経営理念実現の為の新卒採用 & 姫路城の歴史(78)
2月24日大阪の梅田で新卒採用の会社説明会を開催させて頂きました。今年度第2回目の最終回です。
今回も第1回目に引き続き沢山の目を輝かせた元気な学生さんにご参加頂き、大いなる若さ溢れるエネルギーを存分に吸収させて頂きまました。
当社の新卒採用の目的は、優れた学生さんを採用する為はもちろんのことですが、その前提に、経営理念の実現、理念経営の実践の為に行っています。
この趣旨に賛同してくれた、熱心な学生さんから嬉しいメールを頂きました。
そのメールのなかで紹介されていたのが、
サイモン・シネック 『優れたリーダーはどうやって行動を促すか。』です。
http://www.ted.com/talks/lang/ja/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action.html
頂いたその学生さんのメールの一部も嬉しくてここに紹介させて頂きます。
『さて、今回メールを差し上げた理由は、説明会でおっしゃられていたスティーブ・ジョブスの話が、私が所属する読書会で使った資料に関連していると思い、ぜひ藤橋様にもそれを見ていただきたいと思ったからです。
この資料を観ていて、私は藤橋様とスティーブ・ジョブスは似ていると思います。具体的に、信念や理念で人を惹き付けてしまう点が非常に似ています。だからこそ、説明会に出席してた社員の方々は主体的に、そして楽しく仕事ができているのだと思います。』
この彼から教えて頂いた、サイモン・シネックの動画を何度も見せて頂きました。
とても解りやすい明確な言葉に、自分の求めている道筋がどの様なものであるのかということを簡単に認識できる示唆を与えてもらえたことに心から感謝しています。
例えば、商品の販売や人材(財)の採用についての考え方は次の言葉に凝縮されていると思います。
『自分の商品を必要とする人に売るのでなく、自分が信じるものを信じてくれる人に売ることを目指すべきです。単に仕事を求めている人を雇うのではなく、自分の信念を信じてくれる人を雇うことを目指すべきです。私がいつも言っていることですが、仕事が出来るというだけの理由で採用した人は、お金のために働くでしょう。しかし、あなたの信念を信じてくれる人を雇えば、その人は血と汗と涙を流して働くのです。このことを示す例としてライト兄弟ほど ふさわしいものはありません。』
そのライト兄弟の話を簡単に纏めてみます。
ライト兄弟 オーヴィルとウィルバーは、成功のレシピとも言える資金、人材、市場環境のどれにも恵まれていませんでした。兄弟二人だけではなく、飛行機を開発をしていた兄弟のチームの誰ひとりとして大学も出ておらず、お金もなく、夢に挑む資金は自分達の自転車店からの持ち出しでした。
今回初めて知ったことですが、このライト兄弟と時を同じくしてサミッシェル・ラングレーと云う人が飛行機の開発を行っていました。彼は5万ドルの資金を陸軍省からあたえられ、ハーバード大学に在籍し、スミソニアン博物館で働いており人脈豊富で、当時の頭脳と通じていました。市場環境も絶好でした。しかし、飛行機の開発でライト兄弟に先んじられ、しかも、ライト兄弟が開発の成功のあと、ラングレーは一番になれなかった為に飛行機の開発を直ぐに諦めてやめてしまったのです。その理由を、ラングレーの飛行機の開発の目的は、富と名声を得ること、名声を得て、金持ちになりたかったからだと、サイモン・シネックは語っています。
お金もないライト兄弟達が何故飛行機の開発に成功したかは、その夢、思い、何故という理由にあったのです。もしも空飛ぶ飛行機を作り上げることができたら、それは“世界を変えることになる”とと信じていたからです。
サイモン・シネックは、革新の成功者の例も上げています。
それは、市民権運動、人種差別撤廃の活動家キング牧師です。
彼だけが偉大な演説家であったわけではありません。彼だけが差別の撤廃の為に苦しんでいた訳ではありません。しはし、彼はアメリカを変える為に何が必要かなどと説かず、彼が信じることを語ったのです。「私は信じている。信じている。信じている。」と語りました。彼が信じることを信じた人々が、彼の動機を自らのの動機として、他の人にも伝えたのです。そして、その人達一人一人の信念が1963年の夏にワシントンに25万人の人を集め、あのキング牧師の演説が行われるのです。
ビジネスも同じことだとサイモンは説明しています。サイモンの言葉で締め括りたいと思います。
「一番肝心なのは、人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです。自分が提供する物を必要とする人とビジネスをするのでなく、自分の信じることを信じる人とビジネスをするのを目標とすべきなのです。」
会社説明会に参加して、私の思いに共鳴してくれた学生さんが、また、私の思いを確かなものとする素晴らしい話を紹介してくれました。嬉しく、有り難く、感謝の気持ちで一杯です。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
* * * 姫路城の歴史(78) 姫路ぶらばらから原文のまま紹介 * * *
姫路円卓会議発行の“姫路ぶらぶら”から姫路城にまつわる歴史を紹介しています。
第78回目は、姫路城の歴史 『「ちょっとティータイム」と「観光ループバスを使おう」』
をお届けします。
「ちょっとティータイム」
姫路城から歩きづめの貴方、「ちょっと休みたい」と思われて当然です。
そんな貴方にお勧めなのが、「姫路市立美術館」や「兵庫県立歴史博物館」、そしてその北にある「日本城郭研究センター」に併設されているティールームやレストランです。特に「兵庫県立歴史博物館」内に併設されたミュージアムカフェ・ショップ「桜」には、壁一面が大きなガラス窓となっており、この窓から姫路城を眺めながら、お茶や食事が楽しめます。カフェだけを利用する場合は、もちろん博物館の入館料は要りません。
「観光ループバスを使おう」
「こんなとこまで来て、どうやって帰るの?」とお疲れの貴方、ご安心ください。姫路の周りには15分から30分間隔で周回する観光ループバスが走っており、お値段は一回わずか100円で、姫路駅まで戻れます。ちなみに姫路城の北側にある停留所は、「美術館前」「博物館前」「清水橋(文学館前)」の三ケ所です。
運行日 :毎日(12月~2月は土曜日・日曜日・祝日のみ)
運行時間:午前9時(始発)~午後5時(最終) *15分~30分間隔で運行
料金 :1回 大人100円、小人(6歳~小学6年生)50円
1日券 :大人300円、小人150円
お問合せ:「姫路観光なびポート」電話079-287-0003
以上、姫路円卓会議発行のガイドブック“姫路ぶらぶら”の P53 から
『「ちょっとティータイム」と「観光ループバスを使おう」』
を紹介させて頂きました。
藤橋家homepage http://www.fujihashiya.com/
たまごや通心(こだわりの通販)http://www.tamagoya.org/
姫路ケーブルテレビ WINK“たまごや”
放映番組~いま、輝いてます~のYou Tubeです。
http://www.youtube.com/watch?v=GJ15H13ZaRw
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント