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2008年4月28日 (月)

稲盛和夫氏の“経営のこころ”

京セラの稲盛和夫さんと言えば、戦後の日本を代表する経営者であり、
76歳になられた現在も「人類、社会の進歩発展の為に貢献する」ために
人生の情熱を燃やし続けておられる、私の最も尊敬する方です。

1932年に鹿児島で生まれ、鹿児島大学卒業後、労働争議で倒産寸前の
碍子メーカーの松風工業の勤務を経て、現在の京セラの原点である
京都セラミックを1959年に創業しました。
京セラは、誕生からまだ半世紀も経たない49年目でありながら、
グループ全体の企業規模は1兆円を超えています。

今まで稲盛和夫氏の著書「生き方」や「実学」、「何のために生きるのか」等を読んで、
京セラという会社をここまで発展させて来られた稲盛和夫氏から多くを学んできました。
今日は、最近聞いた、稲盛和夫氏の講演のCD『経営のこころ』(76分)からまた
新たに学んだ事を簡単に纏めて、自ら復習したいと思います。

先ず、稲盛氏が会社創業から今までを振り返り、
事業経営で1番大切なのは、経営する人の“こころ”であると言われています。
そして、創業からここまで発展してこられたのは、自らが決めた11の項目を
今まで一生懸命守って経営してきたからだと言われています。
その11の項目を次に紹介します。

1.事業の目的・意義を明確にする。
2.具体的な数字を含めた目標を立て開示し、実現出来ると信じ強烈な願望をこころに抱 く。
3.誰にも負けない努力をする。
4.経営とは売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑えるゲームである。利益を追ってはいかん。
5.値決めは経営なり。
6.経営は、トップの強い意志で決まる。
7.凄まじい闘争心。
8.勇気。卑怯な振る舞いがあってはならぬ。決断するには素晴らしい勇気が必要である。
9.常に創造的な仕事をする。
  今日よりは明日、明日よりは明後日、常に改善・改良を絶え間なく続ける。
10.思いやりのこころで誠実に。
11.常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で(中村天風師から)

次に、少しだけ稲盛氏のお話を抜粋します。
1.事業の目的・意義は、出来る限り高い目的と、しかも、公明正大な大義名分が必要である。
  大義名分があれば自己を奮い立たせる事が出来るからでもある。
2.の目標と願望を抱くについては、その願望を潜在意識に透徹する迄願い、
  中村天風師の言う潜在勢力であるところの、強い信念に高めなければならない。

そして、10.の“思いやりのこころで誠実に”は、私利私欲に囚われるのではなく、せっかく生まれてきたのだから、人の為に、世の為に役立つ生きた方をするのが人間本来の姿であり、経営の目的 = “思いやりのこころ”でなければならない。

特に最後に強調されていましたので繰り返しますが、自分だけがよければ良いと言う様な利己心ではなく、利他のこころである、すべての人、みんながよくなる様に願えば、
この宇宙のすべての物が旨く生成発展する様に出来ている法則に合致し
発展できると言われています。

この“思いやりのこころ”についての説明はまったく不十分ですので、
是非、CD 「稲盛和夫の 経営のこころ」 日本経営合理化協会を購入しお聞きください。

アマゾン.comで手軽に購入できます。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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2008年4月21日 (月)

『さつきマラソン 新緑の中を駆け抜ける』

昨日4月20日の日曜日 兵庫県宍粟市が主催する「さつきマラソン」ハーフマラソンの部に参加し春の新緑を満喫して来ました。
今回の私のマラソンのテーマは、「童心に返り 元気に挨拶をする」です。

毎年、色々なマラソン大会に参加させて頂いています。
どの大会でも、地元の沢山の方々が沿道に出て応援をしてくれます。
あの応援が無ければ、もしかしたらマラソン大会には参加しないかもしれない
というぐらい私にとって大きくて大切なものです。
特に、苦しい時に沿道の方々の応援がどれ位励ましとなり、走る力を与えてくれて
いるか計り知れないものがあります。
これは、マラソン大会に出た事のある方は良く理解できると思います。
だから、今回は、いつも応援頂いている方々からの励ましに対して、
感謝の気持ちを伝える為に、元気良く大きな声で挨拶をしながら走る事を実践しました。

どのマラソン大会も開催される地域というのは、山間部が多く都会よりも高齢化が
進んだ地域です。だから、応援してくれる方も高齢者がとても多いというのが現実です。

沿道で手を振ってくれる“おじいちゃんやおばあちゃん”に笑顔で元気良く挨拶をする。

体が思うように動かず、痛そうに小さく旗を振ってくれる人にも近づいて挨拶すると、

体中笑顔になり応えてくれます。その笑顔がまたまた私を大いに元気付け、励まされ、

今回も気持ちよく完走できました。

一緒に参加している沢山のランナーからも、
「気持ちええね。あなたのその元気さからエネルギー貰ったわ。」
などと声を何度も掛けていただきました。

今、宍粟市の山あいは、大きな花の八重桜、薄紫の三つツツジに、
開花しだした花水木、そして、なんといっても山が“美しく新緑”で萌えています。
天気にも恵まれ、顔も真っ黒に日焼けした、春真っ盛りのマラソン大会でした。
皆さんも一緒に走りましょう。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

                           藤橋家HP
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2008年4月14日 (月)

日本の明るい未来

今、新卒採用活動を進め連日全国からやって来てくれる
沢山の優秀な学生さんと面接をし、色々な話を聞き、また話をさせてもらってます。
その中で感じる事の一つとして、多くの若者が、今の日本の世の中に何らかの
疑問を持っていると云う事です。
特に当社の事業内容と関係しますが、命を支える“食”に深い関心を持ち、
日本の食の力を取り戻す仕事をしたいと願う若者が沢山いる事を実感し
とても心強く思い喜んでいます。

現在の日本の食料自給率は、熱量換算で39%である事。
また、日本の農業就業者に占める65歳以上の方がなんと
6割に達している事。そして、毎日の様にマスコミで取り上げられる
“食”に関する色々な問題等に直面すると、私は相当な危機的状況と
危惧ばかりしていました。
しかしながら、多くの若者達がこの危機的状況を認識し、
何とかしないといけないんだと云う強い熱意を持っているという事を知り、
少し時間は掛かるかもしれませんが、日本の将来の明るい未来を
しっかりと展望出来るようになりました。

学生からの「社長さんの夢は何ですか?」と云う質問に対して
私は、経営理念の実現を通じこの世の中を住みよい世界にしたい
と云う思いをお伝えしています。

次にご紹介する “坂村真民一日一言”(致知出版社)の
元旦の詩 『願い』 の実現を目差し、元気な若者達にも大いに励まされながら、
仕事でおのれを磨き続け、一瞬一瞬、一日一日を大切に生きていきます。

『願い』

日本を
楽しい国にしよう
明るい国にしよう
国は小さいけれど
住みよい国にしよう
日本に生まれてきてよかったと
言えるような
国造りをしよう
これが二十一世紀への
私の願いだ

『藤橋家経営理念』

笑顔と喜びと活気にあふれ
優れたる多くの人々が集い
真に社会に貢献し
食の源である畜産農林漁業を支え発展させる
日本一の創造力みなぎる企業となる。

「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬早過ぎず一瞬遅すぎない時に」
これは、哲学者・教育学者であり実践求道者であられた森信三先生の言葉です。
私も、森信三先生の言われる“逢うべき人には必ず逢える”と云うその大切なご縁を
しっかりと認識し生かし、心ゆたかな人生にしたいと熱望しております。

最後までお読み頂きありがとう御座います。

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2008年4月 7日 (月)

『読書感想: 獄中の人間学』

昨日6日の日曜日に、『獄中の人間学』(致知出版社)という本を読みました。
昭和57年に出版されたものが数年前に復刻版として出たもので、
太平洋戦争の捕虜生活の体験者である 古海忠之氏と 城野宏氏の対談本です。

古海氏は、満州国総督長次長として昭和20年に逮捕された後、シベリアに5年、
そして、その後は中国の監獄で過ごし昭和38年に帰国されています。
城野氏は、終戦後も山西省の中国人の野戦軍を指揮し、中国人民開放軍と戦い
昭和24年に逮捕されてから中国の監獄に入り、帰国されたのは昭和39年です。
お二人は、昭和31年に中国の撫順監獄で出会い、その後共に捕虜生活を過ごされています。

信じられないような逆境を生きてこられたお二人の話の内容は、終始一貫明るく、
明晰、そして、強い意志をもって生きる逞しい人間の姿を感じます。

捕虜生活の中では、飢えや、排斥、処刑等いつ死に、殺されるか解からない極限状況の中で、如何に生き延びる、生きながらえるか、ではなく、よく澄んだ心と眼で、人間の真実を見て、誇りを持って生き抜いて来られたお二人の人生対談は、読後、
とても爽快な気持ちになり、心は晴れ晴れとしています。

その他、対談の中で特に印象に残っているのは、
日本の独特な風土と文化や、水田農耕という生産基盤に支えられ発展
してきた日本固有の社会を、欧米の文化や風土と比較して話されている事や、
真の自由とは階級的な差別がなく、個人の可能性を伸ばし、自分の力を十分に発揮出来て生きがいのある人生を送ること。そして、この日本にはどの国よりもその自由があるということ。そして、生きていく上でもっとも大切な事は、無私の気持ちで、人を愛する事、人に親切にする事と述べられていることです。

帰国後のお二人の活躍にも驚かされます。

内容は多岐に渡り大きな刺激を受けた1冊です。
私の推薦本の一冊となりましたので本日紹介させて頂きました。
最後までお読みいただきありがとうございます。

              藤橋家homepage     http://www.fujihashiya.com/

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