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2015年9月30日 (水)

食べない人たち 1と2

 二週間前のこのブログで、一日青汁いっぱいだけで二十年以

上も生きておられる鍼灸師森美智代先生のことを紹介致しまし

た。森先生が21歳で不治の病と言われる脊髄小脳変性症にかか

ってから甲田先生のご指導のもと、断食から生菜食、そして、

青汁だけと食物の摂取がすくなる過程で元気を取り戻し、病を

克服されます。それだけでなく、病を克服していく過程で、オ

ーラが見えるようになったり、霊的とも言える力を開化されて

いきます。その森先生の病克服の過程を描いている、白鳥監督

作品映画『不食の時代』の中には、甲田先生の治療により病を

治されて人々が次々に登場します。筋ジストロフィーや膠原病、

潰瘍性大腸炎、甲状腺ガンなどなど。そのDVDのパックに次の

様な文章が載っていました。

 

「野生動物は傷を負ったり不調の時に、何も食べずにいるー

 断食によって消化酵素が節約され、体の浄化や修復の働

 きのある「代謝酵素」に振り分けられ自然治癒力が高まる・

 ・・・断食療法は自然の摂理にかなった健康法とも言え

 るだろう。

   ・・・なるほどそう言う事だと納得もさせて頂きました。

 

 断食や限りない少食について少しずつ理解できる様になって

来たところに、本日の表題に掲げた『食べない人たち』という

著書を読み、この世の中に何も食べないで生きている人がいる

という存在を知り更に驚愕する事になりました。しかも、その

方々は超健康的で、バイタリー溢れ、脳も冴え渡り、霊的とも

いえる力がとても高いのです。

 

 その一人が弁護士・医学博士の秋山佳胤(よしたね)氏なので

す。表題に掲げたタイトルは、その秋山氏が監修し、秋山氏と

先程の森美智代先生、そして、不食研究所代表の山田鷹夫氏が

それぞれ文章を寄せられています。

 

1冊目が、『食べない人たち 不食が人を健康にする』

2冊目が、『食べない人たち、不食実践家3人のその後』

 

この1冊目の著書の中で秋山氏は、何も食べない、水も飲まな

い不食ができる様になった過程を書かれていますが、その指導

を受けたのがオーストラリア人女性のジャスムヒーンさんとい

う方です。

 

 何も食べない水も飲まない不食とは一体どの様なことなので

しょうか。秋山氏の著書から文章を引用します。

 

『野菜だけを摂取する人々のことをベジタリアン(菜食主義者)

 といいますが、ジャスムヒーンさんは不食の人々のことを

 ブレサリアン(呼吸主義者)と呼んでいます。呼吸によって

 宇宙の大気にあふれるエネルギーを摂取して生きる人々と

 いう意味で信じがたい話かもしれません。しかし、宇宙が

 エネルギーに満ちているのは事実です。物理学でいうところ

 のビッグバン(宇宙の始まり)はエネルギーによって生じてい

 るのです。しかも、エネルギーによって素粒子(物質を構成

 する基本的な粒子)の生成・分化が進み、さらに星々をつく

 り、そこから地球で暮らす私たちの肉体も生じています。

 そのおおもとのエネルギーをブラーナと考えてよいのかも

 しれません。それは、「光」、「バイブレーション(振動)

 、あるいは「愛」といい換えることもできます。』

 

 理解しようとして簡単に理解できることではないかもしれ

ません。初めて出てきたプラーナという言葉について秋山氏

の言葉をまた引用します。

 

『不食とは、厳密には何も食べないことではありません。

 物質的な食物の代わりに、目には見えないエネルギーであ

 るプラーナを食べています。プラーナは大気中に存在する

 だけでなく、宇宙のいたるところに存在しています。しか

 も、無限にあり、お金もいっさいかかりません。

  まさに究極のフリーエネルギー(空間から無限にエネルギ

 ーを引き出す考え方)といってもよいでしょう。

  魂も含めて、宇宙に存在するものは、すべてこのフリー

 エネルギーで生きているのです。そのため、プラーナのこと

 をジャスムヒーンさんはは「神々の食べ物」といったり

 「聖なる栄養」と呼んだりすることもあります。』

 

 不食について秋山氏の著書から簡単にご紹介して来ました。

不食により体が軽くなり、超健康的になり、頭も冴えわたり、

睡眠時間も短くて済み、霊的な能力まで発現すれば素晴らしい

なと、不食に大いに興味を持ちました。この次は、秋山氏に

不食を指導されたジャスムヒーンさんの著書『神々の食べ物』

という著書をを読んでみようと先ほど注文してみました。

 

最後までお読み頂きありがとうごいます。

 

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2015年9月23日 (水)

『お陰様で丹後100kmウルトラマラソンでタイタン頂きました。』

『お陰様で丹後100kmウルトラマラソンでタイタン頂きました。』  

 平成27年9月20日(日)に開催された丹後100kmウルトラ
マラソンで同大会の10回目の完走を達成することが出来、
タイタンの称号を頂き、表彰をして頂きました。  
  表彰状となる、TI−TAN(タイタン)認定書の文言が、私の
心をくすぐる内容で勝手ながらここで紹介させて頂きます。   
                  『TI−TAN認定書』
あなたは近畿圏屈指の厳しいコースといわれる
「歴史街道丹後100kmウルトラマラソン」で
10回の完走を果たすという快挙を達成されました  
七龍峠や碇高原という大きな起伏を抱えた
難コースは単に走力だけでなく強靭な精神力をも
兼ね備えたランナーでなければ成し得ない偉業です。
大会は「丹後の鉄人」といえる称号「TI−TAN」を
贈り永く貴殿の偉業を称えるものです 
ウルトラマラソンは人生とも被る趣のスポーツ
TI−TANの称号を誇りにさらなる高みを目指されることを
心より望みます
歴史街道丹後100kmウルトラマラソン実行委員会      
                    会長 中山 泰(様)                       
                                                              以上  
  昨年時点で44名の方がタイタンの称号を受けておられます。
今年は第15回大会でタイタン候補は19名おられました。  
私は今大会で11番目にタイタンとしてゴールしましたので、
丹後ウルトラの55番目のタイタンということになります。
  表彰台に上がり表彰を受け、記念品を受け取った後に、一言
今の気持ちをということでマイクを向けられた時に、次のように
挨拶をさせて頂きました。  
  弱冠53歳になりますが、先ずこの様な丈夫な体に産んでくれ
た母父に感謝致しております。そして、今大会で一緒に走った
仲間と応援だけに駆け付けてくれて、応援し続けくれた仲間達、
ホッタラカシにしてくれる家族、今も一生懸命働いている社員
の皆様、そして、この大会を開催運営して下さる大会実行委員
会の皆様と京丹後の皆様、最後にこの京丹後の美しい自然の
お陰で、走り続け、10回目の完走をさせて頂きました。
感謝申し 上げます。ありがとうございます。
   完走させて頂いた時に、心から素直な気持ちなれ、お陰様
でという感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 
 天候にも恵まれました。今迄であれば、気温は30度を超え
るのも当たり前でしたが、この日の最高気温は25度位までし
か上がらず、雲も多く日差しも優しい絶好のマラソン日和でし
た。記録は、12時間27分25秒でした。  
  走らせて頂いたことに感謝し、これからも地道に直向きに、
感謝、素直、謙虚な気持ちを思い起こしながら走り続けます。
ありがとうございます。
  最後までお読み頂きありがとうございます。
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2015年9月14日 (月)

青汁だけで生きる 森鍼灸院院長の生き方と教えに学ぶ

 

 私は以前町田宗鳳(そうほう)先生と本日の表題に掲げてい

る青汁だけで生きておられる森美智代先生の共著『ありがと

うを言うと超健康になる』という本を数年前に読み、富士山

の麓のホテルで開催された2泊3日断食合宿に参加したこと

があります。

 

 この合宿は町田先生が主催されていましたが、本を読み、

森先生の事が忘れられず、この度、森先生と断食療法を指導

した甲田光雄先生を描いた白鳥哲監督作品のドキュメンタリ

ー映画(DVD)『負食の時代』を見て、そして、森先生の著書

『食べることやめました』を読みました。

 

 なぜかというと、私の70歳の友人が頬にガンが出来て、

症状も進行し、とても苦しんでおられる為に、何か良い治療

方法がないかと考えた時に、森先生の事を直ぐに思い出した

からです。

 

 森先生は、私と同じ昭和37年生まれです。21歳の時に不治

の病で小脳が萎縮していく脊髄小脳変性症に掛かります。

 余命数年と診断されますが、断食療法を指導した甲田光雄

先生の治療と指導により、その不治の病を治し、現在、鍼灸

院の院長として元気に大いに活躍されています。

 

 実はこの森先生は、1994年の12月から、青汁だけで生活を

されています。この時は、青汁の材料の葉菜250gでしたが、

1996年からは、葉菜を150gに減らし、2002年からは、目が見

えにくくなった為に、藻から精製した「スピレン」とエビオ

スとビタミンCを1錠を毎日服用するだけで生きておられます。

一日の摂取カロリーはなんと60キロカロリー程度という事で

す。

 森先生が、何故このような少ない食物で生きていられるか

というと、少食、生菜食、青汁という食生活を送る過程で、

消化吸収力が高まったことが先ず一つ。そしてそれ以上に、

森先生の腸内には、通常人間の腸内にはほとんど住んでいな

い腸内細菌が沢山いるそうです。

 例えば、「クロストリジウム」は、食物の繊維を分解して

たんぱく質の材料であるアミノ酸を作り出しますが、一般の

人間の腸には、0.1%くらいしかいないのに、森先生の腸には、

その100倍近い9.8%もいるのです。所謂牛の胃腸の様な働きが

あるのです。また、排泄物を再利用する細菌も多数おり、

とてもエコな体が出来上がっているということです。

 

 森先生は、発病してから何度か長期の断食をされています。

断食をすると病状は回復に向かい、体調も良くなるだけでは

なく、オーラが見えるようになったり、色々な超能力的な力

が発現してきたと言われています。ただ、断食が終わり仕事

に復帰し元の生活に戻るとまた病状は悪化する。そんなこと

を繰り返ししていましたが、とうとう勤めを辞めて甲田先生

の病院に入院し、治療に専念されます。

 

 断食や、生菜食、そして現在の青汁生活は、森先生が病の

苦しみから解放される為に、そして、命が危ぶまれた状況に

あったからそうせざるを得なかったと言われていますが、

断食によりオーラを見る力を開眼し、入院中に甲田病院で

作っている無農薬の野菜達から綺麗なオーラが出ているのが

始めて見えた時、「食事とはほかの命を移す営み」であること

に気づいたからだとも言われています。

 

 今回私が学んだ事は、断食や、野菜だけ、しかも生菜食の

生活や、少食が、人間にとってとても大切で、人間の本来持

っている大きな力を引き出す力があるという事です。

 

 甲田先生は、2008年に既にお亡くなりになられましたが、

甲田先生は、絶対治らないと言われう筋ジストロフィーを

はじめ、膠原病、潰瘍性大腸炎、甲状腺ガンという難病を

「甲田健康法」によって完治させておられるのです。

 私が見た映(DVD)は、甲田先生の治療と指導で様々な病を

克服された方が沢山出演され、インタビューに答えられて

います。

 

 森先生の著書『食べること、やめました』は、森先生が

如何に病を克服したかが克明に描かれており、その闘病の

壮絶さからも沢山学ぶ事があります。また、断食や青汁だけ

の生活で発現して来た超能力などを実際の鍼灸の治療などに

も活用されている事が記されております。

 そして、詳細に食事法や、体操の方法などがわかり易く、

写真やイラスト入りで説かれています。

 

 健康についての不安がある方には、是非、お読み頂きたい

そして、ご覧いただきたい本であり、DVDです。

この他にも、甲田光雄先生が書かれた次の2冊もお薦めです。

『奇跡が起こる半日断食』とマンガでわかる『西式甲田療法』

 

 最後に、森先生が著書『たべること、やめました』の最後

に紹介されている、森先生の好きな詩を掲載し締めくくりま

す。この詩は、河野進(こうのすすむ)さんとう牧師さんが書

かれた詩だそうです。

 

 

『病まなければ』

 

病まなければ ささげ得ない祈りがある

 

病まなければ 信じ得ない奇跡がある

 

病まなければ 聞き得ない御言葉がある

 

病まなければ 近づき得ない聖所がある

 

病まなければ 仰ぎ見ない御顔がある

 

おお 病まなければ

 

私は人間でさえもあり得なかった

 

 

 

以上です。最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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2015年9月 7日 (月)

一流を育てる 秋山木工の「職人心得」②

 先週に神奈川県の注文家具をつくる秋山木工の一流の家具職

人を目指す若者を育成するための、八年にわたる独自の厳しい

徒弟制度とも言える人材育成制度と、その人材育成の基本中の

基本である『職人三十箇条』を紹介させて頂きました。

 

 今回も、秋山氏の著書を読み進めながら経営者として何を為

すべきということを学んで参ります。

 

  秋山利輝氏がこの著書の後半で述べておられる言葉を紹介し

ます。

 

『どんな人が伸びていくかと聞かれたら、「不器用でもしつこ

 い人」「感謝の心がある人」「怒られ上手な人」である』と。

 実は、その様な人とは、秋山氏自身のことを表現しているの

である著書を読んでいると分かります。

 

 この著書を読んで一番驚いたのは、秋山氏は、小中学校の頃、

皆勤賞でありながら、成績はオール「1」で、家が貧しくノートも鉛

筆も持っておらず、自分の名前を漢字で書けるようになったのは

中学二年の時という話です。しかも、勉強だけでなく、走るのも

絵を描くのも話をすることも下手だったというから、普通であれば

どうしようもない子供として見捨てられてしまいそうです。しかし、

16歳で大阪の木工所で働きはじめ、厳しい親方を尊敬して学び

出したことで急速に成長していかれます。

 そんな生い立ちの秋山氏だからこそ、全身全霊、人生の全てを

掛けた真剣勝負で、若い人たちを8年で育て上げる徒弟制度を

続けておられるのだと理解させて頂きました。

 

 先週紹介さえて頂いた、秋山木工の「職人心得三十箇条」の

内容は、とても分かりやすく具体的で実践的です。特別な内容

など一つもなく、昔から日本人が大切にし、実践して受け継い

で来たことだと秋山氏は述べておられます。

 

 秋山木工の制服のバックに大きく「木の道」、そして胸には

社名と自分の名前が書かれています。秋山木工の職人さんも丁稚

さんもその制服を着て外出もし、お客様を訪問し、電車も乗りま

す。電車の中では、決して座らないという理由も紹介されていま

すが、まさに秋山木工のこの三十箇条は、毎日の生活の一つ一つ

の動作・作法を真剣に行うことの大切さを教えてくれています。

 

 禅の教えもまさに同じですが、秋山木工の教えは、三十箇条の

実践を通して、「人柄が一流のできた職人」となり、人の世の為

に喜んで頂き役に立つ人となる為にあるといことをしっかり初め

に説いておられることがとても大切なことだと思います。

 

 「職人心得三十箇条」の中から一つだけ取り上げて、秋山氏の

教えを学んでみます。

 

 

職人心得8を選びました。

 返事をきっちりできる人から現場に行かせてももらえます。』

 

以下、秋山氏の教えです。

 

 

 

 素直に「はい」と言える様になるまで、一年以上かかることも

あり、いい大学を出た高学歴の者ほど時間がかかるそうです。

また、秋山氏が「言うとおりやれ」と言うと、口では「はい、わ

かりました。」と言いながら、実際には言うとおりにやりません。

「社長はああ言ったけど、ほかにもやり方があるんじゃないか」

「自分が知っているやり方と違う」

「挨拶なんかより、早く技術を習いたい」

この様に、師匠の話をそのまま受け入れず、自分の判断を加え、

場合によっては、はねつけてしまうというのです。

素直な心が如何に大切かがわかるお話です。

 

 返事をするということは、わかっているのかいないのか、はっ

きりと意思表示をすることで、仕事のミスをなくすことにも繋が

ります。「はい」と元気な返事ができる人は、常にスタンバイが

できている積極的な人です。すぐに返事のできない人は、仕事が

いいかげんです。

 一流の職人は、返事も一流でなければなりません。

そのためには、「聞き耳」を使って、相手の言った言葉をしっか

り理解することです。

 きっちりとした返事は、間違いのないものづくりの第一歩です。

と秋山氏は説かれています。

 

 そして、この「職人心得三十箇条」が無意識にできる様になる

まで毎日何度も何度も繰り返し暗唱し、実践し続けることで、漸

く、心に落とし込み、血肉となっていき、考えずとも口に出る様

になってくるそうです。理屈や言葉だけでなく、考えずとも行動

出来てこそ本物なのです。この著書を読み進めながら、秋山木工

の若い方々の直向きに成長していく姿が目に浮かんできます。

 

 この本で沢山の事を学びました。その根底で大切なものは、

素直と感謝の心であるということです。秋山氏の教えは、会社の

経営に取り入れたいことばかりです。

 

 そして、経営者の責務は「世のために役立つ人を育てる」とい

うことを改めて強く認識し、自己自身おの切磋琢磨の足りない事

を痛烈に反省し経営をして参ります。

 

 最後に、秋山氏の次の言葉を噛み締めながら締めくくります。

 

『人生はすべて自分の時間です。

        そして、働くとは、生きることそのものです。』

 

 

 

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2015年9月 1日 (火)

一流を育てる 秋山木工の「職人心得」①

 皆さんは、神奈川研の注文家具をつくる秋山木工をご存知で

しょうか。

秋山木工では、百年でも二百年でも使える価値高い家具を一流

の家具職人が作っています。秋山木工では、一流の家具職人を

目指す若者を育成するために、八年にわたる独自の厳しい徒弟

制度とも言える人材育成制度を設けています。家具職人を目指

す人は、まず秋山学校に入学し「丁稚見習いコース」で一年みっ

ちり学びます。全寮制で学費は無料。一年間の「丁稚見習いコー

ス」を終了後、「丁稚」として本採用になり、四年間の基本訓練段

取り、職人心得などを学びます。

そして、職人として認められた者だけが、後三年間職人として働

きながら、さらに修行を続けることができるのです。

 

 

 合計八年間で職人として必要な全てを身につけ、九年目から

独立しなければならない制度です。

 

 秋山木工では、男も女も皆丸坊主で、携帯電話も恋愛も禁止で、

家族と会えるのは盆・正月の十日間だけで、この期間以外は、

両親であっても面会も禁止という厳しい条件です。

 

 この秋山木工を創業し経営するのが秋山利輝氏です。秋山俊輝

氏は、「一流の職人は技術より人柄」と信じ、8年間の修行の間

に、日々、技術を磨くと同時に、人柄を磨く猛教育を課している

のです。人柄が一流でないとダメであり、それも超のつく一流で

ないと、仕事で人の心を動かすことなどできるわけがないと秋山

氏は断言されています。

 

 

 表題に掲げた秋山俊輝氏の著書

 『一流を育てる 秋山木工の「職人心得」』をこの度読み簡単

にその内容を紹介しながら、経営者として何をなすべきかという

秋山俊輝氏の教えを学んで見たいと存じます。

 

 

 秋山木工の独自の人材育成の基本中の基本が、本の中で詳しく

紹介されている『職人三十箇条』です。この三十箇条には、一流

の職人、つまり一流の人間を育てる「人づくりの基本」が凝縮さ

れていると秋山俊輝氏は語っています。三十箇条のそれぞれ全て

の文言は、簡単な言葉で表現されており、人間が平素の生活で行

うべき当たり前の事が書かれています。

 

 

先ずその三十箇条を全て紹介します。

(全条文は、心得1のように・・・人から現場にいかせてもらえ

 ます。と続きますが ここでは、その文言をカットします。)

 

 

職人心得 1 挨拶のできた人から現場にいかせてもらえます。

職人心得 2 連絡・報告・相談のできる人から・・・。

職人心得 3 明るい人から・・・。

職人心得 4 周りをイライラさせない人から・・・。

職人心得 5 人の言うことを正確に聞ける人から・・・。

職人心得 6 愛想良くできる人から・・・。

職人心得 7 責任を持てる人から・・・。

職人心得 8 返事をきっちりできる人から・・・。

職人心得 9 思いやりのある人から・・・。

職人心得10 おせっかいな人から・・・。

職人心得11 しつこい人から・・・。

職人心得12 時間を気にできる人から・・・。

職人心得13 道具の整備がいつもできる人から・・・。

職人心得14 掃除、片付けの上手な人から・・・。

職人心得15 今の自分の立場が明確な人から・・・。

職人心得16 前向きに事を考えられる人から・・・。

職人心得17 感謝のできる人から・・・。

職人心得18 身だしなみのできている人から・・・。

職人心得19 お手伝いのできる人から・・・。

職人心得20 道具を上手に使える人から・・・。

職人心得21 自己紹介のできる人から・・・。

職人心得22 自慢のできる人から・・・。

職人心得23 意見が言える人から・・・。

職人心得24 お手紙をこまめに出せる人から・・・。

職人心得25 トイレ掃除ができる人から・・・。

職人心得26 電話を上手にかけられる人から・・・。

職人心得27 食べるのが早い人から・・・。

職人心得28 お金を大事に使える人から・・・。

職人心得29 そろばんのできる人から・・・。

職人心得30 レポートがわかりやすい人から・・・。

 

 

今日は、ここまでと致します。

 

 

 次回に、秋山俊輝氏のこの三十箇条の説明や、何故この様な

徒弟制度ともいえる厳しい環境をつくり若者たちの育成を行っ

ておられるか、熱い暑い秋山俊輝氏の思いを学び、経営者は、

何をなすべきかを明らかにしていこうと考えています。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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