« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月24日 (月)

経営に求められる力 稲盛和夫著

何のために生きるのか。人間如何に生きるべきか。
会社経営を如何に行いえば良いのか。
私は、人間が成長する為には、心底 尊敬できる人をつくり
その人を目指して努力を続けるのが一番だと思っています。
私は、稲盛和夫氏を尊敬し、著書を読み、CDやDVDでお話を聞いています。
この週末も3つ程の著書や話を聞きました。
その中の一つに 『経営に求められる力』サンマーク出版があります。
この著書で稲盛和夫氏が語る 経営に求められる力 は、3つあります。
本日のおたまはん日和では、私が学んだ事をここで復習しながら、
自分の心に焼き付けて行こうと思います。
第一番目の経営者に求められる力とは、如何に経営者自身が自らの力を発揮するかに
掛かっている。その為には、稲盛和夫氏がいつも説かれている、稲盛経営の神髄、
哲学とも言える「経営12カ条」を実践に他ならない。その12カ条の実践を通して、強烈な自力を発揮するということです。
この十二カ条については、以前“おたまはん日和”で取り上げたことがあり
出来ればご参照ください。(この時は十一カ条としてまとめています。)
第二番目は、自分の分身となる「他力」を手に入れる事です。
本田宗一郎氏には、藤沢武夫氏がいた様に。また、松下幸之助氏には高橋荒太郎氏がいた様に、右腕となる人がいました。しかし、稲盛和夫氏には、本田氏や松下氏の様な右腕になる様な共同経営者はいませんでした。
だから、稲盛氏は、共同経営者をつくり、育成する為に、京セラで部門別独立採算制度のアメーバー経営を始め、部門ごとに同じ苦労や経験をしてもらい、経営者の苦しみを
理解してもらえる人を作っていったと述べられています。
幹部となる共同経営者を得て、そして、全従業員の力を得る事が如何に大切であり、
また、如何に困難であるかと言う事もこの著書では色々と語られていますが、
その為には、自分のしっかりとした人生観や哲学を持ち、私はこう生きていきたいんだ、
こうして企業経営を行っていきたいんだと、切々と説き、共鳴してくれて、強い協力と
信頼関係を作る努をし続ける事だと言われます。
そして、第三番目は、偉大な自然の力を味方につける と言うことです。
つまり、幸運を得るということが必要だと説かれています。
人生を布に例えると、縦糸が“運命”であり、横糸は“因果応報の法則(=因縁)”
運命と言うものは確実にあるが、因果応報の法則にのり、良い事を思い、良い行いを
続ければ、良い結果を生み、幸運を呼び寄せ運命をも変えていく事が出来るということ
です。
この運命と因果応報の法則については、他の著書「どう生きるか、なぜ生きるか」で
詳しく述べられていますのでまたの機会にこのお話の紹介をさせて頂きたいとます。

その「よきこと」とは何なのでしょう。
それは、簡単に言えば「利他」であり、他を思いやる心、慈しむ心、優しい思いやりの心、美しい愛の心、そして、森羅万象あらゆるものに感謝する心をもっていることです。
感謝すれば、宇宙・自然のラッキーを受けます。
この著書は、この後も「よきこと」の実践の為の煩悩のコントロール等の話が続きます。

本日の“ おたまはん日和 ”は、ここまでとさせて頂きます。
改めて、稲盛和夫氏がとかれる 『心をベースとした経営』の哲学にふれ、
氏の説かれる世界を学び続け、実践していきたいと強く思ってやみません。


本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
        藤橋家homepage  http://www.fujihashiya.com/

| | コメント (1)

2008年11月17日 (月)

酒造りの自然条件から考える事

先日、いつもご指導を仰いでいる農学博士から伺った話を紹介します。
日本酒の出来る南の限界線は九州の宮崎県にあり、それより南では、
特に気温の高さから発酵がうまくいかずお酢になってしまい日本酒の製造は
出来ないそうです。
そう言えば、鹿児島産の日本酒というものを見かけた記憶もなく、
九州では、気温等の自然条件により酒作りと言えば 焼酎 になり、
九州の“酒”とえば焼酎と言う事になるわけです。
黒霧島という名の焼酎の説明書きに、
焼酎造りは、一に麹で、焼酎麹のルーツは琉球王朝の御用酒であった泡盛の
黒麹だそうです。その焼酎麹の原種と言える“黒麹”は、クエン酸を生成して
他の雑菌を寄せ付けないという、希にみる能力を有し、温暖な南九州で質の高い
焼酎を作ることが出来る、とあります。
お酒(日本酒も焼酎も)も飲んでいるばかりでなく、その醸造や麹の神秘などや、
取り巻く風土と一緒に調べていけばなおいっそう楽しくなりそうですね。
さて、
最近叫ばれているのが、「地球温暖化」!!
確実に気温は上昇していると言われています。
となると日本酒の製造限界線は、少しずつ北上しているのでしょうか。
酒造りだけでなく、農作物ももちろん自然の条件の変化に大きな影響を受けます。
今年、私の住むこの播州地方で蜜柑栽培に少し異変が起きている様です。
みかんの実が大きくならず、小さいまま熟してしまったり、実が熟さずに枯れ落ちて
しまったり、立ち枯れの木が発生したりしています。
長年蜜柑作りをしている方も、こんな事は初めてだと言います。
地球温暖化の影響であるとは明確に言えませんが、11月中旬になっても暖かい日が
続いています。やはり少し異常なのかもしれません。
今迄のアメリカ式消費スタイルの生き方を見直し、地球温暖化のスピードを少しでも、
そして、出来る限り遅める努力をして行かねばと痛切に思う今日この頃です。
今日は、日本酒の製造限界線という話しから地球温暖化にむりやり関連させて、
ちょっと考えてみました。

最後までお読み頂きありがとうございます。
            藤橋家homepage    http://www.fujihashiya.com/

| | コメント (0)

2008年11月10日 (月)

自分を育てるのは自分

前回の“おたまはん日和”で、阪神タイガースの下柳剛投手の
好きな事をやり続ける為にと言う話を紹介させて頂きました。
私の好きなランニングをし続ける為に、70歳になってもウルトラマラソンを
完走する為に、何度も吸っては止めを繰り返してきた煙草をやめると宣言致しましたが、
煙草をやめるのに“もう一つの理由”がありました。
それは、先月下旬に発売された、東井義雄先生著『自分を育てるのは自分』を読み、
この著書の中にある島さんという死刑囚の話に感銘を受けたからです。
島さんは、小・中学校では勉強の1番出来ない、つまらない子供として、皆から
バカにされ、無視され、自分でも自分をつまらん人間と思い込み、中学を出てからも
少年院を出入りしている間に、昭和34年に空腹から一軒の農家に押し入り、
二千円を奪い、家族の方と争い、その奥さんを殺し、昭和42年11月2日の朝に死刑に
なった方です。
牢屋の中に入ってから、“生”に目覚めだし、今まで一度もほめられた事はなかったが、
ただ一人中学の美術の先生が
「絵はへたくそだけど、絵の組み立て、構図はお前が1番いいぞ」と言われた事を思い
出し、その先生に牢屋から手紙を出しました。
その手紙では、牢屋にいる事情を説明し、「・・・・先生に『・・・構図はお前が一番
いいぞ』と言われた事が懐かしく思い出されるだけです。何のとりえもない僕ですが、
せめて先生のお言葉を胸の中に大切に最期の日を迎えたいと思います。」
そんな手紙を書いたんです。
先生も返事をくれて、また奥さんからも故郷の事を読んだ歌三首の書き添えがありました。
その歌を読んでいるうちに故郷が懐かしくなり、島さんは自分でも歌を詠むようになり
ます。そして、その詩集『遺愛集』は、被害者の遺族に申し訳ないと死刑執行後、
出版されています。
島さんは最期の日、広い部屋が途中でカーテンで仕切られている室内で、
片方でお別れの式があり、お別れの行事が終わった後、拘置所長さんから
煙草を送られます。たいていの人は、ゆっくりと時間をかけて吸うそうです。
でも、島さんは「久しぶりに煙草をいただいて、ありがとうございます。
久しぶりの煙草によって頭がぼんやりしましては、はじめて生まれさしていただく
仏さまに対して申し訳ないし、被害者の方にも申し訳がございません、せっかくですが、」
と煙草をことわられ、係官の方が感動される様な足どりで、十三階段を登って最後を
とげられたんです。
東井義雄先生は、この小題“煙草をことわった最後の日”の最後に次の言葉で
締めくくられています。
島さんも、やっぱり人間のクズじゃなかったんです。仏さまの願いが、どうか
しっかり生きてくれよという願いが働いてくださった。それを牢屋の中で、はじめて
目覚めさしていただいたということなんです。
『被害者に わびて死刑を受けべしと 思うに空は青く生きたし』
こんなお話を読ませていただいたら、煙草にちょっと手が出なくなってしまいました。
この著書 10代の君たちへ『自分を育てるのは自分』 致知出版社の著者
東井義雄先生は、教育界の国宝とよばれた「いのちの教育」の実践者です。
是非、お読み頂きたい本です。


本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
            藤橋家homepage    http://www.fujihashiya.com/

| | コメント (0)

2008年11月 3日 (月)

好きな事をやり続ける為に

先週珍しくテレビをみていると、
その番組で、阪神タイガースの下柳剛投手が子供たちに対して
次の様なメッセージを送っていました。
下柳剛投手は、今シーズン40歳ながら4年連続の2桁勝利を上げ
阪神の(特に前半)の躍進に大いに貢献しました。
下柳剛オフィシャルサイト http://www.shimoyanagi.com/

以下、下柳剛投手談です・・・・

自分は最近になって、よく他人から
「好きな事をやり続けられて、いいですね。」と言われますが、
そういう事を言う、好きな事をやり続けられない人の共通している点は、
自分はたとえば背が低いからだとか、色々な“出来ない”理由を探して、
やめて行ってしまうんですよね。
多くの人は、困難な事に対しては、すぐに出来ない理由を見つける博士になる。
だから若いみなさんは、自分の好きな事を見つけて、やり続ける為に、
どうすればやり続けられるか、そして、困難に立ち向かう時、出来ない理由ではなく、
どうすれば出来るのかを見つけ挑戦し続ける生き方をして欲しい。

とても解り易い言葉で、しかも、楽しく人生を全うする為の真髄を語っていると思います。
私はこの下柳剛投手の言葉を聞き、下柳剛投手のファンになった事はもちろんですが、
大好きなランニングを元気に続ける為に、70歳になって、ウルトラ100kmマラソンを完走する為に、そして、大好きな仕事を精一杯、ど真剣に、し続ける為に、吸っては止め、
吸っては止めを繰り返してきた“たばこ”から足を洗いました。
(まだ1週間ですが・・・)
『好きな事をやり続ける為に』もっともっと果敢に挑戦していきたい。
本日は、“果敢に挑戦”の宣言で締めくくります。

最後までお読み頂きありがとうございます。
          藤橋家homepage   http://www.fujihashiya.com/

| | コメント (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »