第35回神鍋マラソン大会に参加して、ああ感謝。
平成27年6月21日(日)に開催された第35回兵庫神鍋高原マラ
ソン大会に参加して来ました。平成24年の第33回大会迄は、
いつも8月の最終日曜日に行われていました。だから、ハーフ
マラソンのスタートが8時30分でも、気温は途中から30度Cを超
える事がよくあり、稀に救急車で運ばれる方も出ることもあり、
夏の大会開催について検討が行われていました。一年のブラン
クの後、昨年から6月第3日曜日に開催されることになりました。
昨日は、会場の但馬ドームに向かう道中では、土砂降りの
大雨に見舞われ運転席からの視界は、ほとんど無しという位の
危険な状態でした。
されど、大会直前から空は晴れ渡り、気温20℃ほどの最高
の状態で走る事が出来ました。
タイムは、1時間43分12秒とさほど良くはありませんが、
過去10回のこの大会の記録を振返ってみると、なんと今回が
最高記録だったのです。やはり、気温は大きく作用するという
ことを実感しました。
走り終わって、但馬ドームの野外に設置してある真水のシャ
ワーを浴びて着替えていると、姫路城近くのラーメンと餃子で
有名な人気のお店の大将を発見し、マラソン談義となりました。
そして、その大将の一言を披露いたします。
『ありがたい。このマラソンを走らせてもらっているから
元気に仕事をさせてもうとんや。』
私も、この大将の言葉に、ほんま大納得です。
各地で開催されるマラソン大会に参加するからこそ、日々練習
もし、体調も整えようと努めており、お陰様でこうして元気で
おられるんだと。大会がないとなかなか練習もしないんです。
どのマラソン大会も、ボランティアの方や地元の応援して下
さる方をはじめ、行政や警察の方々などどれ位沢山の方に支え
られて開催されているかわかりません。 ほんまに、感謝です。
先程の人気のラーメン店の大将の言葉を聞き、この元気さや
また、この様な丈夫な体を頂いていることにも心からありがた
いと実感していると、先日読んだある話を思い出しました。
致知7月の貝原益軒の『養生訓』に学ぶ生きる力の養い方です。
この『養生訓』は、貝原益軒が亡くなる前年の八十三歳の時
に書かれたもので、この内容の確かさは、生きる力を存分に
発揮して天寿を全うした益軒自身の人生が物語っていると、
その文章を書かれている祖父江氏は言われています。
『養生訓』は次のような書き出しから始まるそうです。
「人間の体は父母をもとにし、天地をはじまりとしたもので
ある。天地父母の恵みをうけて生まれ、また養われた自分の
体であるから、自分だけの所有物ではない。
天地からいただいたもの、父母の残してくださったからだで
あるから、慎んでよく養って、痛めないようにして、天寿を
長く保つべきである。これが、天地・父母に使える孝の本で
ある。」
どうしても、私などは自分の体は自分一人の所有物であると
勘違いしがちです。父母が二人であり、その父母も二人ずつで、
ご先祖様を10代遡れば、1.024名の父母がおられ、20代遡れ
ば、1,048,576名の父母がおられる。30代を遡れば、なんと
十億名以上の父母がおられることを思えば、自分の体は、自分
のものでなく、天地・ご先祖様からお預かりしているもので、
勝手にぞんざい扱うことなど、全く不届きでると、今は強烈に
思うのではあります。が・・・
このお預かりしているこの尊い体を大切にすることこそ、
天地・ご先祖様・父母への恩返しの根本であり、健康に通じる
とも祖父江氏は言われて、次の一節が貝原益軒の人生観をよく
表現していると紹介されています。
「およそ人間には三つの楽しみがある。第一は道を行って、
自分に間違いがなく、善を楽しむことである。
第二に自分のからだに病気がなく気持ちよく楽しむことで
ある。
第三は長生きしてながく楽しむことである。
富貴であっても、この三つの楽しみがないと本当の楽しみは
ない。」
まさに、仕事に誠心誠意励み、お預かりしているこの自分の
尊い体を大切にして、感謝の気持ちでゆっくり走り続けながら、
120歳という人間が本来もつ寿命を全うし、人生を楽しみ
たいものです。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
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