の頃に重ねた挫折と失敗の経験にあると
森岡氏は言われています。
 森岡氏は神戸大学経営学部を卒業後にP&Gの宣伝本部
に入社されます。その時の上司が、「セブンイレブン」の
異名を取るほど文字通り朝7時から夜11時まで必ず働き、
休日出勤も厭わない方だったそうです。また、P&Gの
社員と森岡氏の仕事力や感性の格差を思い知らされ完全な
挫折をされます。
 その時の事を森岡氏は、自信過剰な人間が自信破産を
経験し、どん底まで追い詰められたと。
 しかし、このどん底を知った時に生き方を見出し、それ
から一直線で今につながっていると言われています。
 どん底に落ちた時、森岡氏はその「セブンイレブン」の
上司に導かれながら仕事のやり方を変えていきます。
絶対に残業はしない、しかし、一分一秒の集中力にこだわ
る仕事をしていくようになるのです。
 この文章で森岡氏が二十代の方々に、仕事とは如何なる
ものか、仕事に対して如何に臨むべきかということを気魄
を持って伝えようとされています。そのお気持ちは私の心
をも貫く様な強い、そして、優しい想いであり、是非、特
に若い方々に読んでもらいたいと思いここに抜粋し、紹介
します。
①先ずは、一分一秒の集中力にこだわる仕事のやり方に
ついてです。
 仕事の優先順位を考え、数ある仕事の中からより重要な
仕事を取捨選択し集中的に取り組む。突発的な仕事が入っ
てくることも想定して予め時間を確保する。ただ、それだ
けでは五時半に帰れないことが多かった。
 なぜなら、私の時間は私一人の都合で動いているわけで
はなく、一緒に働く仲間との関わりの中で決まるからだ。
 そうすると、自分一人の段取りはもとより、他部署を
含めたチーム全体のマネジメントをしなければならない。
ここでようやく持ち前のリーダーシップがイキテきた。
 自分の苦手なことに関しては、本気で人に頭を下げ、
助けを求めると共に、時間を無駄なく効率的に使うべく、
一分一秒の集中力にこだわる働き方を実践していった。
その結果、仕事のパフォーマンスが徐々に向上していった
のである。
 この時の経験から言えるのは、いままで二〜三日かけて
やっていた仕事を二〜三時間に圧縮して完遂する、それを
ほとんどの仕事において可能だということだある。
 大抵の場合、残業を前提にしている人はこの仕事をもっ
と短時間で終わらせるためにはどうするかということを考
えない。だから能力が伸びないのである 
 残業することの最大の問題点は自分の能力を質的に伸ば
す習慣が身につかなくなることだと思う。少なくとも私は
残業をベースにせず、働く時間の密度を上げる努力を積み
重ねることで、なんとか結果を出せるようになり、自分を
磨き高めることができた。
②二十代の時に当たり障りのないことばかりやって、挫折
も失敗も経験しないと、自分の強み・弱みがわからない。
二十代の特権とは、己の特徴を知るための様々な経験を
貪欲に追求できることだろう。
 三十代、四十代になると立場的に大きな失敗ができなく
なる。二十代では失敗しても失うものは少なく、むしろ
得られる成果のほうが多い。ゆえに、徹底的にチャレンジ
して、あちこちにぶつかって、傷だらけになってほしい。
その「傷」が「気づき」になり、人間を大きくしてくれる。
「迷った時は厳しい方を取れ。」
③人生の中で最も体力・気力に溢れた二十代の時期に、
自分が注ぎ込む仕事に対してワクワクしたくないか、
ということだ。それは安心して楽に達成できることを毎日
繰り返していては決して得られないと思う。
 ワクワク充実した人生を送るために、チャレンジは不可
欠なのだ。自分にとって意味のあるチャレンジが何なのか
を、しっかり考えていただきたい。
④鍛えれば鍛えるほど心も体も能力も伸びていくので、
いまの自分の力が百だとしたら、百二十〜百三十のチャレ
ンジは必要だと思う。具体的には自分がいま携わっている
仕事がいずれも勝算が立つものならば、それ以外に最低一
つはいままでやったことがない、できないかもしれない
けれどやりたい、というプロジェクトを常に持っておくと
いうこと。
⑤毎日ただ普通に暮らしているだけでは、あっという間に
二十代は過ぎ去ってしまう。高いバトルフィールドを求め
て必死にもがき限界ぎりぎりを歩む。そういう二十代を過
ごしていけば、自分の目指すキャリアに近づくに違いいな
い。悩んだ分だけ人はより高く飛べるのだから。
 
 森岡氏のお話の紹介は以上と致します。
致知を読むことは、歴史的な、そして、現代の大人物の
教えだけでなく、この世の中で目立たなくても、必死に
人生を生き抜き、自分の人生を世の為人の為に尽くして
おられる、正に一灯照隅らす生き方をされておられる尊い
方々から学ぶことができます。
 
 そして、この自分の魂を命の限り少しでも磨いて美しく
していきたいという想いで読ませて頂いています。
 是非、一人でもこの致知を手に取り、読んで頂きたいと
切に願いながら本日のこのブログを締めくくります。
ありがとうございます。
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