“ 素麺は、発酵食品である。” & 姫路城の歴史(104)
昨年から入会させて頂いている姫路西ロータリークラブの先週の例会で、あの “米のささやき” で御馴染みの龍力 本田商店の本田社長様のお話を聞かせて頂きました。その卓話の題名は、『播州の発酵食品』で、播州の代表する4つの発酵食品のお話しでした。その4つの発酵食品とは、お酒、味噌、醤油、そして、なんと4つ目は素麺だったのです。
素麺が発酵食品であるとという事を、驚きと種感動の思いで初めて教えて頂きました。
クラブ会報に素麺がなぜ発酵食品であるのかというその話を簡単にまとめた文章がありますので、そのまま紹介させて頂きます。
素麺・・・
現在の形の素麺は大和の国・三輪から習って来たと言われている。
素麺には大量の綿実油が使用される。しかし素麺を茹でても油は浮いてこない。
兵庫県工業試験所が素麺の熟成過程で綿実油を分解する微生物を発見した。
微生物の力で人間にとって有利に働く事を発酵と言うことから、素麺も発酵食品と言われている。
現在、 揖保の糸の素麺組合の努力により、揖保の糸が最も高品質の素麺と言われている。
・・・管理された会員の生産したものに限って「揖保の糸」の銘柄を使用できる。
また、ヤフー百科事典に次ぎの文章を見つけましたので、素麺についての知識を少し補足して覚えておこうと思います。
手延べ素麺は寒いとき製造したものがよく、曲げてみて直に折れず、よくたわむものが良品である。できたてのものよりも梅雨期を経過したもののほうが味がよい。
素麺製造者間で「厄」ということばがあるが、梅雨期その他何かの関係で空気中の湿度が高くなると、素麺は湿気を吸収し、酵素が働いて旨味が出る。
・・・ということであります。
素麺はすぐ食べるより、一年、二年とおいた方が美味しく、“ ひね ” と言って珍重される理由がこれで理解出来ました。
本日も、最後までお読み頂きありがとうございます。
* * * * 姫路城の歴史(104)姫路ぶらばらから原文のまま紹介 * * * * *
姫路円卓会議発行の“姫路ぶらぶら”から姫路城にまつわる歴史を紹介しています。
第104回目は、姫路城の歴史『姫路城西部の守りの要「市之橋門」』をお届けします。
姫路城の西には船場川が流れているため、姫路城の西側には「外曲輪」がなく、「清水門」と「市之橋門」の間は姫路城最大の弱点となっており、「中濠」と「船場川(外濠)」の二重の濠が敵の侵入を防いでいるものの、この二つの城門の役割は極めて重要です。
木橋を落とし専守防衛に務める「清水門」に対して、ここ「市之橋門」は敵を殲滅しようと築かれた攻撃的な城門で、むしろ城門を開け放ち、敵を門内に誘い込み、急激に狭くなった枡形で身動きの取れないくなった敵に、激しい攻撃を加えようと、左袖の「櫓門(やぐらもん)」と「隅櫓(すみやぐら)」が待ち構えています。
そして守兵が少ない時には、木橋を落として専守防衛に務めることも可能となります。
ちなみに姫路城の中曲輪には11の城門がありますが、これは十一を十と一と口に分解し、組み合わせると吉の文字となるからだそうです。
以上、姫路円卓会議発行のガイドブック“姫路ぶらぶら”の P65 から
『姫路城西部の守りの要「市之橋門」』を紹介させて頂きました。
藤橋家homepage http://www.fujihashiya.com/
たまごや通心(こだわりの通販)http://www.tamagoya.org/
姫路ケーブルテレビ WINK“たまごや”放映番組~いま、輝いてます~のYou Tubeです。
http://www.youtube.com/watch?v=GJ15H13ZaRw
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント