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2009年11月30日 (月)

世界文化遺産姫路城を支え盛り上げる人達

“姫路城”といえば、姫路市民にとって『心』のよりどころであり、
我が国日本の大きな誇りともいえる大切な、
とは言え、私は、この偉大なる“姫路城”についてほとんど何も知りません。
かねてより勉強したいと思い続けてきました。
昨日11月29日(日)に、姫路商工会議所青年部の一つの活動として姫路城探究の
為の勉強会が開催され参加してきました。
本日のおたまはん日和は、この姫路城探究の勉強会から学んだこと等を簡単に紹介させて頂きながら、姫路城について考えていきたい思います。
今回の姫路城探究の勉強会では、今や“姫路城の博士”と言われている、姫路商工会議所青年部と“姫路円卓会議”のメンバーであるH氏から徹底的にご教授頂きました。
昼過ぎに姫路城の外堀のあった山陽百貨店をスタートして約5時間かけてお城周辺を歩きまわり、もちろん天守閣にも登り大いに勉強してきました。
その内容は、姫路城にまつわる色々な歴史的な事柄はもちろん、姫路城建築に関わる
沢山のエピソード、姫路城に隠された多くの秘密なども聞き・見て・知ることが出来た
とても有意義な勉強会となりました。
特に今回は、姫路藩の敵方となり、このお城を攻撃して天守閣を奪うという観点から
姫路城を案内頂き、講師のH氏から姫路城が如何に防塞の力に優れているかを戦時を
イメージしながら教えて頂きました。
現在の姫路城を造った池田輝政公は、姫路城築城にあたり、この姫路城を「難攻不落の城」にするのではなく、戦わずして相手の戦意を挫く「不戦勝の城」に仕立てようと
考えたそうです。遠く瀬戸内海からでも見えるこの巨城“姫路城”は、その輝政公の思いの通り、輝政公の死後一度も戦火を交えることなく幕末を迎える事となるのです。
今回の講師H先生が活動を行っておられる、“姫路円卓会議”について簡単に触れます。
姫路円卓会議は、すでに今年から始まり5年をかけて行われる姫路城「平成の大改修」
間に姫路市民として何が出来るかを考える会だそうです。
言いかえれば、姫路城の魅力を発信しながら、更に新たな魅力を発見・発掘・創造して
姫路の街に大きな人の賑わいと活気を呼び起こそうとされている姫路城を愛する団体
です。                http://www.himeji-entaku.jp/entaku.html
この度、姫路円卓会議から『姫路ぶらぶらガイドブック』という、一味ちがったガイド
ブックが発行されました。今日のおたまはん日和でもこのガイドブックから文章を一部
引用させて頂いております。ご興味のある方は、先ずはこの姫路円卓会議にお問い合わせ頂ければと思います。
この勉強会のお陰で、姫路城について、そして、私の街姫路の歴史を勉強を進めていこう思いを強めることが出来ました。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
*****************  世界文化遺産 国宝 姫路城  **********************
後は、私自身が姫路城の歴史の基本的を復習したいが為に、姫路城で配られている
パンプレットの一部をそのままここに掲載させて頂きます。
姫路城は、播磨の守護職赤松則村が元弘3年(1333年)ここに砦を築き、その子貞範が
正平元年(1346)城を構えたことに始まり、その後小寺氏、黒田氏が守っていました。
最近の研究では築城は16世紀中頃の黒田重孝・職隆のときとする説もあります。
黒田官兵衛孝高のとき、彼の勧めで羽柴秀吉が天正8年(1580)西国攻略の根拠地として入城し、翌9年3層の天守閣を完成させました。
 その後、羽柴秀吉、木下家定と続き、関ヶ原の没後、徳川家康の女婿池田輝政(52万石)が入封し、慶長6年(1601)から8年の歳月を費やして南の外濠を現在のJR山陽本線付近とする程の大きな規模に城域を拡張し、姫山に5層7階の天主を築きました。
池田氏3代のあと入封した本多忠政(15万石)は、長男忠刻とその室千姫(徳川秀忠の長女)のために、西の丸を整備して、元和4年(1618)今日に見る姫路城の全容を整えました。
その後、城主は松平氏、榊原氏と変わり、酒井氏が寛延2年(1749)入封して明治維新を迎えました。
 現在、大天主と三つの小天守、これらを結ぶ渡櫓(以上「国宝」)をはじめ、化粧櫓
など櫓27棟、門15棟、土塀約1000m(以上「重要文化財」)の建造物と、内濠・
中濠の大部分が残っており、中濠以内は特別史跡に指定されています。
1993年12月、姫路城は法隆寺地域の仏教建造物とともにユネスコの世界遺産委員会で我が国で初めて世界文化遺産に登録されました。
これは姫路城が、我が国の築城技術が昂揚期を迎えてた江戸時代初期に造営された最も完成された城郭建築であり、壮麗な連立式の天守閣群をはじめ多くの建物が築城当時のままの美しい姿で今日まで残る唯一の城としてその普遍的価値が認められたものですが、姫路城が長い歴史の中で一度も戦や大きな災害に遭うことなく奇跡的に生き残り、多く人々の努力と熱意によって保存・整備されてきた結果でもあります。
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                  藤橋家homepage  http://www.fujihashiya.com/

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コメント

地元の誇る世界の貴重な遺産ですね。
もっと学びたいですね。
素敵な内容をありがとうございます。感謝。

投稿: あかまっちゃん | 2009年11月30日 (月) 21時43分

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