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2018年1月22日 (月)

『生きるとは燃ゆる異なり 平澤興先生の御子息様が』

『生きるとは燃ゆる異なり 平澤興先生の御子息様が』
 人間学を学ぶ月刊誌致知1月号の致知随想を読みだした
時に、瞬時に驚き、何か懐かしさとも言える、また大きな
喜びとも言える感情が湧き上がってきました。
その文章の冒頭は次の通りです。
「父・平澤興が八十八祭で亡くなり早二十八年。四半世紀
以上の歳月を経たいまもなお、数々の著作や講和録を通し
て多くの人たちに生きる力を与え続けていることに、息子
として深い尊敬の念を禁じえません。」
平澤興先生はご存知の方も多いかと存じますが、偉大なる
医学博士で京都大学の第16代総長をされた方です。
我社の経営理念の想いや行動規範を綴った『藤橋家の誓い』
とう小冊子に、平澤興先生の言葉を沢山綴っており、毎朝
行う朝礼時に、そのお言葉を唱和していることから、私に
とって平澤興先生は、今なお生きて指導をしてくださる優
しい先生の様な存在なのです。
致知随想に寄稿されているのが御子息の平澤裕(ゆたか)氏
で、今75歳になられているそうです。裕氏は同志社大学
の三年生の時に第一回日本ラクビーフットボール選手権大
会で、八幡製鐵所や近鉄という強豪をを下し日本一に輝い
たチームの名選手だったそうです。
裕氏が寄稿されている文章から平澤興先生が如何なるお方
であるのかをご紹介してまいります。
 裕氏が小学校三年生の時にお母様から預かった給食費を
お菓子を買うために使いこんで見つかった時に、お父様の
部屋に呼び出されて次の様に諭されます。
「悪事を働くな。卑怯なことはするな。もしもお金が欲し
 いんだったらちゃんと言いなさい」
 と懇々と説教された後、何と沢山のお菓子を与えてくれ
たそうです。
 単なる説教だけだったら、裕氏の心に強く刻まれること
はなかったかもしれません。興先生の慈愛に満ちた教育の
あり方に人間としての生き方を教えられます。
 裕氏が父親である興先生から学んだことは数えきれない
ないほどあると言われていますが、その学んだ最たるもの
が、『自分との約束を守る』ことに他ならないと明言され
ています。
その説明の文章をそのまま抜粋紹介します。
『平澤興一日一言』(致知出版社)の五月十五日に次の言葉
が記されています。
「私が私の一生で最も力を注いだのは、何としても自分と
 の約束だけは守るということでした。みずからとの約束
 を守り、己を欺かなければ、人生は必ずなる様になると
 信じて疑いませぬ」
 この言葉どおり、父はやると決めたことは必ず守り実行
する人でした。そういう人格を形成した原点は、二十歳の
時の挫折体験にあります。
 父は新潟の辺鄙(へんぴ)な無医村に生まれ育ったことか
ら、小学校三年生の時に、将来は立派な医者になって村を
良くしようと志を立てました。勉強に励み、金沢の第四高
等学校高を首席で卒業し、京都大学医学部に進学。講義を
聞く、先生が推奨する原稿を読む、それらを復習し、改め
てノートにまとめる。この三つを自らに課して学生生活を
スタートしたものの、いざやってみるととても追いつかず、
不眠症になり、一か月ほどでノイローゼに陥ってしまった
のです。
もう大学をやめようか・・・・。
絶望の淵に立たされた父は、入学から二か月後の十一月に
新潟へ帰省。毎日あてもなく雪の降り頻(しき)る野道を
彷徨(さまよ)い、今後の進路について考えました。
そんなある日、どこからともなくベートーベンの声が聴こ
えてくるという不思議な体験をします。
「勇気を出せ。たとえ肉体にいかなる欠点があろうとも、
 我が魂はこれに打ち勝たねばならない。二十五歳、二十
 五歳になったのだ。今年こそ、男一匹、本物になる覚悟
 をせねばならぬ。」
 日を追うごとに耳が聞こえなくなる絶望に悶え苦しみな
がらも、自分で自分を鼓舞し続け、歴史に名を残した音楽
家。その偉大なベートーベンの言葉に震えるほど感動し、
父は生まれ変わります。
 と、この文章の後は、平澤興先生の壮絶な努力の日々が
克明に書かれています。その生き様を裕氏は次の様に表現
されています。
平澤興先生とは、
「覚悟と信念を持って、ただひたすら愚直に努力と実行を
 積み重ねていったーーー。それこそが父の一生を貫いた
 ものではないでしょうか。
「生きるとは燃ゆることなり、いざやいざ進まんこの道
 我が燃ゆる道」
 息を引き取る瞬間まで気力を漲らせ、完全燃焼した父の
背中を追いかけて、枯れて生きそうな気持ちに鞭を打ち、
これからも成長したく思います。
という言葉で平澤裕氏は、寄稿文を括られています。
 最後に、我社の経営指針書『藤橋家の誓い』に掲げて
いる平澤興先生のお言葉のいくつかここに紹介して私も
このブログを締め括ります。
『人生はにこにこ顔で命がけ。』
『仕事は祈りである。仕事は人生を内容付け、価値づける
 もので、人生の目的そのものともいわれよう。』
『君がおらぬと、周囲が困るような人になりなさい。』
『一流の人は明るい人である。』
『感謝するということは、人間が楽しく生きて、周囲を
 明るくし喜びを与える最高の姿である。』
『今が楽しい。今がありがたい。今が喜びである。それが
 習慣となり、天性となるような生き方こそ最高です。』
最後までお読み頂きありがとうございます。
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