« 『コスモス と ある女性教師の素敵な話し』 | トップページ | 神鍋高原マラソン全国大会 ハーフマラソンを走って »

2006年8月12日 (土)

『毒饅頭』という昔話から

数日前、仕事を終えて家路に向う車中のラジオで聴いた
話しから、今日は日頃の生活を省みます。 
 それは、日本の昔話を語り継ぐ 語り部さん の話しでした。
そして、その語り部さんが実際に語る昔話もラジオ放送で流れました。
その一つに『毒饅頭』という話しがありました。
その内容は次の通りです。
東北弁(多分青森地方の言葉)で理解できない所が多々あり
あまり正確ではないかと思いますが御容赦下さい。
  
 嫁と姑が仲がとても悪く、いつも醜い言い争いや喧嘩が絶えない。
そんな家で、ある日、農作業を段取りよく一生懸命働いて済ませ
早く帰宅した嫁に、姑は仕事をさぼって何をのこのことこんなに
早く家へ帰ってくるのかと、それはすごい悪態をついたそうです。
そして、ちゃんと働いて来いと家を追い出さる様にまた畑に向った嫁は、
畑に戻らず、寺の和尚さんの所に行った。
 以前は、村でも評判のとても仲の良い2人だったのにどうして
こげなむごい事を言われなあかんのかと、姑を懲らしめたやろうと
嫁は和尚さんに相談したら、和尚は名案があると言いながら
大きな“毒饅頭”を嫁に差し出す。
『その、毒饅頭を一口でも姑が食えば、7日目に姑は死んでしまう。
だから、持って帰って姑に食わせろ。しかし、7日で死んでしまうんだから
毒饅頭を姑が食うたら出来る限りいたわりの言葉を掛けて優しくして上げなさい。
』とも助言をする。

嫁が毒饅頭を持ち帰ると、姑は喜んで大きな饅頭を全部食べてしまいます。
嫁はそれからというもの、姑に優しく尽くす。
そうすると姑も打って変わって嫁に対して優しくなる。
嫁はどうしてこんなええ人やったのが解からんんかったのかと後悔し
寺の和尚に毒饅頭の毒消しのお願いに行く。

和尚は笑い飛ばし、饅頭には毒など入っていない。
今のあなたのその心を大切にするんだぞと諭す。
それから、その嫁と姑は仲むつまじく暮らすという話しです。

昔話として聞くと、とても素直に心に入ってきます。
この様な、日々の暮らしに根ざす為になる話しは、
後世にも語り継がれていかねばならないと感じます。

|

« 『コスモス と ある女性教師の素敵な話し』 | トップページ | 神鍋高原マラソン全国大会 ハーフマラソンを走って »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『毒饅頭』という昔話から:

« 『コスモス と ある女性教師の素敵な話し』 | トップページ | 神鍋高原マラソン全国大会 ハーフマラソンを走って »