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2018年7月17日 (火)

『我が国の国難に如何に対応するか 「インフラ整備が・・・」            我が国の危機に対処せよ」

『我が国の国難に如何に対応するか
       「インフラ整備が国家繁栄礎をつくる」』

副題:「リーダーは“上位目的”を持って、
             我が国の危機に対処せよ」

 先週のこのブログでは、働き方改革方法案が成立し、
日経の一面に大きな見出しで「迫られる生産革命」という
記事の内容を簡単に紹介しました。 欧米と比べて我国
日本の労働生産性は、著しく劣ると指摘しながらも、その
生産革命の具体的な方法の示唆には及ばず、ただ、AIの
活用を進めるべきである位の話しかありませんでした。 

 そこで、今日は、致知5月号で国土政策研究所長の大石
久和氏が、表題に掲げた『インフラ整備が国家繁栄の礎を
つくる』と題して寄稿されている文章の内容を紹介しなが
ら、日本が何故に欧米に比べて労働生産性が低いのかとい
うことや、それならば、我等は何をなすべきかという具体
的な施策について、大石氏の提言されている内容を振返り
ながら考えてみようと思います。
 先ずは私たちが知らねばならぬことは、日本の経済が
世界的に見て、危機的状況にあるということです。
 政治、経済、外交など様々な分野で課題が山積している
日本ですが、大石氏は、最大の危機は、日本が1995年から
デフレに陥り、二十年にわたって経済成長をしていない
ことが最も注視すべき問題であると警笛を鳴らしています。
 デフレとは物価が継続して下がって行くことです。
デフレ下では物価の下落以上に賃金が下がっていきます。
 要するに、日本では「国民の貧困化」どんどん進んでい
るのです。1995年には世帯あたり660万円程度の平均収入
があったにもかかわらず、2015年には546万円と114万円も
低下しています。それだけでなく、日本は全体的に貧しく
なっているのです。世界と比較してもすべての地域の国が
経済成長しているにもかからず、日本のみが1995年以降、
全く成長していません。かつて日本の世界のGDP国内総生
産シェアは、18%を占めていましたが、いまや僅か6%と
いう水準に落ち込んでいます。
 ではなぜ日本だけがデフレから脱却できず、経済成長
できていないのでしょうか。その大本の原因の一つが、
20年間にわたる「公共投資」の大規模な削減です。
 日本では財務省を中心に「財政破綻」「無駄遣い」など
といって、「公共事業叩き」が行われて来たために、
インフラ整備が国の経済成長に与える良い影響について
主張することができなくなり、公共事業費をこの20年で
かつての半分にまで縮小してきました。
 その一方で欧米諸国は、道路網や鉄道網、港湾設備
などのインフラをどれだけ構築してきたかによって、
その国の産業の効率性や競争力が規定され、経済成長に
つながるかをよく理解しているのです。
 インフラは必要ない、無駄などと言っているのは日本
くらいです。
 一例を挙げれば、人口は8,200万人のドイツが時速130km
以上で走る1万3,000キロのアウトバーンを持っているのに
対して、人口1億2,700万の日本では、1万2,000キロほど
しか高速道路の整備がなされていません。
 自動車で移動した場合、ドイツでは一時間に90km走れま
すが、日本では約50kmしか走れません。この差が経済成長
に欠かせない物流効率、人の移動効率を下げているのは
明らかでしょう。働き方改革を進めるのはもちろん良い
ことですが、まず適切なインフラ整備によって生産性の
向上が可能になるための条件、環境整備に取り組むこと
こそ、政府の役割であると大石所長は指摘されています。
 このあと、大石氏は、日本がなぜインフラの重要性を
理解できないかという歴史的な経緯などのについて話を
されていますが、結局は、日本の中枢にいる政治・行政・
銀行・大企業・大学などのリーダーたちの志が低く、
責任感がない為であり、グループシンク(集団浅慮)に
陥っているからだと分析されています。
 集団浅慮とは、自分たちの集団に対する過大評価・
組織内に閉ざされた意識・同調圧力によって、集団の
論理を最優先にする、所属する集団を守るために自分は
何をすれば良いかという考え方が当たり前になっている
ということです。
 そして、リーダーのみならず全国民が、上位目的を
持ち、高いレベルの視点「俯瞰の目」を持てと訴えておら
れます。
 
 上位目的・俯瞰の目とは、自分たちは、世の中の発展、
人々の生活に貢献し、人の世のために役に立つという志を
持つということです。
 私達の子供たちのために、そしてこれから生まれて
来る人達のためにも、世界の人々から軽んじられるような
日本であってはならない、そして、堂々と「私は日本人だ」
と言って胸を張って歩けるような国であって欲しい。
 その為にも今こそ人々を導いていく日本のリーダー達が、
上位目的、俯瞰の目を持て!!と言われて文章を締め括ら
れています。
 私達日本人が今こそ、目覚めなければならない!今こそ
自立をせねばならないと強く感じる論文でした。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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