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2011年6月20日 (月)

らっきょのカリカリ漬け & 姫路城の歴史(43)

 今この梅雨の時期は、日本の家庭の食卓には無くてはならないとも言うべき、らっきょ梅干しを漬け込む季節です。スーパーへ行くと、らっきょ梅干しを漬け込む為の色々な材料が所狭しと山積みにされています。

 私は昨年から、母親の手ほどきを受けながら、らっきょ梅干しの漬け込みを本格手に始めています。今日の「おたまはん日和」では、日本の食文化の基本とも言えるらっきょ梅干しのうち、らっきょの漬け方について、私の母親の毎年行っている、自称らっきょのカリカリ漬けのレシピをご紹介させて頂きながら、らっきょの漬け込み方を復習したいと思います。

今回ご紹介する漬けこみ方は、とても簡単で、また、漬けこんでから一年経っても、らっきょがとてもカリカリした状態が保持され、歯応え良く、美味しい為、カリカリ漬けと言っているそうです。

 私は、中央市場の八百屋さんの友人にお願いして、鳥取県東伯郡北栄町 前川商店さんの最高の『砂丘特産 洗らっきょ』10kg1kg×10)/箱が調達出来ました。この10kgらっきょを2kgずつ、5本の小さめの壷に漬けこみます。次に紹介するの2kg用のレシピです。

 

先ず、用意する材料です。

 

・らっきょ 2kg

・酢    4カップ

・氷砂糖  4カップ (私は、2.5カップ)

・塩    1/2カップ

・赤唐辛子 少々

 

 らっきょは、根や皮のついた物も販売されていますが、沢山の量を漬け込むには、その掃除が大変です。とても便利な洗らっきょがお勧めです。私の祖母は、大家族の為にらっきょを大量に漬け込んでいたそうですが、らっきょを大量に漬け込んだ後は、よく寝込んでいたと今でも話が伝わっている程、大変な作業です。(今はお陰さまで簡単になりました。)

 

(剥き)らっきょ を 2kgずつ良く水洗いして笊にいれて水切りを

 しておく。

次に、その水洗いした らっきょ をボールに入れて、熱湯をしっかり

 とつかる様に注ぎかける。

 軽く揺らして、1分程度待ち、笊に広げて水切りして、日に当て水分を

 充分飛ばす(乾かす)

出来ればホウロウの鍋に、酢と塩と氷砂糖を煮溶かして、一度さっと

 煮沸させてます。

 充分室温になるまで冷ましてから赤唐辛子の種を取り入れます。

 そして、漬け込み用の壷に事前に乾かしたらっきょを入れておき、上か

 ら一気にいま作って、冷ましておいた甘酢を注ぎかけます。

後は、しっかりと蓋をして、涼しい暗いところに保管して、約2ヶ月ほ

 ど経つと美味しい
 『らっきょのカリカリ漬け』の出来上がりです。

 

 各家庭には、代々受け継がれて来たらっきょ梅干しの漬け方もあるでしょう。

また、時代の流れで、そのレシピも少しずつ変化をしているかも知れません。

私も母親の教えるレシピから、勝手に氷砂糖を減らして漬け込みます。

また、健康志向、減塩傾向にある梅干しについては、漬け込む塩に少しこだわりながら、塩をたっぷり使用した辛めの梅干しを漬け込むようにしています。

今日は、母親に手ほどきを受けたらっきょのカリカリ漬けの方法をご紹介させて頂きながら、復習をさせていたただきました。らっきょは昨日6月19日に漬け込みましたので、8月のお盆の頃には美味しく漬かっていると思います。

 

 

* * * 姫路城の歴史(43) 姫路ぶらばらから原文のまま紹介 * * *

姫路円卓会議発行の姫路ぶらぶらから姫路城にまつわる歴史を紹介しています。

43回目は、姫路城の歴史 三の丸をぶ~らぶら『江戸時代の「三の丸広場」』をお届けします。

 現在の「三の丸」は「三の丸広場」と呼ばれる広場となっていますが、江戸時代には数多くの建物が並んでいました。「桐一の門」から「菱の門」に向かっては「大手筋」が開かれており、その先には「新門」と呼ばれる城門が設けられていました。「大手筋」の東には「御向屋敷」と呼ばれる城主の下屋敷があり、ここには数寄屋・築山・泉水などが設けられ、城主の城内におけるくつろぎの場となっており、「御向屋敷」の北には「御用米蔵」や「上三方蔵(かみさんぼうくら)」といった倉庫があり、その東方には大工仕事などを行う「作事場(さくじば)」もありました。

 また「桐一の門」の正面には、千姫が暮らした「武蔵野御殿」があり、その北には「長屋」や「厩舎」などが建ち並び、「三の丸」西にある高台には、「本城」とか「御居城(おんきょじょう)」と呼ばれる城主の居館が置かれていました。

 

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