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2012年2月27日 (月)

経営理念実現の為の新卒採用 & 姫路城の歴史(78)

 2月24日大阪の梅田で新卒採用の会社説明会を開催させて頂きました。今年度第2回目の最終回です。
今回も第1回目に引き続き沢山の目を輝かせた元気な学生さんにご参加頂き、大いなる若さ溢れるエネルギーを存分に吸収させて頂きまました。
 当社の新卒採用の目的は、優れた学生さんを採用する為はもちろんのことですが、その前提に、経営理念の実現、理念経営の実践の為に行っています。
この趣旨に賛同してくれた、熱心な学生さんから嬉しいメールを頂きました。
そのメールのなかで紹介されていたのが、

サイモン・シネック 『優れたリーダーはどうやって行動を促すか。』です。
http://www.ted.com/talks/lang/ja/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action.html
頂いたその学生さんのメールの一部も嬉しくてここに紹介させて頂きます。

『さて、今回メールを差し上げた理由は、説明会でおっしゃられていたスティーブ・ジョブスの話が、私が所属する読書会で使った資料に関連していると思い、ぜひ藤橋様にもそれを見ていただきたいと思ったからです。
 この資料を観ていて、私は藤橋様とスティーブ・ジョブスは似ていると思います。具体的に、信念や理念で人を惹き付けてしまう点が非常に似ています。だからこそ、説明会に出席してた社員の方々は主体的に、そして楽しく仕事ができているのだと思います。』

 この彼から教えて頂いた、サイモン・シネックの動画を何度も見せて頂きました。

とても解りやすい明確な言葉に、自分の求めている道筋がどの様なものであるのかということを簡単に認識できる示唆を与えてもらえたことに心から感謝しています。

例えば、商品の販売や人材(財)の採用についての考え方は次の言葉に凝縮されていると思います。

『自分の商品を必要とする人に売るのでなく、自分が信じるものを信じてくれる人に売ることを目指すべきです。単に仕事を求めている人を雇うのではなく、自分の信念を信じてくれる人を雇うことを目指すべきです。私がいつも言っていることですが、仕事が出来るというだけの理由で採用した人は、お金のために働くでしょう。しかし、あなたの信念を信じてくれる人を雇えば、その人は血と汗と涙を流して働くのです。このことを示す例としてライト兄弟ほど ふさわしいものはありません。』

そのライト兄弟の話を簡単に纏めてみます。
ライト兄弟 オーヴィルとウィルバーは、成功のレシピとも言える資金、人材、市場環境のどれにも恵まれていませんでした。兄弟二人だけではなく、飛行機を開発をしていた兄弟のチームの誰ひとりとして大学も出ておらず、お金もなく、夢に挑む資金は自分達の自転車店からの持ち出しでした。

今回初めて知ったことですが、このライト兄弟と時を同じくしてサミッシェル・ラングレーと云う人が飛行機の開発を行っていました。彼は5万ドルの資金を陸軍省からあたえられ、ハーバード大学に在籍し、スミソニアン博物館で働いており人脈豊富で、当時の頭脳と通じていました。市場環境も絶好でした。しかし、飛行機の開発でライト兄弟に先んじられ、しかも、ライト兄弟が開発の成功のあと、ラングレーは一番になれなかった為に飛行機の開発を直ぐに諦めてやめてしまったのです。その理由を、ラングレーの飛行機の開発の目的は、富と名声を得ること、名声を得て、金持ちになりたかったからだと、サイモン・シネックは語っています。
お金もないライト兄弟達が何故飛行機の開発に成功したかは、その夢、思い、何故という理由にあったのです。もしも空飛ぶ飛行機を作り上げることができたら、それは“世界を変えることになる”とと信じていたからです。

サイモン・シネックは、革新の成功者の例も上げています。
それは、市民権運動、人種差別撤廃の活動家キング牧師です。
彼だけが偉大な演説家であったわけではありません。彼だけが差別の撤廃の為に苦しんでいた訳ではありません。しはし、彼はアメリカを変える為に何が必要かなどと説かず、彼が信じることを語ったのです。「私は信じている。信じている。信じている。」と語りました。彼が信じることを信じた人々が、彼の動機を自らのの動機として、他の人にも伝えたのです。そして、その人達一人一人の信念が1963年の夏にワシントンに25万人の人を集め、あのキング牧師の演説が行われるのです。

ビジネスも同じことだとサイモンは説明しています。サイモンの言葉で締め括りたいと思います。

「一番肝心なのは、人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです。自分が提供する物を必要とする人とビジネスをするのでなく、自分の信じることを信じる人とビジネスをするのを目標とすべきなのです。」

会社説明会に参加して、私の思いに共鳴してくれた学生さんが、また、私の思いを確かなものとする素晴らしい話を紹介してくれました。嬉しく、有り難く、感謝の気持ちで一杯です。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

 


* * * 姫路城の歴史(78) 姫路ぶらばらから原文のまま紹介 * * *

 

姫路円卓会議発行の“姫路ぶらぶら”から姫路城にまつわる歴史を紹介しています。

第78回目は、姫路城の歴史 『「ちょっとティータイム」と「観光ループバスを使おう」』
                                をお届けします。
「ちょっとティータイム」
姫路城から歩きづめの貴方、「ちょっと休みたい」と思われて当然です。
そんな貴方にお勧めなのが、「姫路市立美術館」や「兵庫県立歴史博物館」、そしてその北にある「日本城郭研究センター」に併設されているティールームやレストランです。特に「兵庫県立歴史博物館」内に併設されたミュージアムカフェ・ショップ「桜」には、壁一面が大きなガラス窓となっており、この窓から姫路城を眺めながら、お茶や食事が楽しめます。カフェだけを利用する場合は、もちろん博物館の入館料は要りません。

「観光ループバスを使おう」
「こんなとこまで来て、どうやって帰るの?」とお疲れの貴方、ご安心ください。姫路の周りには15分から30分間隔で周回する観光ループバスが走っており、お値段は一回わずか100円で、姫路駅まで戻れます。ちなみに姫路城の北側にある停留所は、「美術館前」「博物館前」「清水橋(文学館前)」の三ケ所です。
 
 
運行日  :毎日(12月~2月は土曜日・日曜日・祝日のみ)
運行時間:午前9時(始発)~午後5時(最終) *15分~30分間隔で運行
料金   :1回 大人100円、小人(6歳~小学6年生)50円
1日券  :大人300円、小人150円
お問合せ:「姫路観光なびポート」電話079-287-0003

以上、姫路円卓会議発行のガイドブック“姫路ぶらぶら”の P53 から
    『「ちょっとティータイム」と「観光ループバスを使おう」』
                        を紹介させて頂きました。

 

    藤橋家homepage       http://www.fujihashiya.com/
    たまごや通心(こだわりの通販)http://www.tamagoya.org/
    姫路ケーブルテレビ WINK“たまごや”
    放映番組~いま、輝いてます~のYou Tubeです。
    http://www.youtube.com/watch?v=GJ15H13ZaRw

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2012年2月20日 (月)

元日銀支店長が“日本の未来を予測する” & 姫路城の歴史(77)

 2月14日ヴァレンタインデーの日の夕方に、友人である建設会社の経営者に呼ばれ講演会に参加してきました。彼は、日本の未来を憂い、我ら企業経営者がこれからどの様に未来を予測し活きていけば良いのかという未来への道筋を示してもらおうという目的で、日銀の長崎支店長等を歴任された田邉敏憲氏を自分の会社に招き講演会を開催してくれました。
 お招き頂き貴重なお話を聞かせて頂きましたので、今日は、その尊いお話を簡単に纏め直しながら、改めて自らの進むべき道というものについて考えてみたいと思います。

田邉敏憲氏の略歴:
       1973年京大法学部卒業。同年4月日銀入行。長崎支店長などを歴任、
       1997年日銀退職。
       現在、埼玉大学院経済学科客員教授兼一般社団法人CRD協会理事。

田邉氏は、聴講者に話の内容を分かりやすく示す為に、これから将来最も値段の上がる物は何であるかということから話をされました。

石油か? 土地か? 金(きん)か? 食糧か?

答えは、水です。

 世界の穀物生産のトップ3は、アメリカ、中国、インドだそうです。
先ず、世界に誇る穀物生産国アメリカですが、その穀倉地帯の中西部、南西部8州にまたがる日本国土の約1.2倍にも及ぶ オガララ水帯層の地下水こそが、このアメリカの穀物生産を支えている事は皆様も良くご存知のことと思います。そして、このオガララ水帯層の地下水は、この水槽帯の地域がもともと乾燥地帯であるということもありどんどん減り続け、その為、灌漑用の井戸を深く掘り進めていくということに留まらず、完全に枯渇してしまう井戸も少なくありません。
また、塩害も大きな問題で、何れ遠くない将来、オガララ水帯層の枯渇でアメリカの穀物生産は危機的状態になると予測されているという話も良く聞かれることだと思います。

 中国はどうかというと、世界の3大黒土帯の一つである中国東北平原の黒土帯は、現在深刻な退化の脅威に曝されています。もともと1メートル有ったと言われるこの地域の黒土は、現在30cm迄に退化し、毎年2.5cmずつ退化が進んでいるというのです。ということは、このまま進めばあと15年で黒土帯がなくなり、中国東北地方で穀物生産出来なくなるという事です。
 また、巨大な三峡ダムは、汚染物質や大量のゴミの流入、特に、重金属類の汚染が深刻な問題となる事は明白で、大きな豊さをもたらす筈の三峡ダムの水が、逆に中国を亡ぼす危険な水源になろうとしているのです。 中国は、環境破壊から滅亡すると、田邉先生は言われていました。

インドにおいても水の枯渇は明らかであるということです。

 今度は日本の経済・財政を見てみると、現在の日本の国債発行残高は709兆で、2026年には1,200兆円を超え、現在の国内の貯蓄残高を超えると言われています。また、貯蓄残高も減少に進む事も明白であるため、もっと早い段階で経常収支が赤字に転じると予測されています。
 現在5%の消費税も、歳入を賄う為には2030年には30%に引き上げねば、財政が持たない状況になるそうです。
 因みに、消費税1%を上げることで、税収は2.5兆円増えると考えれば良いとの事だそうです。

 現在、日本企業の工業生産力は弱まり、また、極端な円高等の影響で、日本の名立たる企業は、大きな赤字を出しています。
最近のニュースに上がるのがTPP問題で、日本の命である食を支える農林畜産業は、TPP協定が結ばれれば壊滅するとも言われています。
 しかし、田邉先生のお話を聞いていると、食物の世界情勢は大転換し、水の枯渇や環境問題により穀物生産高が極度に落ちこみ海外から食糧の輸入も眞まらない状況になる可能性がかなり高いということです。そんな状況下で国内日本を見てみると、日本は世界で類い稀な水資源の豊かな国なのです。
だから、日本で為すべきことは、農業生産力を日本の国土・風土に合った形で高めることが第一番に行う事であり、また、農業生産を、ただ食糧の為だけに考えるのではなく、農業のみならず、農林漁業と工業技術や機械加工技術などと結び付けて、新たな産業を生み出さねばならないということです。

 EUの中でも元気なのは、ドイツやオランダ、オーストリア、ノルウェー等の国で、その国々に共通するのが、農林漁業を大切にする国で、食糧生産力を拡大してきているということです。
例えばオーストリアは、木材からキシリトールを抽出し世界に輸出したり、鮭の養殖で高い技術を持つノルウェーは、鮭の養殖用の大きな機械システムの輸出に力を入れているそうです。
 日本の大切な資源である、水を活かして、農林漁業の力を取り戻し、化学工業や機械産業の力と結び付けたり、東南アジアの国々の農業力を日本の高い農業技術で高めながら、それらの力を組み立てていく力こそが、これらか必要であるということです。
これが、水を軸にして日本を盛り返すアセンブリーなのです。
 田邉氏が最後に何度も強調して使われた言葉が“アセンブリー”です。
「組立て」という意味ですが、1つの力、言い換えれば1人、1企業の力だけでなく、2つ、3つ、それ以上の力を掛け合わせ、“水と云う資源=農林畜産業”を軸に新たな力を日本人の知恵で創造していきましょうという事です。

 田邉氏のお話を簡単に纏め直しながら、『水の力』と『組立て』について考えを進めていこうと思います。

 本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。

 

 
* * * 姫路城の歴史(77) 姫路ぶらばらから原文のまま紹介 * * *
 
姫路円卓会議発行の“姫路ぶらぶら”から姫路城にまつわる歴史を紹介しています。

第77回目は、姫路城の歴史 『「歴史博物館」で学ぼう』をお届けします。

「姫路市立美術館」の北隣にある「兵庫県立歴史博物館」は、大人も子供も楽しみながら歴史を学べる施設となっており、天守に飾られていた本物の「鯱(しゃち)」や天守の模型をはじめ、最新の技術を用いたバーチャルリアリティーシアターなど、姫路城や城下町にまつわる展示や播磨の歴史にまつわる展示がなされています。また館内の体験コーナーでは、十二単や鎧の着付け体験などもできます。

兵庫県立歴史博物館  開館時間:10:00~17:00  
    休館日:月曜日・祝日の翌日・年末年始
    常設展観覧料:一般200円、高校・大学150円、小・中学生100円
    問い合わせ:「兵庫県立歴史博物館」079-288-9011 

以上、姫路円卓会議発行のガイドブック“姫路ぶらぶら”の P52 から
        『「歴史博物館」で学ぼう』を紹介させて頂きました。

 

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2012年2月13日 (月)

東北の冬の厳しさ“七つの雪”& 姫路城の歴史(76)

 姫路商工会議所青年部のある会の研修旅行に参加して、2月10日と11日の東北地方へ行ってきました。参加者は15名、目的は、津波で襲われた被災地をこの目で見ておく為です。
訪れたのは、日本三景の一つ松島海岸を経由し、東松島や石巻です。
 松島は、被害を受けたといえども沢山の島々に守られて、わりと被害の少なかった地域ではないかと思います。日本を代表する美しい松島が何とか小さな被害で済んだことは、これからの復興の為にも本当に良かったと思います。
 松島を経由して訪れた東松島や石巻の惨状は、凄まじいものです。大きな船がまだ何隻も放置されいました。バスを止め、暫く歩かせて頂きましたが、みんなは、その光景をみながら只黙るだけでした。

 帰りの飛行機の便が仙台発が手配できず、新潟空港までいかねばならなかった為に、翌日は宿泊先の仙台市からバスで会津若松市と喜多方市へ訪問することが出来ました。
 地元の方には当り前の光景なのかもしれませんが、バスで新潟に向かう道中で、強風と共に雪が地面から強烈に吹きあがって来ることがありました。一瞬にして視界が遮られ、前が見えなくなります。 地吹雪の凄さと怖ろしについては、テレビで見た事がありますが、この度の旅行でその厳しさを垣間見れたのかもしれないと思っています。また、東北地方の冬の厳しさをしっかりと心に焼き付けておこうと思い、吹雪をずっと見ていました。そんなうちに、以前ラジオで聴いた新沼謙治さんの歌がふと浮かんできました。
 題名は、『津軽恋女』という歌で、その中に“津軽の七つの雪”という文句があります。
その七つの雪とは、次の様に表現されています。
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪

厳しい、そして、豪雪地方の津軽であればこそ、雪一つにもこれだけの表現のしかたがあるのかと感心させられます。“七つの雪”と共に、新沼謙治さんの、『津軽恋女』の歌詞の一番をここで紹介させて頂きます。

新沼謙治さんの歌 『津軽恋女』

津軽の海よ 竜飛岬は吹雪に 凍えるよ
日毎夜毎 海鳴りばかり 愚図る女の泣く声か
津軽の女よ 別れうたひとつ くちずさむ
にごり酒に想い出浮かべ
かじかむこころの 空をみる
降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には七つの 雪がふるとか

こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪

津軽の女よ 枕乱して 引き込み 恋心
愛に生きて夢に生きて
白いかげろう 空に舞う

今回の旅を通して、東北の皆様が、長年に渡り、何代にも渡って冬の厳しさや、大きな雪の壁に閉ざされた中を活き抜いて来られたからこそ、この度の東日本大震災の中でも世界で驚嘆された、人間の強さや素晴らしさをお持ちなのだと実感しました。多くを学ばねばならんないと感じています。

旅をしながら感じたことをまとまりもなく書かせて頂きました。
本日も、最後までお読み頂きありがとうございます。

          

* * * 姫路城の歴史(76) 姫路ぶらばらから原文のまま紹介 * * *

姫路円卓会議発行の“姫路ぶらぶら”から姫路城にまつわる歴史を紹介しています。

第76回目は、 姫路城の歴史
姫路城の東をぶ~らぶら『「美術館」は陸軍の兵器庫跡 』
                                         をお届けします。

 「喜斎門」を出ると左手に赤レンガ造りの建物が見えてきます。この建物は明治時代に陸軍の兵器庫・被服庫として建てられたもので、戦後、姫路市役所の庁舎として使われていましたが、1983年(昭和58)に「姫路市立美術館」として生まれ変わり、現在、この建物は国登録有形文化財に指定されています。また常設展では、市内在住の國富奎三(くにとみけいぞう)氏から寄贈を受けた、印象派のモネやピサロを中心とした近代フランス絵画約50点が展示されています。

開館時間:10:00~17:00 休館日:月曜日・祝日の翌日・年末年始
常設展観覧料:一般200円、高校・大学150円、小・中学生100円
問合せ:079-222-2288

以上、姫路円卓会議発行のガイドブック“姫路ぶらぶら”の P52 から
             姫路城の東をぶ~らぶら『「美術館」は陸軍の兵器庫跡 』
                               を紹介させて頂きました。



    藤橋家homepage       http://www.fujihashiya.com/
    たまごや通心(こだわりの通販)http://www.tamagoya.org/
    姫路ケーブルテレビ WINK“たまごや”
    放映番組~いま、輝いてます~のYou Tubeです。
    http://www.youtube.com/watch?v=GJ15H13ZaRw

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2012年2月 6日 (月)

グリーンリーフ㈱ 澤浦彰治社長の“感動農業” & 姫路城の歴史(75)』

 1月31日火曜日に日本政策金融公庫主催の農業経営者交流会に参加してきました。

その交流会の基調講演者が本日の題名に上げさせて頂いグリーンリーフ㈱の澤浦彰治社長様です。

 そのお話は、両親とやっていた農業に行き詰まり、どうしようもない状況の中から奮起し、

家族中心の農業で成功を経て、次第に社員さんを採用し組織化し、ワンマン経営から、全社員経営へ、そして、人間尊重経営への成長過程を実践例をしめしながらお話しくださいました。

 澤浦社長のお話は、当社の事業推進にも大いに役立てたい事が一杯で、また、澤浦社長様の目指しておられうのが『感動経営』なので、本日の題名を『感動経営』として、講演を纏め直して教えを振り返ってみたいと思います。

 グリーンリーフ㈱は、平成6年に設立され現在はグループ会社が何社もあり売上も30億円規模の会社になり、総社員数も100名を超えています。

 先ずお話の中で驚いたことは、農業生産法人でありながら、これから一年先の生産計画は勿論、販売計画も8割以上確定しているということです。この販売計画というのは、どの作物をドレだけの量を、値段を幾らで販売するという事が既に一年先まで決まっているということです。

 農業というのは、通常天候に左右され正確な収穫を見込むのが困難であり、そして、価格は相場に左右され経営計画というものが難しい事業と言われます。しかし、澤浦社長の会社では、本社拠点の群馬だけでなく、独立支援プログラムで成長し、農業独立を果たしたグループの農業者が、青森や静岡などで農業生産を行い、互いに支え合い、生産と販売の計画を立て事業を進められています。

素晴らしい経営と称賛したくなりますが、逆に考えれば、農業を経営を安定させる為に、供給責任という大きな責任を担っい、弛まぬ努力をされているということになると思います。

販売すべき量も価格も決まっている作物を天候の都合でできなかったでは通用しないという事です。

 澤浦社長は言われます。農業は顧客造りから始めるのだと。自分のつくった物に自分で値段を付けて、販売出来る様にならなければいけないということです。

 一年先迄生産販売が決まっているということは、グリーンリーフ㈱には、特定のお客様がいると言う事です。日本の農業には特定のお客様が存在しないことが当り前で、生産物は、農協や中央市場に出荷し、価格も相場に左右されるのが当たり前になっています。しかし、世界的にみてこの様な顧客不在の農業は日本の異常な状況だと言えるのです。

 グリーンリーフ㈱で、現在特に有名なお客さんは、モスフードサービスさんがおられますが、

初めは一番生産力があり出荷したかったレタスは購入してくれず、最初にお付き合いが始まったのは、毎日少量のトマトを、決まった価格で届けるという採算の合わない取引からだったそうです。

しかも、品質基準がとても厳しく大変だったそうです。

 しかし、その翌年にレタスの相場が荒れ、春先の安値の次に、夏に相場は高値をつけます。

そうした中でレタスを出荷する他社組織がモスフードへの定額販売価格に注文をつけたり、そして、モスへの出荷を突然止めてしまったそうです。緊急事態に陥ったモスバーガーからグリンリーフへ出荷協力の依頼が舞いこみ、高値ではなく定額での販売を始め、そこから、モスバーガーさんとの取引のパイプを太くなっていったと話されていました。その過程のなかにも、モスバーガーさんの厳しい品質基準に対する不満の気持ちを持ったこともあったそうですが、その要望に応えていくことで成長をし、そして、努力する姿勢の中で信頼関係を築いて来られたそうです。

 グリーンリーフさんの社員さんがモスバーガーでハンバーグの生産の実践訓練をして学んだり、モスフードさんの全社員を、農業研修に受け入れお客さんにも自社の産品の生産を知ってまらうなど生産者と販売者、そして、その先のハンバーガーを食べるお客様にも喜んで頂ける、三方良しの関係造りに取り組まれてきたとの事です。

 澤浦社長が、グリーンファーム㈱を経営する上で、最も大切にされているのが『経営理念』です。

経営理念とはその会社の基本となる考え方や存在意義、基本的な価値観を表した最高の概念であると澤浦社長は言われます。また、松下幸之助翁の次の言葉を引用されています。

『経営理念の確立ができれば、会社経営は成功したようなもの』

 日々起こる意思決定はこの経営理念に基づいて行わなければならないのです。

そして、会社を発展させる為には、「経営指針」を明文化し活動することが欠かせません。

澤浦社長の言われる経営指針書とは、会社の存在意義や価値を表す「経営理念」と、その理念を実現するために会社の内部や外部の環境から見て会社の方向性を示す「経営方針」と、その指針を実現するための手順書と「計画書」、そして、財務諸表から出来ている物なのです。

澤浦社長は、中小企業同友会で学びながら、会社の社員さん皆さんとこの「経営指針」をつくり日々の仕事で活用されているということです。

 そして、農業だけでなく、その会社を支えているのがその会社の生産力であり、技術力です。

この技術力は決算書の貸借対照表の中には数字で表す科目はありませんが、その技術力やその会社や個人が蓄積し、それを活かすということがとても重要になるのです。

澤浦社長が農業法人として多くの農業生産者を集めて事業を進む中で、いつも良い農産物を安定的に栽培する人と、毎年同じ様な失敗をしては同じ様な言い訳を来る返している人がいる事に悩み原因を探りました。其の大きな違いとは、毎日の記録や日誌をつけているかいないかという大事実に気づかれたと述べておられます。澤浦社長のは、二宮尊徳翁の「積小偉大」という言葉を引用し、日々の日誌という小さな積み重ねがなけれま農業も、又如何なる事業も成功しないという事を説明されています。

 話は尽きませんので、最後に、グリーンリーフ株式会社様の、感動的な素晴らしい経営理念をここで紹介し締め括りたいと存じます。

澤浦社長さんは、書籍を出版されています。

題名は、『小さく始めて 農業で利益を出し続ける 7つのルール』です。

農業にのみならず、経営や人生の為になることが、一杯詰まった素晴らしい内容です。

是非お読み頂きたい書籍です。推薦致します。

グリーンリーフ株式会社 経営理念

感動農業

 野菜たちの言わんとすることを感じる繊細な心で。すばやく行動するやさしさと勇気、決断力を持って。小さな成長も大きく喜び、謙虚な心でいる。私たちが大地を耕すことで、多くの人に豊かさと幸福を与えられるように、今この時に最大の努力をしよう。

人づくり、土づくり

 私たちの命と身体は、すべて食べ物からできています。その食べ物は動物でもみな植物を介して、土から養分を吸収し光合成によって生命を生殖させ成長しています。つまり私たちの身体はすべて土からできています。健康的で健全な生活をするのは健全な食べ物をとることはむろんであり、そのためには食べ物の元になる健全な土づくりが必要です。さらに健全な土づくりは、健全な価値観と人生観、仕事観をもった人がいなければ実現できません。私たちは健全な価値観を持ち続けるために共に学び、土づくりをして、健康的な作物を育み多くの人に健康と豊かさ、感動を提供します。

2月4日は立春です。古今和歌集の歌が思い出されます。

袖ひちてむすびし水の氷れるを春立つ今日の風や解くらむ。 紀 貫之

もう春です。春立つです。

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。

* * * 姫路城の歴史(75) 姫路ぶらばらから原文のまま紹介 * * *

姫路円卓会議発行の姫路ぶらぶらから姫路城にまつわる歴史を紹介しています。

75回目は、 姫路城の歴史 姫山公園をぶ~らぶら 『 秀吉時代の大手口 』をお届けします。

 姫路に城下町が誕生したのは、羽柴秀吉が築城を開始した1580(天正8)頃のことだと言われています。しかし、秀吉時代の姫路城の「大手」は東に向かって開かれていたといわれ、現在も姫路城の東にある「堺町」や「生野町」「竹田町」といった秀吉にゆかりのある町名の町は、この頃開かれた町だろうといわれています。また搦手口にある「とノー門」は、赤松氏の居城・置塩城の大手門だったものを移築したもので、秀吉時代には姫路城の大手門だったという説もあります。

 この頃の姫路城には、秀吉の配下であった福島正則や加藤清正、山内一豊といった有名な戦国武将たちがおり、若かりし頃の彼らは、この急な階段を槍を担いで駆け下り、戦場に向かったのかもしれません。 

以上、姫路円卓会議発行のガイドブック姫路ぶらぶら P51  から

    姫山公園をぶ~らぶら 『 秀吉時代の大手口 』を紹介させて頂きました。

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