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2008年1月28日 (月)

流氷 と 中村天風の言葉“エレベーション”

先日運転中に聞いていたラジオで
羅臼の海に流氷が例年よりも早くやって来たという話を聴きました。
流氷は、寒くなればやってくる単なる “厄介もの” 迷惑な存在であると
思っていましたが大きな間違いでした。

流氷は、沢山の恵みを北海道の沖合いに運んでくるのです。
流氷には、沢山の植物プランクトンが凝縮されており
その溶け出した植物プランクトンを動物プランクトンが食べる。
またそれをより大きな動物が食べていく、そんな食物連鎖が
羅臼の海で繰り広げられているそうです。
また、流氷は海底を擦りながら 昆布を程よく間引いて海底の掃除をする事により
元気で大きな昆布の育成を促し、豊かな海作りのお手伝いもしているそうです。
身近に感じられる大きな動物達では、スケソウ鱈の群れも一緒にやって来る。
その鱈を食べる、沢山の種類の“トド”や“アザラシ”達も付いてくる。
そして、トドやアザラシは、流氷の上で 子供を生み育て春に北の海へ帰って行く。
そんな話を聞いて、自然の摂理や移り変わりの素晴らしさと神秘さに感動し、
この世に存在するものには、無駄なものはない。
すべての存在は大切な役目を持ち、皆が支え合って生きているんだという事を
教えられ、励まされた話でした。

今月の “おたまはん日和” は月刊致知の1月号を読んで感じた事を綴っています。

創刊30周年を迎えた致知  http://www.chichi.co.jp/

今回は、花のビジネスを成功させて拡大するパーク・コーポレーションの井上氏と
創造と変革の志士をつくる為に大学院を創立し、アジアNO.1の大学院を作る事を
目指す堀氏の対談です。
お二人はS38年とS37年生まれの私とほぼ同年です。
人間如何に生きるかと言う事や、リーダーたるもの如何にあらねばならないか
というのが対談の内容です。

お二人の考えで共通するのは、経営者は確固たる 理念や哲学がなくてはならない。
組織が成長するためにはリーダーの志が何より大事であり、
会社をどういう方向に持っていきたいのか、この志の無いリーダーは失格であると。
そして、お二人は古今東西の書物を読みあさり生きる糧としている。
自分は何の為に生きているのかと言う問いに対しては、
中村天風の言葉『エレベーション』を紹介し、
結局何処まで自分を高められるかが人生の意義であり、
人生の大部分を占める仕事は、自分を磨く砥石であり楽しく磨こうと。
そして、生きる上で大切な事は、チャレンジし続けることであり、
可能性を信じることだ。
可能性を潰しているのは外的要因ではなく、通常、自分自身の考えである事が多い。
『自分には無理だ』『ここまで出来ればよい』と考えた時、可能性に限界が来る。
だから、何があっても 可能性を信じて生きようと語る。

最後に、花のビジネスを展開する井上氏の話を紹介します。
花の生産者で、いい花を育てる人は、殆ど花の話をしない。
「土を触れ」「土をなめろ」とか、土の事ばかり話をする。
そして、いい生産者は球根や苗、種にこだわる。
この花の話を企業にたとえると、球根や苗は“人財”に相当し、 
土は、企業風土や社風に相当します。
人を大切にして、いい土壌(企業風土)をつくれば企業は成長するということである。

お二人は、リーダーとして、組織が健全な発展の為に企業文化を創造し育てる気概を持ち、先ずは己を律して、心を健全に保つ努力を続けて行きたい。と締めくくられています。

私と同年代のすばらし起業家の対談を読み、大いに刺激を受け、
そして、最後に、弱い自分に “渇” を入れられた思いがします。

今週も仕事で自分を磨いて『エレベーション』していきましょう。

最後までお読み頂きありがとうございます。

               藤橋家homepage    http://www.fujihashiya.com/

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2008年1月21日 (月)

人生の実力を養う

今月の「おたまはん日和」は、人間学を学ぶ月刊誌“致知”1月号の
内容を取り上げ、各テーマの著者や登場人物や内容を簡単に紹介させて頂いております。

目的は、月刊致知の読者が少しでも増えて欲しい事。
そして、致知で学ぶ素晴らしい方々の生き方を通して
少しでも多くの方々とと心を磨き合いたい為です。

致知 http://www.chichi.co.jp/

致知1月号の特集は「健体康心」です。
健康とは、健体(すこやかな体)と康心(やすらかな心)の事です。

本日ご紹介するテーマは『人生の実力を養う』です。
福岡教育大学名誉教授 昇地三郎氏 
と 金城学院大学学長 柏木哲夫氏の対談録です。 

昇地氏は、明治39年生まれの101歳で、若き頃生まれてきた長男・次男さんが
相次ぎ脳性小児麻痺になってしまい、自分の息子さん達が通える障害児の為の学校
「しいのみ学園」を昭和29年に設立。そして、101歳の今も現役で活躍されています。

柏木氏は、昭和14年生まれで大阪大学医学部在学中のインターンの時に、
名医の見事な手術を見たが、患者さんが抱えている家庭的背景や悩み、葛藤など、
まったく知らずに手術をしているその姿に違和感を感じ、患者さんを丸ごと診る事の出来る
精神医学を学び、日本で始めてホスピスプログラムを始め、現在、後進の指導に力を注いでおられます。

次の文章は、お二人の対談で一番印象に残った所です。

 「人は生きてきたように死んでいくということです。
 しっかり生きてきた人はしっかり亡くなっていかれます。

 周りに感謝して生きてこられた人は、我々にも感謝をして亡くなられるし、
 不平ばかり言って生きてきた人は不平ばかり言って亡くなっていく。」
 この言葉は、
 よき死を迎えるためには、よき生を生きなければいけない、という事を教える、
 人間の真実を突いている言葉だと思います。

 そして、お二人のお話の共通する大切なキーワードは “感謝” です。

 例えば、
 よき生 とは、一体何か?
  それは、前向きに生きること、それから周りに感謝できるという事。
 その二つに集約されている。

  人生の実力とは、自分にとって不都合なことが起こった時に、
 その不都合さの中に人間として生きている証しを見ることができて、
 しかもその中で感謝できることを見つけ出すことが出来る力。
 最近特に、この感謝が大事だと強く思うようになりました。

  家族に対して、周りの人に対して、最後に「ありがとう」と言いながら、
 そして自分も相手からありがとうと言ってもらいながら生を全うできるのも、
 よい生き方だと思う。
  そういう生を全うする人を、私は人生の実力者だと呼んでいる。 

 
 少しだけですがお二人のお言葉を紹介させて頂きました。
 お二人の共通点は、人の幸せの心から願い、人の幸せの為に
 動き、働き、懸命に生きておられる。
  特に、昇地氏は、困難を感謝の気持ちでありがたく受け止めるからこそ
 101歳でも明るく元気に楽しく活躍されているのだと感心させられました。

 私も、感謝の気持ちを大切にして生き
 日々心を磨きながら  『人生の実力』を養って生きたいと思っております。 
 甚だ拙い文章ですが、本日は以上とさせていただきます。
 最後までお読み頂きありがとうございます。

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2008年1月15日 (火)

自然の摂理に則って生きる

今月の「おたまはん日和」は、人間学を学ぶ月刊誌“致知”1月号を
読んだ感想や気付いた事を取り上げて行く予定です。
致知 http://www.chichi.co.jp/

致知1月号の特集は「健体康心」です。
健康とは、健体(すこやかな体)と康心(やすらかな心)の事です。

本日取り上げるテーマは『自然の摂理に則って生きる』

酪農家 斉藤晶さん と りんご農家 木村秋則の対談内容の紹介です。
斎藤さん(S3生)は、S22年北海道開拓農民として入植し、牛と牧草と雑草の生態を
生かした“蹄作法”による自然流酪農を10年以上の苦労を続けて確立された方です。
斉藤さんの北海道の開拓地は70町あるけれども、殆どが傾斜のある、まさに “山” です。そんな地では、何を育てようとしても成功しない。失敗と苦労を繰り返しをしていたある時、牛が歩く道々には、笹も雑草も弱まり牧草が定着するという事に気付く。
そして、農業を諦め、放し飼いの蹄作法を始め、独自に確立させていく。

木村さんは(S24生)は、農薬の被害を避ける為に無農薬・無肥料の有機栽培を、
これまた、10年以上の苦闘のすえ成功された方です。
斉藤さんは、奥様がひどい農薬の被害に苦しんだ事から無農薬栽培を手がけるが、
農薬をやらないとりんごの葉は、8月を過ぎるとすべて落葉し、虫の被害もひどく、
木は殆ど枯れかけていた。
とうとう命を絶とうとおもって岩木山に上った。首をくくるために枝ぶりのいい木を探して
山をさまよっていたら枝振りの良い元気なドングリの木と遭遇する。
手も加えない山奥で元気に育つ木の根元からは土の良い匂いがしていた。
その豊かな土壌から気付きを得て無農薬栽培を確立させる。

畜産と農業を通して苦闘のすえ自然の育成法や農法を確立されたお二人は
現代社会に警笛をならす。
温暖化問題も環境問題も、もう取り返しのつかない所まで来ており、
もう五、六年のうちにはっきりその答えが出てくるのではないかとまで言われている。

それでは、どうすれば良いか。

せかせかせずもう少しのんびりして、
余裕を持って自然を見つめ自然の摂理に帰る事が大切である。
自然の摂理というものを再認識するような、人間の生き方、教育の仕方、
社会システムをつくる事が急務である。
新しい農村を作るぐらいの大きな構想を描ける様な 若い人が出てきて欲しいといわれています。

そして、現代人の多くの人が 失っている 感謝の気持ち、心からありがたいと思う気持ちをもう一度復活させれば、きっと社会は良くなると訴えられています。

お二人のお言葉から、自然の素晴らしさ厳しさ、自然の摂理を真剣に見つめ直し、
畜産・農業を営む者として 身をもって学んでいかねばならない事を教えられました。

最後までお読み頂きありがとうございます。       
             
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2008年1月 5日 (土)

初出式にZ(ゼット)旗を掲げる

新年明けましておめでとう御座います。
当社㈱藤橋商店は、1月4日(金)8時30分から初出式を開催し、
まず経営理念を高らかに唱和し、新たな年の幕開けを祝い、
みんなで思いを新たに致しました。

今年は、原油や穀物等 生きる為の基本的なエネルギーが高騰し、
激動の一年になると予想されます。

私は、この激動の新年の出発に当り Z(ゼット)旗を掲げ
「我社の興廃は、此の一年に在り。各員 一層奮励努力せよ。」
と檄を飛ばしました。

Z旗とは、
日露戦争の日本海海戦に臨む日本連合艦隊は、
司令長官の座乗する旗艦三笠にZ旗を掲揚して
「皇国ノ興廃コノ一戦ニアリ各員一層奮励努力セヨ」の号令を
全軍に伝え奮戦し、大勝利を収めました。
此の故事にちなみ、難事を打開する時、また、大勝利を期する時の
サインとしてZ旗が用いられる様になりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Z%E6%97%97

Z旗は、昨年 がんばれ社長の東京非凡会スペシャルに参加した時に
三笠記念館で購入したものです。

自らを奮い立たせる為に、そして大勝利を期して 
私のデスク前に4色のZ旗を掲げています。

今年も「おたまはん日和」を毎週月曜日発信して参ります。
読んで頂いて、楽しく、明るく、そして何かの参考になる様に努めていく所存です。
今年も皆様の益々のご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

最後までお読み頂き有難う御座います。

                藤橋家homepage        http://www.fujihashiya.com/

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