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2009年3月30日 (月)

ほれこんでいるか

3月28日(土)に全社をあげて新入社員式を行いました。
この当日の早朝ランニングでは、年に何度も見られない美しい日の出を拝み、
神戸新聞様には、20日開店した“たまごや”の記事を掲載頂き、
またまた、超ご多忙の中、日本教育研究所の石原明先生にお越し頂き、
『喜ばれて仕事をすること』と題して講演を頂きました。
また、社会保険労務士の白井信雄先生にもお越し頂きました。
 
我社、我身が生かされている事、そして、大きな幸運に感謝し、嬉しく、新たな仲間を
迎えセレモニーを開催させて頂きました。
 
私は、新入社員を迎えるにあたり、祝辞として松下幸之助氏の『ほれんこんでいるか』と
いう話を昨年に引き続き紹介させて頂きました。
 
松下幸之助さんがある会社の新入社員式で語られた話です。
 
どういう話かともうしますと、松下幸之助氏は、新入社員の方に、その会社で
必ず部長、もしくは重役になれる秘訣をみなさんにお話しましょうと始まります。
 
出来る限り松下幸之助氏の口調でご紹介します。
 
入社式に参加し、御両親はどうであったかと思っておられる。
先ず帰って、自分は、今日入社式へ行っていろんな話を聞いた、そこから受ける感じと
言うのは非常にいい会社やと思う、こういう事をまず両親に発表する必要がある。
そうすると両親は、そんないい会社か、そんないい会社だと思うかと、必ず安心されるに違いない。次に友達に会う時も、日がたつにつれて、もう実にわしは感心しと
んや、本当にいい会社に入ったと喜んでいると言う。
それは、親戚にいっても、誰に対しても同じように、素晴らしい会社であると言い続ける。そうすると、両親は、非常に安心し、また、みんなも貴方のその信念的態度に共感を覚える様になる。
 
そうすると、そんなええ会社やったら、あんたのとこのもん買うてやろかとなる。
 
その人が一人入った事によって、だんだん、だんだんとその人の周囲の人を、
知らず知らず吸収してですね、立派にその会社を宣伝する事になる。品物を売る事になる。
そしてその人自身がですね、だんだん、だんだん、そういう気分になってくる。
いわゆる会社になくてはならんというような信念の持ち主になってくる。
そういう人を会社がほっとくわけがない。こんな熱心な、こんな立派に徹底した人は、
これは部長に、これは重役に、さらに進んで社長にもなってもらおうやないかと
こういうふうになるに決まっている。と、松下幸之助氏は続けられるのであります。
 
そして、これは単に会社に勤めると言う事だけでなくして、家族においても
いかなる事にも共通する事だと言われます。
 
結局、いったん会社なら会社、いったん仕事なら仕事、いったんお嫁ならお嫁に
行った以上はですね、それだけの徹底性がなければですね、本当の幸せという
ものが生まれないと思うのであります。会社に入ったけれども、この会社はどうか
知らん、会社の悪いとこばっかり目をつけてですね、不平ばっかり言うてるような
事ではですな、それは信頼されないと思うのであります。だいいち、両親も心もと
ないように思うでしょう。
 
成功の道というもんがあるとするならば、簡単に私はそういうところにあるんや
ないかと思うんです。
 
この話を、私の座右の銘のひとつでもある、松下幸之助氏の次の一言で言い表されるのでは無いかと思います。
 
道は、心を定めて、希望をもって進むとき、開かれる。』
 
昨年同じ話を紹介させて頂いた時よりも、今回全く同じ話を紹介させて頂くに当たり、
私自身にとってこの松下幸之助氏の話の、受け止め、感じ方が変わっている事に
氣づきます。なんと大切な、真髄をついた言葉であると今更ながらに感じております。
 
この話は、PHP研究所のCD版松下幸之助 商いのこころから
紹介させて頂きました。
 
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
 
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2009年3月23日 (月)

“たまごや”の開業、そして、お城の桜が開花

3月20日の春分の日に、姫路城の真ん前に食の御もてなしの店『たまごや』を
ついに開業させて頂く事ができました。
お陰様で、開業日から晴天に恵まれ、当社を支えて頂いている方々、友人達、
亡き父の親友などなど、遠方からも沢山の方が駆けつけて下さいました。
そして、3連休のお休みに姫路城を見に来られる観光のお客様がどんどん
ご来店下さり、開店初日から数時間にわたって満席状態が続き、御待ち頂く
列ができるほどの大盛況でした。
翌日21日も晴天で暖かく開店日以上に盛況を頂き、幸先の良いスタートを
させて頂いた事に、只々、有難く嬉しく喜んでおります。
ありがとうございます。
 
この『たまごや』の開業については、何も解らないまま、沢山の方々にいつの間にか
導かれてここまで来れたという思いです。本当に沢山の方々に支えられ、助けて頂き
御礼を申し上げると共に、当社のスタッフの頑張りにも感謝の念で堪えません。
 
新たな事業を行うと言う事は、先が見えないために迷う事も多々ありますが、
色々な勉強をさせて頂いております。そして、特に自分の無知、無力さを改めて
思い知らされております。
 
まだまだ、第一歩を踏み出したばかりで何をどうすれば良いか分からない状態には、
何も変わりはございません。
皆様方の益々のご指導ご鞭撻を賜りたくお願い申し上ます。
 
『たまごや』については、三田さんという私の先輩がブログにアップしてくれました。
お店の紹介や、綺麗な写真入りで、素敵に紹介頂いております。
是非、ご覧頂きたくお願い致します。
 
さんちゃんの遊食日記 http://yusyoku.tenkomori.tv/e86566.html 
 
これから皆様に喜んで頂けるお店づくりに励んで参ります。
末永く『たまごや』を御贔屓下さいます様お願い申し上げます。
皆様のご来店をお待ちしております。
 
追伸:
姫路城の桜が22日(日)に数輪 蕾を開花させていました。
姫路城は、今週末お花見の方でまた大いに賑わうことと思います。
素敵な笑顔で、元気に、皆様を御迎えさせて頂きます。
 

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2009年3月16日 (月)

耳を澄ませば

今年初めて鶯の声を聞いたのは、先週の3月9日です。
早朝ランニングを終えて家の庭で、眼を閉じ心静めて深呼吸をしていると
かすかに遠くから鶯の鳴き声が聞こえてきたのです。
雉の声を初めて聞いたのは3月11日です。
この日は次から次へと3羽の雉の声を聞きました。
また、同じ日に、夜明け前の数分間にわたる渡り鳥の大移動を目撃しました。
冬鳥たちも既に殆ど北国へ出発していると思ったら未だだった様で、
数羽の小さな群れから百羽以上の大きな群れまで、次から次へと同じ方角に
向かって一生懸命羽ばたき飛んで行くのです。
自然の織りなす素晴らしい光景に出くわし、心躍らせ、感動しながら
鳥達の無事を祈り見送りました。
 
今年私が鶯の声を聞いたのは3月9日です。
例年であれば、初めて鶯の声を聞くのは2月の中旬頃ですから、
今年はかなり遅れています。
理由として、いつも鶯の声を聞く竹林が河川改修工事の為、消滅してしまった事も
あります。しかし、鶯の声も、雉の声も、ただ単に私が聞こえているのに気づかなかった
のかもしれない
とふと思い、耳を澄ましてしっかりと聞く意思を持たねばならないと反省をした次第です。
そして、カエサル・シーザーの言葉『人は、見たい物しか見えない。』を思い出しました。
 
そんな事を思いなが家に帰り4月号の月間致知のページを開くと、
次の言葉が目に飛び込んできました。
 
「心ここに在らざれば、視れども見えず、
        聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず」
 
心がここになかったら、視ていても見えない、聴いていても聞こえない、
食べてもその味が分からない、という。古典の名著『大学』にある言葉である。
と紹介されています。
 
合氣道の大家藤平一平先生の著書「氣の呼吸法」の中に、心の静まった状態を
「波静まった水面の如く、月来たれば月映じ、鳥来たれば鳥映ず。
        万物明らかに映ずる心の状態」
と表現されています。
 
日々の慌ただしさに自分を見失いがちである事を反省し、心を静めて落ち着き余裕
もって、絶えず波静まった水面の如く、『耳を澄ませば』の状態で毎日、一瞬一瞬を
生きて行きたいと思います。

先週金曜日3月13日に福岡で桜の開花が宣言されたとNHKラジオで
報道されていました。観測史上最も早い開花だそうです。
姫路城の桜の開花もかなり早くなると予想されます。
“たまごや”の開業の20日には、もしかしたら桜の蕾が開いているかもしれません。
新たな事業のスタートと、暖かな春の訪れに心躍らせております。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
 
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2009年3月 9日 (月)

日本でいちばん大切にしたい会社

先日、会社の経営を元気に行い、素晴らしい企業づくりを実践している友人紹介から
坂本光司著『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版)という本を読みました。
著者の坂本さんは、法政大学の教授で、「現場で中小企業研究や、がんばる中小企業
の支援をする」をモットーに、北海道から沖縄まで6,000社以上の企業を直接訪問し
調査をされています。特に長期にわたり好業績を持続している企業や、業績はともかく、真に世のため人のためになる経営に取り組んでいる価値ある企業を発掘し、
素晴らしい企業を紹介されています。その多くの企業が、月刊致知にも登場し、
目頭を熱くさせられた記憶をよみがえらせました。
 
素晴らしい企業に共通する経営のあり方を「5人に対する使命と責任」を果たす事とし、
本当の経営と定義されています。次の順番に使命と責任を果たしていかねばならないと言う事です。
 
一、社員とその家族を幸せにする。
二、外注先・下請企業の社員を幸せにする。
三、顧客を幸せにする。
四、地域社会を幸せにし、活性化させる。
五、自然に生まれる株主の幸せ。
 
この5つから読み取れることは、企業経営の根本は、先ずその会社で働く社員と家族の
幸せなくして、そして、その会社を支える企業やその人達の幸せ無くして、お客様が感動するようなサービスや製品を作る事は出来ないと云う事です。
 
この5つを見て直に思い出したのが ジョンソン&ジョンソンのクレドです。
この著書の中でも紹介されている通り、ジョンソンは、少し順序が違い、顧客第一主義を掲げていますが、ほぼ共通する理念・考えを貫き驚異的な75年連続増収を続けている企業です。
 
素晴らしい企業、大切にしたい企業で最初に紹介されているのが日本理化学工業㈱です。
この会社は、現在社員の7割が障害を持たれた方々です。
障害者を採用されたきっかけは、養護学校の先生が障害をもった二人の生徒さんを
連れて何度も何度もお願いに来られ、採用は無理でも、生きている間に1週間でいいから仕事の経験をさせて欲しいという嘆願を受け入れた事から始まります。
その1週間の体験労働の最後の日に、障害を持たれた方の真剣な働きぶりに感動した
この会社の社員全員達からの「自分たちが面倒をみるから、この子たちを社員として採用してください」と社長に対して、じか談判があったのです。それは、50年前の事です。
今その最初に採用された女性は65歳になっておられ、なんと定年後も嘱託社員として
働いておられるのです。50年の歳月の重さとこの経営者の素晴らしい生き方に熱い
強い優しさと云うものを感ぜざるをえません。
 
私の尊敬する稲盛和夫さんが創業された京セラの経営理念は、次の通りです。
「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に
人類、社会の進歩発展に貢献すること」
この本の著者坂本さんは、特に中小企業に焦点を当てておられますが、京セラという
大企業でこの経営理念を実践し続けて来られ、世界で受け入れられている経営の素晴らしさに感動し、私は稲盛和夫さんに少しでも近づきたいと強く願い続けています。
 
今世界を震撼させているこの大不況の中で、日本のトップ企業の取っている行動を
見るとき、経営の神様と言われた、松下幸之助さんや本田宗一郎さん達であれば、
どの様な企業経営のかじ取りをされたかと真剣に考え、自分としての考えや哲学を
創っていかねばならないと強く思っています。
 
良書を紹介してくれた友人に、論語の“朋あり遠方より来たる、亦た楽しからずや。”
を思い出し、遠方ではなく身近にいてくれてなおさらですが、嬉しい思いに浸っています。こんなバカなダメな自分でも一歩でも前に進む努力を続け、社員とその家族の幸せを心から願い、世のため人のための経営を実践していき『日本でいちばん大切にしたい会社』と言われる様になりたいと思っております。
更なる
御指導よろしくお願い致します。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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2009年3月 2日 (月)

3月20日に“たまごや”をオープンします。

姫路城の真ん前の姫路城家老屋敷館に“たまごや”をオープンします。
当初、3月3日オープンの予定でしたが、約半月延期して時間をかけて、
よりよい良い店づくりの為に、お越し頂く皆様に少しでもよろこんで頂くために
平成21年3月20日春分の日にオープンさせて頂く事となりました。
 
お店の名前は、『たまごや』 です。
コンセプトもお店の名の通り、ずばり“たまご”です。
 
私達は、姫路市夢前町の自然溢れる山あいで、卵づくりに励んでいます。
ニワトリさん達を雛から育てあげ、食べる餌を厳選し、大切に管理をして卵を産んでもらってます。
また、私達は、夢前町で自ら農業を営み、お米や野菜、そして、果物なども作っています。
 
“たまごや”では、健康と安全・安心を考え、自信をもって自分たちが育てあげた
「たまご」と「お米」などの農産物を中心にご提供させて頂きます。
そして、出来る限り地場の産品でおもてなしをさせて頂きたいと考えております。
 
先ほども紹介致しましたが、私達の養鶏場は、姫路城の天守閣から直線距離で北に
むかって約15kmの山の中にあります。
近くには、清流“夢前川”が流れ、その季節になるとホタルが飛び交うとても
自然溢れる風光明媚な所です。

開業のテーマは、“ありがとう姫路城”です。

お城の真ん前で“たまごや”を開業させて頂けるのも400年以上の歴史ある

世界文化遺産“姫路城”のお陰です。ですから、全世界、全国から姫路城に

訪れる方々に心底喜んでいただけるお店を創り、素敵で素晴らしい凄い思い出

づくりのお手伝いをさせて頂きたいと今一生懸命準備をさせて頂いております。

そして、“食”と言う漢字の意味する、食べることは、“人”に“良い”と云う事を私達が営む養鶏事業や農業などを通して皆様と一緒に考え、取り組んで行きたいとも考えております。

 

今現在も開業に向けて、本当に沢山の方々の、並々ならぬお力を頂いて準備を

進めさせて頂いております。また、出店のチャンスを頂いた女神にも、この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

そして、引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

ありがとうございます。

 

           藤橋家homepage   http://www.fujihashiya.com/

 

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