2017年1月23日 (月)

『愛国心について』

『愛国心について』
本日の標題に掲げた愛国心と言う言葉自体や、国家君が代
や国旗日の丸までもが、私達日本人の戦後教育の中で否定
され続けてきました。
これは日本人の心を骨抜きしてしまおうと云うアメリカの
占領政策によるものでしたが、日教組の教育者たちが強力
に『愛国心』などの否定教育を推進し、子供達を洗脳して
きました。

今日は人間学を学ぶ月刊誌致知1月号の『福田恆存(つねあ
り)に学ぶ日本人の志』という、現代文化会議代表の佐藤
松男氏の文章から、感動的な福田恆存先生の愛国心につい
感動的な言葉を紹介いたします。

『私たちが自分の国に愛情を持つためには、自国が世界で
 最も美しくもっとも良い国であり、一度でも間違いを犯
 したことがない国である必要がどこにあるか。自分の国
 だから愛する、それ以外に何の必要もありますまい。
 早い話が、子は親を、親は子を、夫は妻を、それが世界
 で最も立派であり、最も優秀であり、最も美しいから愛
 するのか。そんなことはありますまい。』

 佐藤氏は、福田先生の言葉に次の様な説明をされていま
す。

 国家は権力の象徴なのではなく、国を愛するのは人と
ごく自然な行為であり、そして愛国心は、他国との優劣
比較によるのではなく、その国に生まれてきたと言う
宿命観に立脚すべきと先生は説かれているのです。

 福田先生は、タブーとして誰もが恐れて触れようとしな
いテーマにも鋭くメスを入れて評論する。
 これが福田先生の一貫したスタンスだったそうです。
それは平和論だけではありません。民主主義や人権、日本
国憲法、さらに当用漢字現代仮名遣いの国語問題に至る
まで淡い広い分野にを及ばれたと言うことです。

 ポツダム宣言もその一つです
 福田先生は昭和40年にこう論評されています。

『日本の進歩的知識人は、ポツダム宣言の内容を伏せ、
 曖昧にし、それが無条件降伏を意味するがごとき錯覚
 を国民大衆に与え、平和憲法を謳歌強要して来た、
 その戦後責任は戦争責任と同様、今日、改めて糾弾され
 るべきものではないでしょうか。

 佐藤氏の次の様に補足説明を加えています。

 ポツダム宣言の無条件降伏が日本の軍隊に対するもの
あり、政府や国民に対するものでない事は、最近よう
く国民の間で少しずつ知られるようになりましたが、
福田先生は50年前にその事実を指摘しそれを覆い隠して
いた進歩的知識人を厳しく批判されていたのです。
その卓越した見識にはただ驚かされるばかりです。

もう一度福田先生の愛国心についての言葉を読み直します。


『私たちが自分の国に愛情を持つためには、自国が世界で
 最も美しくもっとも良い国であり、一度でも間違いを犯
 したことがない国である必要がどこにあるか。自分の国
 だから愛する、それ以外に何の必要もありますまい。
 早い話が、子は親を、親は子を、夫は妻を、それが世界
 で最も立派であり、最も優秀であり、最も美しいから愛
 するのか。そんなことはありますまい。』


 私は以前テレビを見ていた時に社会党系の女性議員が
教育問題について話をしている時に、なぜ愛国心を強要し
ないといけないのですか、という訳の分からないことを
言っていることに驚愕したことがあります。

 家庭で親が子を、そして子が親を愛する様に、自分の国
を愛することが、極々自然であり、とても大切なことであ
るということを改めて強く再認識をさせていただきました。

 福田先生の国家や家族について語られている様に、私は
会社の経営者として、我社に尊いご縁で入社された皆様を
本当の親切と思いやり、そして真心と愛の心で貫き通し、
経営に専念していかねばならないと強く感じた次第です。

 最後に坂村真民先生の願いと言う詩を掲げて締め括りた
いと思います。

『 願い 』

 日本を
 楽しい国にしよう
 明るい国にしよう
 国は小さいけれど
 住みよい国にしよう
 日本に生まれてきてよかったと
 言えるような
 国造りをしよう
 これが二十一世紀の日本への
 私の願いだ


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2017年1月16日 (月)

『年頭の挨拶 今年は我社の飛躍の年になります。』

『年頭の挨拶 今年は我社の飛躍の年になります。』
 

 新年明けましておめでとうございます。
 今年も1月4日(水)午前八時より本社事務所にて
式を開催させて頂きました。

 最初に私が挨拶をさせて頂き、新た年を迎え今年
の抱負を述べました。そして、部課長六名も新年の
抱負を堂々と発表して頂きました。
 その抱負の思いを強めるために改めて今年の抱負
をここで振返ってみようと思い立ちまとめ直しまし
た。
 昨年の十月に我社が創業101周年を迎えたことで、
更なる百年の二百年企業となるために、全社員で思い
を一つにするためのプロジェクトを企画し実行致し
ました。今から十年先の2026年から、今を振り返る
バックキャスティングの映像DVDの作成や、全社員
代表して、六名の社員が 「これまで、そして、これ
からの百年」という題で思いを発表したり、楽しい
興などを真剣にやってくれました。

 DVDの制作や司会は、特別の才能を持つ友達である
プロにして頂きました。そして、色々なアドバイス
も頂戴しましたし、素晴らしい芸術的とも言える
映像やDVDの作成もして頂きました。

 しかしながら祝賀会の企画や段取りは、社内でプロ
ジェクトチームを作り、そのメンバーが中心となり
計画を練って参りました。余興や楽しいアトラクショ
ンも自分たちで考えとても素晴らしい社内の記念事業
になったと喜んでいます。特に、社員代表の六名が
「これまでの、そして、これからの百年」と題して
発表した想いも、閉会時の取締役部長の挨拶も堂々し
ていて素晴らしいく、社員の成長を実感できたとても
嬉しい瞬間でした。

 我社と社員の皆さん達が、人の世のために役立ち、
人様に喜んでもらえるように成長し発展し、永続し
けていかねばならないと強く信念させて頂きました。
 たまごのパッキング工場(GP)では、増え続ける
注文に対応するために、連日、朝早くから夜遅く迄、
一生懸命対応してくれています。
 
 かつてGPで働いていた営業部の責任者が、営業
の部下と一緒になって、多忙を極めるGPの応援を
い、配送や生産、して、片付けなどの応援をを率
してしているのをみて、助け合う、協力しあえる会社
になってきたということを嬉しく感じています。

 また特に中堅・若手の社員が成長してきたとうこと
実感させて頂いています。


 元旦の新聞広告に姫路経営者漁火会の会長が、会社
の広告を入れておられました。その広告は、その会長
様が紋付袴姿で、明るい笑顔で富士山をバックに堂々
と胸を張って一人立っておられるというものです。

 私は、その広告を見た瞬間、びっくり、驚き、感動
し、自然に「想いは必ず叶う」という言葉が心から湧
き上がってきました。

 更なる百年の二百年企業となるために、力強く一歩
を踏み出したこと、そして、我社の社員が成長してい
ると実感していることなど、また、新たな事業である
「たまごや」や「業務スーパー」などが会社事業の
牽引役となってきたことなどを鑑み、今年は、『我社
大いなる飛躍の年』になると確信しています。

 松下幸之助翁の言葉に『時』についての私の好きな
言葉を紹介します。
『何事をなすにも時というものがある。時=それは
 人間の力を超えた、見えない大自然の力である。
 いかに望もうと、春が来なければ事は成就せぬ。
 冬が来れば春はま近い。桜は静かにその春を待つ。
 それはまさに、大自然の恵みを心から信じきった
 姿 と言えよう。

  わるい時が過ぎれば、よいときは必ず来る。おし
 なて、事を成す人は、必ず時の来るの待つ。

  あせらずあわてず、静かに時の来るのを待つ。
 時待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。だが何
 もせずに待つことは、僥倖(ぎょうこう)を待つに
 等しい。

  静かに春を待つ姿は、一瞬の休みもなく力をたく
 わえている。たくわえられた力がなければ、時が来
 ても事は成就しないであろう。時を得ぬ人は静かに
 待つがよい。大自然の恵みを心から信じ、時の来る
 のを信じて、着々とわが力をたくわえるがよい。
 着々とわが力をたくわえる人には時は必ず来る。
 時期は必ず来る。
         松下幸之助翁『道はひらく』より

 私は、この松下幸之助翁のお言葉を我が励みとして、
勇気をもらい、「今年は我が社の飛躍の年となる」と
確信しています。

 そして、全社員が経営理念という理想をいつも心で
唱え実現するために力を合わせて邁進しましょう。

 我が師中村天風哲人の『人間の心で行う思考は人生
一切を創る』という言葉を、絶えず忘れずに、正直、
切、愉快に、人の世の為に役立つ人間となるために
じ続けましょう。

 野口嘉則先生の「鏡の法則」というのも天風哲人の
言葉と同じことを言われています。
 
『 現実に起きる出来事は、一つの「結果」です。
「結果」には必ず「原因」があり、その原因はあなた
 の心の中にあるのです。
 
  つまりあなたの人生の現実は、あなたの心を映し
 出した鏡だと思ってもらうといいと思います。』

 全ての結果の原因は、自分にあるという真実に目覚
め、心を常に積極的に保ちましょう。そのためには、
藤橋家の誓いの内容を、空念仏ではなく、魂を込めて
念じ念じて、実践しましょう。

 人間学を学ぶ致知を情熱を込めて読みましょう。
そして、学び続けるのです。

佐藤一斎の『言志四録』に次の言葉があります。

『少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。
 壮にして学べば、則ち老いて衰えず。
 老いて学べば、則ち死して朽ちず。』

 老いても学び続ければ、知識も教養も高まり、この
になくてはならない人となり、死後もそのなが朽ち
ことがない。そんな人生をみんなで全うしていきま
しょう。


 経営理念を信念とし、絶えず積極的な心を持ち、
我社には今、大きな飛躍の時が来ているんだと信じて
みんなで力を合わせ、価値高く、人の世のために役立
喜んで頂ける会社となりましょう。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。
最後までお読み頂きありがとうございます。

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2016年12月19日 (月)

『意志の煥発』

『意志の煥発』

 大河ドラマ「真田丸」の最終回を見ました。
日ノ本きっての名将真田信繁(幸村)は、死にました。
これまでほとんど見ることもなかった大河ドラマを、
今回は珍しく見ていました。
 この大河ドラマで描かれた真田幸村の半生を見なが
ら、「如何に生きるか、如何に死ぬか」という題名で
ブログを書こうと思いましたが、真田幸村の生き方か
ら、彼は強い意志を持ってその人生を突き進んだこと
を学び、本日は「意志の煥発」という題名でブログを
書いてみることにしました。

 人間如何に生きるべきか如何に死ぬべきか、それは
人間の生命を支配するとも言える意志を如何に煥発す
するかではないかと思います。

 でも意志を煥発すると言ってもどうすればできるの
でしょうか? 

人間学を学ぶ月刊誌12月号で、人材教育家の井垣利英
(としえ)氏が、『人は生きている間に生まれ変われる』
という文章の中で、強い意志を煥発し積極的に生きる
方法を解りやすく語っておられます。

今日は、その井垣利英氏のお話を紹介しながら、如何
に生きるか、如何に意志を煥発するかを考えて見たい
と思います。

 多くの人は、自分の性格は変わらない、変えること
ができないと思い込んでいる傾向があると私が感じま
す。私は、変えられると信じています。

 我が師匠の中村天風鉄人も「習慣は第二の天性」と
も言われています。そして、今日紹介する井垣氏の
文章の題名が「人は生きている間に生まれ変われる」
とうことです。

 これから、井垣氏の話のエッセンスを紹介して参り
ます。


「人は生きている間に生まれ変われるということです
 ね。これはたくさんの生徒さんたちを見て思います。
 もちろん一人だけでは無理ですよ。まず素晴らしい
 師匠と出逢えるかどうか。後は本人の努力と行動で
 すね。どんなに素晴らしい師匠と出逢っても、その
 アドバイスを実行しなければ何の意味もありません
 から。」

 私は思います。師匠と言うのは実際の人間でなくて
も良いのであると。既に亡くなっった方でも、歴史的
人物でも、一冊ぼ書物でお良いのでなないかと思いま
す。

 次に行動することの大切さについて。

『素直に行動できるかどうか。もうこれだけです。
 「知っている」と「できている」は違います。
 素直じゃない人、自分なりにやっているつもりの人
 は絶対に伸びません。プロのアドバイスを素直に
 実行することが重要です。』


 次に人生は常に下のエスカレターであるから、常に
努力していなければならないと言う教えです。

『はい。十年後どんな自分になっているかというと、
 なんとなく今よりも良くなってると思う人がいるの
 ですが、いまの生き方がそのまま十年後の生き方で
 あり、ボーッと過ごしていたら、年を取った分だけ
 今より落ちるんです。だから私は、下るスピード
 よりも速くダッシュして下りのエスカレーターを
 駆け上がり、常に夢を持って楽しく生きる人にな
 りましょうと提案しているんです。』

 常に、エスカレーターを駆け上がるという意志を
持つことなんですね。

 そして、井垣氏は、『意志の煥発』の大元である
心の持ち方について次の様に語っています。

『私はなりたい自分で言うフレーズを使うんですけど、
 そのなりたい自分をまず本人がしっかり持つこと。
 なりたい自分を実現するためには困難なことも起こ
 ります。
  その時に「もう無理」と思ってあと少しのところ
 でやめてしまう人がすごく多いんですけど、そこで
 やり続けられるかどうか。「成功するまで諦めない」
 という稲盛和夫先生の言葉通り成功するまで諦めな
 いでやり続けることが大事なんです。』

 そして、自分は運が強いと信じる大切を松下幸之助
翁の言葉を引用し語っておられます。

『今でも大切でないかと思うことの一つは、自分は運
 が強いと自分に言い聞かせることである。ほんとう
 は強いか弱いかわからない。しかし自分自身を説得
 し、強いと信じさせるのである』

 あと、プラス思考と「ありがとう」の言葉の大切さ
についての話です。

『人はそもそも幸せになるために生まれてきている。
 それなのにいま自分が不幸なのであれば、自分自身
 が間違っている。これがプラス思考の基本です。
  よく環境が悪いとか上司の見る目がないとか、
 周りのせいにばかりしている人が多いんですけど、
 辺鄙(へんぴ)な場所にあろうが行列のできる店はあ
 るし、左遷されても伸びていく人はあるんですよ。
 だから自分の責任なんです。』

『プラス思考とか幸せになるための第一段階として、
 私は「ありがとう増量キャンペーン」と呼んでいま
 すが、日常生活の中で「ありがとう」をとにかくた
 くさん言うこと。これは絶対にやってほしいことで
 すね。』


『ありがとうは地球上で最もエネルギーの高い言葉な
 んですね。ところが「ありがとう」を言うべき場で
 「すみません」とか「どうも」と言っている人が
 とてもすごく多いんです。
  例えばエレベーターで開くボタンを押して待って
 くれてる人に対して、ほとんどの人が「すみません」
 と言って乗ってくる。それから、特に男性に多いん
 ですけど、挨拶代わり「どうも」と言ったり「あり
 がとう」という意味で「どうも」と言ったりしてい
 る。そうじゃなくて、人に何かをしてもらった時に
 は、ちゃんと「ありがとう」と言ってくださいと伝
 えいます。』

 如何に生きるか、どの様な心で生きるか、そして、
自己の生命を支配する最高の機能を持つ意志を如何に
煥発するか。大いなる人生を生き抜く為に、意志の
煥発を瞬時といえども疎かにすべからずである。
 
 人間の心で行う思考は人生の一切を創る。
我が師匠 天風鉄人 の言葉を、真田幸村の生涯を
描くドラマ『真田丸』を見ながら強く感じました。

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2016年12月12日 (月)

『「幸せって何?」福島智先生の著書を読んで。』

『「幸せって何?」福島智先生の著書を読んで。』

 福島智(さとし)先生という方をご存知でしょうか?
1962年生まれ。3歳で右目を、9歳で左目を失明され、18歳
で失聴し、全盲ろうとなられました。1983年東京都立大学
に合格し、盲ろう者として初の大学進学をされます。金沢
大学助教授を経て、2008年より東京大学の教授をされてい
ます。
 人間学を学ぶ月刊誌11月号で、鎌倉円覚寺管長の横田南
嶺氏が「禅語に学ぶ」という連載の中で、致知出版社の藤
尾社長が、福島先生のお話を聞き、著書読んで感じられた
福島先生が持つ、四つの特質についてのお話を引用されてい
ました。その四つの特質とは次の通りです。
『それは、第一に非常に明るいこと。次にはユーモアがあ
 ること。そして三つ目は常に人に何かを与えようとして
 いること。四つ目は自分が主語の人生を生きている。』
ということです。
 私は、先ず、静かに目を閉じ、何も見えず、何も聞こえ
ないという状況を想像してみました。そうすると訳のわか
らない恐怖とも言えるものが心に込み上げてきました。
 全く何も見えず、聞こえない方が、なぜその様に生きら
れるのかを知りたくて福島先生の著書を読み出しました。
その著書の題名は、『僕の命は言葉とともにある』です。
 この著書の中で先ほどの四つの特質の4つ目の主語で
生きるということについて触れられいるので先ずその文
章から紹介します。
「自分の人生にあまり不満を感じないですむこつ」紹介
したい。
 簡単に言えば、それは自分の人生の「主語」を常に
自分にする、ということだ。つまり、自分が人生で何を
したいのかは、「自分(あなた)」が考え、どんな生き方
をするかも自分が決める、ということである。
 もちろん、自分だけでは生きられない。多かれ少なか
れ、生きるコトは他者との共同作業だ。ただし、それを
前提としつつも、人生を決める主体は自分にしかない、
ということである
 逆に言えば、自分ではない「だれか」や「なにか」を
主体にしていたら、あなたは人生の主人公でなくなって
しまうだろう。
 成人とは、あなたが自らの人生の「主語」になりきる
ことなのだと思う。
 
 
 この著者の最終章で、この本を書いたねらいについて
次の様に説明をされています。
 そのねらいとは、盲ろう者としての私の体験を通して、
読者の皆さんに生きる上でのヒントを見つけていただく
ことです。
と言われた後に、次の様に先生は問われています。
『では生きる上での幸福についてはどうでしょうか。』
 ここから漸く、本日の表題に掲げた『幸福とは何か?』
という命題に少し触れてみようと思います。
 皆さんは、自分自身にとって幸福とはどの様に捕らえら
れておられますか。
 福島先生は、桂米朝が何かの落語の枕で紹介していた
男の道楽ないし、欲望を歌った面白い狂歌を紹介されて
います。
「楽しみは後ろに柱前に酒、左右に女ふところに金」
身もふたもない内容でも、この短い一首に人間の、少なく
とも男の典型的な欲望のエッセンスが詠い込まれているの
はみごとであると先生は評価されています。
 また幸福論を書いた哲学者ラッセルの「幸福な人」に
ついての話も紹介されています。
「たいていの人の幸福はいくつかのものが不可欠であるが、
 それは単純なものだ。すなわち、食と住、健康、愛情、
 仕事の上の成功、そして仲間から尊敬されることである」
この言葉に対して、天才哲学者の言葉にしては、なんだか
肩すかしをくらったような感じがすると言われていますが、
はなはだもっともで、当たり前のことかもしれないけれど、
これが全部揃っている人はそんなにいないのかもしれない
と私も思います。
 それで結局、幸福とはなんなのでしょうか。どうすれば、
幸福になれるのでしょうか?
 そこで福島先生は、自閉的障害を持っている詩人、原田
大助氏の『ある』という詩を紹介されています。
葉っぱだって石ころだって
そこにあるだけで
心を動かす力がある。
それが“ある”ということなんかな
星の光が見える
星と僕は知らないもの同志やけど
僕の心を動かす力を持ってるんやな
僕だってそこに“ある”
“ある”ものはみんな大切なんや
 福島先生の幸福の源泉は、一言で表現するとすれば、
それは他者との交わり出ないかと言われています。
 次に、福島先生が東京大学の入学式の祝辞で述べられた
お話の中から、盲ろう者になって学んだ二つのことについ
ての話をそのまま引用します。
 私は盲ろう者になって、その体験から二つのことを学ん
だように思います。一つは、人間は一人ぼっちでは生きて
いけないということです。他社とのかかわり、他者との
コミュニケーションがなければ、どのように知識や情報が
あっても、あるいは、すばらしいご馳走を食べていても、
生きる上での魂のエネルギーは湧いてこないということで
す。そしてもう一つは、どのような困難な状況にあっても、
可能性がゼロになるということはない、チャレンジし、
現状を変革していく可能性は必ずある、ということです
 結局、『幸せって何?』ついての明確な答えは出てきま
せんが、たまたま見ていたテレビで『自閉症の君が僕たち
に教えてくれたことは』という番組で、自閉症の作家東田
直樹氏が言われれいた次の言葉を紹介して締めくくります。
「生きる上で大切なことは何だと思われますか?」と
自ら問い、そして、次の様に答えられています。
「命のバトンもその一つですが、僕は人の一生は繋ぐもの
 ではなく一人ずつが関係するものだと思います」
 東田氏もコミュニケーションが如何に人生にとって不可
欠であるかと言われていると感じました。
 福島先生の著書を読み、幸福とは何?生きるとはどうい
うことなのかとということを改めて強く考え直すきっかけ
になりました。読書は、ええな。
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2016年11月 2日 (水)

『藤橋家 創業百一周年記念事業を開催』

『藤橋家 創業百一周年記念事業を開催』

 我が社 藤橋家は、昨年平成27年10月にお陰様で創業百年
を迎えることができました。そして、永続し続ける企業で
あること、人の世の為に役立ち続けることが経営の最も
大切なことであるという思いに立ち 更なる百年の二百年
企業を目指し 新たな一歩を確実に踏み出すという強い
いを込めて、今月10月24日に創業百一周年の記念祝賀会
を開催させて頂きました。

 我が社の歴史を簡単にご紹介させて頂きながら、私の
経営に対する想いなどについての挨拶をさせて頂きました。
本日は、その内容を一部紹介させて頂きます。

 元々 藤橋という一族は、平成の大合併以前の地名で
すと、岐阜県藤橋村という平家の落ち武者達の作った
「村」にまでさかのぼることができます。

 私の曽祖父の利吉は、優れた建設・土木の技師であり
事業家として東海道・山陽本線の鉄道建設に たずさわり
親方として 姫路までやってきました。

 当時沿線の終点が網干駅近くであっために今の余部区下
余部に住むことになり、土木事業などをこの地で続けて
っていたと、村の近所のお爺さん達から教えて頂きました。

 そして、祖父 豊二郎が大正4年に今 私の自宅のある 
姫路市余部区下余部で創業し、叔父雄男が二代目として
引継ぎ、昭和31年に株式会社藤橋商店として会社組織とし
ました。
 
 その叔父が五十代に病気を患い、急遽 父孝夫が勤めて
いた商社を辞め、叔父が63歳でなくなった昭和63年に会社
を引継ぎました。

 そして、父が平成152月に75歳でなくなる直前の1月に、
私が40歳の時に4代目として 会社を引継ぐ こととなり 
現在に至っております。
 
 こうして本日新たな百年の第一歩を踏み出すことがで
きますのは、偏にこれまでに支えて頂いた数えきれない
方々と地元地域の皆様のお蔭であります。
 私達社員、そして、会社もまた生かされているという
感謝と喜びの気持ちを込めて 経営理念の言葉通り、
社員一同笑顔喜びと活気に溢れ 祝賀会を開催できたこと
を心から感謝し喜んでおります。

 祝賀会で「本当にバカみたいな余興」を真剣にやって
笑わせてくれた社員達。そして「これまで、そして、これ
から」というテーマ熱く思いを語ってくれた社員達、
そして、祝賀会の準備を一生懸命にしてくれた社員達が、
いつのまにか、大きく成長していると実感できたことも
大いなる喜びでした。

『感謝するということは、人間が楽しく生きて、
 周囲を明るくし喜びを与える最高の姿である。』

『感謝するということは、人間が楽しく生きて、
 周囲を明るくし喜びを与える最高の姿である。』

という京都大学第16代総長 平澤興先生のお言葉の通り、
周囲を明るくし喜びを与える最高の姿になって人生を、
そして、事業を進めて参りたいと念じております。

最後までお読み頂きありがとうございます。
引続き皆々様のご指導ご鞭撻を宜しくお願い致します。

『ありがとう! 感謝します! ついてる!』

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2016年10月17日 (月)

リーダーになる人に知ってほしいこと 松下幸之助

 

 松下政経塾が開塾三十周年をを迎えた2009年に、それま

での人間教育の集大成の一歩を踏み出すために出版された

本が本日の標題に掲げた『リーダーになる人に知ってほし

いこと』という題名の本です。

 

 この本には、松下幸之助翁の「人間を育成」するという

思いを二部構成の48項目に凝集させています。

 

 第一部は、「成功するために知ってほしいこと」、第二

部は「リーダーになるために知ってほしいこと」となって

おり、今日私は、松下幸之助翁が、人間の最も基本的な生

き方を簡単に説かれている一つの項目を選び読み返しなが

ら、如何に基本が大切かということを学び直してみます。

 

 

 先ずその第29項の標題は『簡単な第一歩から始める』で

あり、次の言葉が添えられています。

 

『武士は、いずまいを正すこと、つまり「座る」ことが基

 本だった。仕事にも儀礼がある。挨拶や掃除は、業績と

 は一見関係がないように思えるけれども、人間としての

 基本であり、きわめて大切なことである。』

 

 

 松下幸之助翁がここで説かれいるのは、服装とか身の回

りをきちんとするという基本的なことが如何に大切である

ということです。

 

 昔の武士は、武士道の精神から入っていくわけですが、

その最初が「座る」こと、つまり居住まいをただすことだ

ったのです。同じように仕事でも儀礼があると説かれてい

ます。

 

 仮に今現在いくら業績が良く順調であっても、結局にお

いて成功するのはそういう基本的なことを真面目にやって

いる会社なのです。企業を支えるのは最終的には人間なの

ですから、その人間ができていなければだめであるという

ことですね。

 

、 松下幸之助翁は、九歳の時に家が破産し、船場に奉公に

出され、厳しく躾けられます。

 

 朝早く起きて顔を洗う。むこう三軒両隣の掃除をする。

その掃除の仕方やお辞儀や挨拶の仕方などを徹底して叩き

込まれたのですね。

 

 業績とは一見関係がないように思えるけれども、まず人

間としての基本的なところ、人間を育てていくということ

が大切であり、掃除がきちんとできていれば、まず大丈夫

だと松下幸之助翁は言われています。

 

 最後に松下幸之助翁の言葉をそのまま紹介して締め括り

とさせて頂きます。

 

『そういうきわめて簡単な第一歩からやる。これができて

 いるところは必ず伸びる。実際やってみると、簡単なも

 のほどむずかしい。一事が万事、基本をきちっとやるこ

 とやな。』

 

 

 もし、松下幸之助翁の家が破産していなければ、大きな

お屋敷の坊ちゃんとして、朝早くから起こされ掃除をする

んど厳しい躾を受けずに育っていたかもしれません。

 

 貧しく、病弱で、学歴がなかったことこそが、大成功を

成し遂げた自分の人生の根本的な運の真髄であると言われ

る松下幸之助翁の言葉を何度も思い出しながら、この文章

を読み返し噛み締めてみたいと思います。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

 

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2016年9月20日 (火)

丹後100kmウルトラマラソン お陰様で11回目の完走

 

 第16回歴史街道丹後100kmウルトラマラソン大会が、

平成28918日(日)に開催され参加してまいりました。

そして、11回目の完走をすることが出来ました。

 

 これまでに13回参加しながらも、2回の途中棄権をして

います。参加3回目の出場の平成17年には、練習不足を補

う為に大会直前長に距離トレーニングをするなど、出走前

から疲労が溜まり足が張っていた為に70kmを超えた碇高原

でリタイヤ。

 

 そして、9回目の参加では、前夜遅くまで宴会をやり日本

酒を飲み過ぎて、これまた70kmを超えた碇高原でリタイヤ

しました。

 

 今回は、無理に練習不足を補うこともせず、前夜は常宿

で少しビールを頂くだけで十分な睡眠も取れました。

 しかも天候は台風16号のお陰で、雨も降りとても涼しく

走りやすい環境でした。

 

 マラソンに参加しない友人たちが送り迎えや声援もして

くれ至れり尽くせりの状態で大会に臨むこともでき、晴天

の猛暑では、とても完走も叶わないと思っていた練習不足

の中を、これまでの大会を振返るとなんとベストタイムで

完走できたのです。

 

 この大会では、途中久美浜や小天橋、夕日ヶ浦などの美

しい海岸線や、山の中のアップダウンの厳しくも自然あふ

れるコースを満喫できます。そして、去年までは、クライ

マックスのラスト3kmは、網野町の町の家並みを抜ける細

い道を走りながら、地元の皆さんの大声援を受けながら、

その大声援と網野町の素朴な町並みが大きな力となりゴー

ルまでをダッシュで駆け抜けていました。

 

 今回、コースの変更が何箇所かあり、そのゴールまでの

kmの道が、新たに山間の田んぼの中にできた新しい道路

に変わっていました。

 

 家は一軒もなく、声援してくれる人も一人もいません。

一緒に走っている若い人に、声援のない寂しさを愚痴って

いると、少し速度を上げて私が先行して走りだすと、そ

の若者が、後ろから大きな声で「頑張れ〜、頑張れ〜」と

いう声援をしてくれるのです。

 

 たちまち大きな力と勇気をもらうと同時に、私も大きな

声で「みんな頑張れ〜、ゴールはもう少しだ! 頑張れ〜、

頑張れ〜』と自分を含めて、声の届く限りに走っている

人達を鼓舞していました。

 

 この後ろから声援をしてくれた若者に教えられた事は、

その時の私は、心の持ち方が如何に消極的になり、また、

消極的な言葉を出していたか、という事をです。

 

 大いに反省すると共に、その若者の即座の積極的で優し

い行動から、積極的精神を絶えず持ち続け、辛い環境にな

った時にこそ感謝の気持ちで、その辛い環境をチャンスで

受け止めて対処するかということの大切さ、そして、励ま

しの言葉が如何に人に元気と勇気を与えるかということを

改めて身を持って学ぶことが出来ました。

 

100kmの最後の最後で大変大きな勉強をさせて頂きました。

 

 その跡の約1.5kmは、急に元気になり「ありがとう、感謝

します、ツイている」という気持ちいっぱいになりながら

『笑顔、笑顔、笑顔』で駆け抜けゴールさせて頂きました。

 

 お世話になった皆様と仲間に感謝し、そして、この丈夫な

体を頂いた両親とご先祖様に感謝し、本日はこれにて締め括

りをさせて頂きます。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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2016年9月 5日 (月)

人は笑うから楽しくなる 致知9月号 臨床道化師の話

 

 我社では平成18年に新たに経営理念を作りました。その

最初の言葉が『笑顔と喜びと活気に溢れ・・・』です。

 

 笑いには、人間の生命エネルギーに大きな影響を及ぼず

重大な力がると気づきこの笑顔という言葉を経営理念の冒

頭に挙げました。

 

 今日は、致知9月号の連載「命のメッセージ」といテー

マの対談『人は笑うから楽しくなる』から、その「笑顔・

笑い」を真剣に研究されている筑波大学名誉教授の村上

和雄氏と臨床道化師(クリニクラウン)の塚原成幸氏のお話

を紹介致します。

 

 臨床道化師(クリニクラウン)とは、、病床を意味する

「クリニック」と道化師を指す「クラウン」を合わせた

造語で、入院生活を送る子供達の病室を定期的に訪問し、

子供たちの成長をサポートしながら笑顔を育む道化師の

ことをいうのだそうです。

 

 塚原氏は普通の人に喜びと笑を与える道化師になり活動

を進めていましが、ある舞台で最前列で最初から泣いてお

られる女性がいて、舞台が終わってからその理由を聞きま

す。

 

 実はその女性の娘さんが病気で亡くなられて間もなく、

落ち込んでいるところを友達に誘われて久しぶりに外出し

舞台を見られたそうです。そして、本当はこういう舞台を

病気の娘に見せてあげたかった。でも病気が重くて出来な

かったのでついつい泣けてしまったということだったので

す。この女性から話を聞いたことで塚原氏は臨床道化師へ

の道を決意されます。

 

 入院している子供達にこそ道化師が必要であるばかりで

なく、実は不当とも言える責任を感じてしまい、自信をな

くして不安の心で悩んでおられるお母さんたちに絶対にや

らなきゃいけないという確信を持たれたそうです。

 

 塚原氏の仕事は、病院中を道化師で溢れさせようという

のでなく、流れを変える、景色を変える、風通しをよくす

る、つまり人間関係の換気をする役目と言われています。

 

 村上先生も塚原氏の話に対して次のように応えておられ

ます。

 

「今この世の中は、心の満足とか憩いとかいったものが欠

 けてる社会になりつつある。その中にあって、笑いとい

 うのは開放する力、人間性を回復する力の一つになると

 思います。」

 

「ところで日本人は、笑いは不真面目だという。しかし、

 私は笑いの研究をやりながら、笑いは笑い事じゃないと

 本当に思っていて、実際笑いというのは非常に深いんで

 す。」

 

「ボケとツッコミの笑いから、魂をつくような笑いまでが

 あると。だからどの民族の神話にも笑いは出てくる。

 古事記には、天岩戸に隠れてしまった天照大神を大宴会

 の笑いで引っ張り出す「天岩戸(あまのいわと)神話」が

 有名ですね。」

 

 

 これから本日のまとめともいうべき塚原氏の笑いに対す

るお話、そして道化師とはいかなる仕事なのかというお話

を紹介して締め括ります。

 

「これまで病気の子供たちや、被災地のボランティアで住

 民の方々と関わっていて感じたのは、大変な人ほどよく

 笑うんです。

 

「だから生きるために、人間はやっぱり笑うんだなって。

 命という根源的な問題と笑うということは切っても切り

 離すことはできないんだなということは体験的にすごく

 感じています。」

 

「人は楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しい」。

 これは僕がつくった座右の銘で、心理学で言う「人は

 悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」の

 裏返しですが、これまでの体験を通して実感の持てる

 言葉です。」

 

「僕は道化師になって今年で25年になりますが、ずっと

 疑問に思っていたことがあるんです。道化師というのは

「道が化ける」と書いて、さらに「師」という字がつく。

 これはなんだろうと。」

 

「道というのは多くの人が信じ込んでいる道理とか一般常

 識ではないかと。そしてそれらを発送の転換によって、

 悲劇を喜劇にしたり、ネガティブをポジティブにするこ

 とで人生を豊かにしていく。それが「道が化ける」とい

 う意味ではないかということです。」

 

「つまり行き詰まっている人や困難な状況にある人たちに

 対して発想の転換を促すような笑いを発信するすること

 が道化師の仕事であって、そういう人がいないとこの世

 の中が行き詰まってしまうだろうから、期待を込めて

 「師」をつけてくれたのかなと思います。

 

 

『人は楽しいから笑うんじゃなくて、笑うから楽しい』。

 

 魂を込めて25年間道化師をしておられる塚原氏がつくっ

た座右の銘には、人間に生きる力を与えてくれる『笑い』

の真理・真髄が簡潔に表現されていると実感します。

 

 さあ笑いましょう。腹の底から「生きているだけで丸儲

け」と思い笑いましょう。自分が幸せであると気づき、

笑顔になることで、周りの人たちも明るくして、この世の

中も幸せにしていくんだと思いを込めて。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

 

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2016年8月29日 (月)

「ありがとう」が生んだ奇跡 致知8月号より

 8月29日月曜日、今朝は少し早めに起きて、4時過ぎ

に家を出て10km弱のランニングをしました。家を出た時

にはまだ空は真っ暗でしたが雨が降ってくるのが分かる程

空には分厚い雲があるのがわかりました。でも5時前から

日の昇ってくる南西の広いエリアの地平線上を帯びのよう

に広い範囲で雲間が広がり、美しい紅(くれない)色に染ま

っていました。ああ美しやこの大自然なりです。この文章

を書いている6時には、空は真っ暗で雨が強く降っていま

す。

 

さて本日は、人間学を学ぶ月刊誌「致知」8月号から命の

メッセージ『「ありがとう」が生んだ奇跡』という遺伝子

工学の第一人者で筑波大学名誉教授と工藤房美さんの対談

を簡単にまとめて感想を盛り込みながらご紹介させて頂き

ます。

 

 工藤さんは、現代医学ではもはや手の尽くしようのない

ガンを患いながら、見事に生還を果たされます。その過程

には、村上和雄教授が著した一冊の本「生命の暗号」との

出会いがありました。生かされていることへの感謝の念を

数え切れないほどの「ありがとう」に託してこられた工藤

さんが闘病の軌跡を語られています。

 

 この話を読んで、この工藤房美さんが、なんとパワフル

で、しかもこれほどまでに素直で超力強い心を持っておら

れることに先ず驚嘆しました。工藤さんは、鼻血が止まら

ず日赤病院に担ぎ込まれて診察を受けることで子宮ガンと

判明します。しかもそのがんは既に進行が進み末期とも言

える状態になっており、手術の出来る状態ではありません

でした。

 

 そのガンの治療のための「ラルス(遠隔操作式高線量膣

内照射装)」という地獄の様な治療を受けるとになります。

その治療は、痛みが激しく、患者が一ミリも動けない様に

診察台に体を固定するのに一時間もかかるという恐ろしい

治療です。口にはタオルが突っ込まれていて声を出せない

様にします。一回目の一時間に渡る治療は、もう痛いとか

苦しいとかなんてものじゃない。しかしただその痛みを無

防備に受け止め続けるしかできない状態だったと工藤さん

は語られています。

 

その「ラルス」の治療を二回目に受ける前日に、村上先生

のご著書「生命の暗号」を息子さんの先生から紹介され読

まれました。この著書の受け止め方が、先ほど表現した

「素直で超力強い心」ということです。

 

「人間には60兆個の細胞があって、細胞一個の核に含ま

れる遺伝子の基本情報量は三十億の化学文字で描かれてい

る、人間は生まれてきただけでも大変な偉業を成し遂げた

のであり、生きているだけで奇跡中の奇跡なのだ」などの

村上先生の読んでいたら、工藤さんは人間として生まれた

ことが嬉しくてしかたがなくて、さらにその意識がどんど

ん膨らんで、いつの間にか地球を飛び出して、宇宙から

地球を見ていたんだそうです。そして、地球上にいるすべ

ての人たちが奇跡の存在だと思うと、なんだか愛おしいや

ら嬉しいやらで、光り輝く地球を思いきり抱きしめたおら

れたそうです。そしてその時に思い浮かんだのが「私たち

は生きているのではなく、生かされているんだ」という

純粋な思いだったそうです。これは、工藤さんが完全に

悟りの世界に入っていかれたのだなと私は感じました。

 

 それから工藤さんは、あとどれ位生きられるかわから

ないけど、ずっと自分を支えてきてくれた六十兆個の細

胞の中にある遺伝子一つひとつにお礼を言おうと思われ

て「ありがとう」を自分に言い続けていかれます。

 

 そうしていたら不思議なことが起こり出します。

あんなに痛くて苦しかった「ラルス」が二回目の時には

全く痛くなかったそうです。

 

 この痛みがなかったと言う話を読み思い出したのが、

1,582年に織田信長に火炙りの刑で座禅したまま「心頭

滅却すれば、火もまた涼し」と唱えて、平然と焼け死んで

いった甲斐の慧林寺の快川(カイセン)和尚のことでした。

 

 こんな話は、本当なのかなと思っていましたが、これは

最近読んだ本に書いてあった話ですが、末期の患者さんに

モルヒネ様な鎮痛剤を使いますが、実は、人間は、座禅や

瞑想法をやり悟りの境地に達すると、痛みを和らげるため

にこのモルヒネの5倍以上強力な力を持つβ−エンドルフィ

ンという脳内麻薬物質というものを身体の中で自分で作り

出すそうです。

 

 まさに工藤さんは、超素直な心で『ありがとう』と唱え

続けることで、悟りの境地を深めていかれて、奇跡とも言

える快挙を起こされていきます。

 

 病院を退院する時にお医者さんから退院療養計画書を

渡されますが、その計画書は自ら作るものと受け止め一晩

で十年分の計画を自ら作り、その計画を全うされてこられ

ています。

 

 私も悟りの境地に達したいと毎日の様に瞑想などをして

いますが、まずは、強烈な素直な心で感謝することが如何

に大切かを教えられました。

 

 そして、工藤さんが感じられた様に、生きているだけで

奇跡であり、この光り輝く地球を思い切り抱き締めたいと

いう位、大きな愛を持って生きて行きたいと心底思います。

 

 工藤さんが、病気と判明した時に、絶望せずに、ご縁で

巡り合った村上先生の著書に導かれて、病気を通して人生

を切り開いて行かれます。

 

 問題の受け止め方の大切さも教えてくれる話です。この

工藤さんの話は、決して特別な人の話ではなく、如何に心

を素直に、積極的に持って生きることが大切であることを

教えてくれているのだと思います。

 

 この度も素晴らしいお話を教えて頂いた「致知」に感謝

致します。

 

 最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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2016年8月16日 (火)

真夏のランニング中の補給は何を?

 

 来月9月の中旬に参加予定の歴史街道丹後ウルトラ100km

マラソン大会の為に、この真夏の8月の練習は欠かせませ

ん。ある程度の距離を走る必要があり、私は家から姫路城

を通って廣峯神社の往復45kmを大会当日までに何回か走り

ます。

 

 涼しい時期には、5時間以内で走れるコースですが、この

真夏には、6時間以上掛けて走ります。もちろん速度もゆっ

くりですし、また火照った体を冷やすためにクーラの効い

たコンビニで、栄養補給のために何か身体に良さそうで、

しかも美味しそうな物はないかと棚を物色しながら時間を

つぶします。

 

 最近気に入って良く食べているのが、フルーツ缶詰の

小分けにしたパックです。桃やみかんやパイナップルなど

とても食べやすいサイズのパッケージに入っており、冷や

してあるためとても食べやすく気分爽快になります。

 

 本来桃は今が旬で、新鮮な桃を食べるのが一番美味しく

て栄養価も高いのでしょうが、実は、この桃缶には、生の

桃にない栄養分が含まれているそうです。

 

 カルフォルニア大学クリスティン M.ブルーン博士による

と缶詰処理中に果肉の細胞壁が破壊され、栄養素が体内に

吸収されやすくなることで、ビタミンCの含有量は、なんと

生の桃の4倍も含まれ、また、「血をつくるビタミン」と

言われる葉酸の含有量の缶詰の桃の方が多いそうです。

 

 ただし、缶詰にすることで逆に失われる栄養素もある為、

本来「旬」の新鮮な物を頂くのが一番美味しく、身体にも

良いのかもしれません。

 

 一般的に、一年間で最も栄養価が高くなった時期を「旬」

と呼び、旬でない時期に収穫されたものと比べて何倍もの

栄養素があるそうです。これは、毎朝会社にアルフィック

ス日報という題名で送られてくるファックス通信に書いてあ

った話ですが、先ほどの「桃」というのは古代中国では魔

除けに使われたり、長寿の果実と信じられてきました。

 

 日本でも同様で、今でもその思想が残っているのが3月

の桃の節句です。桃には水分が多い為水に溶ける水溶性の

食物繊維が多く含まれています。この食物繊維には、ペク

チンという成分が豊富に入っています。ペクチンには整腸

作用があり、下痢の予防や便秘解消の効果があるので、美

肌や大腸ガンの予防にも効果があるのです。他にもコレス

テロール値を下げたり、血糖値の上昇を抑えるなどの効果

もありますす。また皮膚や粘膜の健康を保つ、水溶性ビタ

ミンであるナイアシンも含まれています。

 

どんだけ身体にええんかと思えるくらいの事が、そのファ

ックス日報に書いていありましたので、これからは生も

桃缶も桃というものを、もっともっとありがたく頂戴して

まいります。

 

 そして、真夏のランニングの長距離トレーニングには、

コンビニはオアシスでありがたくなくてはならない存在です。

先日も45kmを6時間以上掛けて走った時も、冷たい水や

スポーツドリンクを8本、4リットル以上を飲み、桃やパイ

ナップルのどのフルーツを食べて元気を回復しながら楽

しむ事が出来ました。コンビニに支えられてのトレーニン

グです。無理せず、楽しんで、身体を少しずつ鍛えながら、

歴史街道丹後ウルトラマラソン100km大会の11目の完

走を目指しています。

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

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