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2007年11月19日 (月)

日本の食の力を取り戻す為に

先週2日間にわたり長野県は南信州に行って来ました。
目的は、南信州の伊那市に、とても面白い農産品の直売所である、
“産直市場グリーンファーム”を視察する為です。 http://www.green-farm.info/
この産直市場グリーンファームは、色々な意味でかなり注目を集めており、
全国から見学者が耐えず、マスコミにも何度も取り上げられています。
ホームページを見て頂ければ、何か不思議なエネルギーのような物を
感じて頂けるかもしれません。
産直市場=農産品の直売所 にも色々な形態があり、農家自ら自分のつくった物を
販売するお店や、限られた地域の産品だけを集めて販売するお店、
そして、沢山の農家から販売を委託されて産品を扱う規模の大きな直売所があります。

今回訪問したグリーンファームは、規模の大きな直売所というだけではなく
生きた熊や猿や猪などが居たり、骨董品が山のように積まれていたり、
私にはうまく表現できませんが、とても刺激的な所です。
そして、一番刺激的でエネルギーに溢れているのがこのグリーンファームの代表者
小林史麿(ふみまろ)社長様です。

この小林史麿社長から伺った悲しくも素敵な話を紹介します。
大根を作っている農家で、ちょうど出荷の時期の前から奥さんが病気になり
そして、亡くなってしまいました。慌しく時間が過ぎ気づいた時には、
大根は、出荷の時期を過ぎ、サイズは大きくなり規格外で市場では販売できなくなりました。
普通であれば、そのまま廃棄されるというのが現実です。
しかし、このご主人は、自分のかみさんが最後に育てた大切な大根を捨てる事が出来ず、自分で販売しようとしますが殆ど売れません。
困ったご主人はグリーンファームの小林社長に助けを求め、事情を理解した小林社長は、奮起してなんと1千本以上あった大根を、たった二日で売り捌いてしまったと言うお話です。

この話の中に日本の農業の問題点が何点か出て来ます。
先ず、サイズや形が合わないと言うだけで規格外に成れば、
市場に流通される事無く、捨てられる農産物がかなりある事。
この老夫婦が象徴する様に、日本の農業は高齢者に支えられ存続しており、
とても脆弱な状態であるという事です。
しかし、今回の視察で感じた嬉しい事は、この脆弱な日本の農業を建て直し、
日本の食の力を取り戻そうと立ち上がって活動している人たちがかなりおられるという事です。

この小林史麿社長はその代表者のような方です。
小林社長は、産直市場の他に、本屋や新聞社を経営し産直新聞を発行しておられます。

今回の視察では、その産直新聞社の編集長毛賀澤様にご案内を頂き沢山の農産物の直売所や、農産物を加工して、無添加ソース等を作っている農産加工所等を視察させて頂きました。

今回の視察旅行は、日本の農業の現実を勉強し、そして、多くのエネルギー溢れる方々とのご縁を頂いた、意義深い旅となりました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

                     藤橋家homepage   http://www.fujihashiya.com/

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2007年11月 6日 (火)

鍵山氏の「微差僅差」から

7月2日にアップさせて頂いた おたまはん日和 に今朝コメントを戴きました。
http://otama-f.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_e6b8.html#comment-16233711
偶然一緒に参禅し、殆ど言葉で語り合う事がないなかで心通わせた友人からのコメントです。
ありがとうございます。

内容は、-------
 小生も「致知」の愛読者です。また、鍵山氏の「微差僅差」をとても大事にしています。・・・ このコメントで頂いた鍵山秀三郎氏の「微差僅差」という言葉から松下幸之助氏の「紙一重」という言葉を思い出しました。 この「紙一重」という言葉は、先月の弊社の月例会議で取り上げその松下氏の文章を紹介し、皆の前で読上げました。 日頃から私の大切にしている言葉です。友人からのコメントに感謝し、恥ずかしながら大好きな松下幸之助氏の文章をここに掲載させていただきます。松下幸之助 『道をひらく』PHP研究所発行 より・・・・・ 紙一重 ・・・・・ 天才と狂人とは紙一重というが、その紙一重のちがいから、何という大きなへだたりが生まれてくることであろう。たかが紙一重と軽んじてはいけない。そのわずかなちがいから、天才と狂人ほどの大きなへだたりが生まれてくるのである。人間の賢さと愚かさについても、これと同じことがいえるのではなかろうか。賢と愚とは非常な隔たりである。しかしそれは紙一重のちがいから生まれてくる。すなわち、ちょっとした物の見方のちがいから、えらい人と愚かな人との別が生まれてくるのである。どんな風に見ようと、人それぞれの勝手である。 だからどんな見方をしようとかまわないようであるけれど、紙一重のものの見方のちがいから、賢と愚、成功と失敗、繁栄と貧困の別が生まれてくるのであるから、やはりいいかげんに、ものの見方を決めるわけにゆくまい。考えてみれば、おたがいの生活は、すべて紙一重の違いによって、大きく左右されているのではなかろうか。 だからこの紙一重のところをつかむのが大切なのであるが、これにはただ一つ、素直な心になることである。素直に見るか見ないか、ここに紙一重の鍵がひそんでいる。最後までお読み頂きありがとうございます。

                 藤橋家homepage  http://www.fujihashiya.com/

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