【『家庭教育の変革』「読み聞かせが明日の教育をひらく」】
【『家庭教育の変革』「読み聞かせが明日の教育をひらく」】
今日は人間学を学ぶ月刊誌致知8月号の『家庭教育の変革』
「読み聞かせが明日の教育をひらく」と言う、長井市地方
創成戦略監 泡渕栄人(あわぶちひでひと)氏の話を紹介させ
て頂き、読書、特に、親が子供(特に未就学期)に行う読み
聞かせがどれほど大きな効用があるかを皆様に、特に小さ
な子供を育てる方々や我社の社員さん達に知ってもらいたい
と思います。
以下、泡渕氏の話を紹介させて頂きます。
子供たちの意欲を伸ばすためには、特に0歳から6歳まで
の未就学期における親子のコミュニケーションが大事であ
る。こう語るのは、これまで延べ50万人以上の児童や生徒
を対象に調査研究を行ってきた、脳科学者の川島隆太東北
大学教授です。
東北大学が主体となって、「読み聞かせによる親子関係
の変化について」の調査研究が行われたのは、昨年秋のこと
でした。
対象は未就学児とその保護者約四十組で、八週間にわたる
家庭での読み聞かせの前後を脳機能計測器などを用いて調査。
調査結果によると各家庭で実際に読み聞かせが行われたのは、
一日平均にして約十三分でしたが、あくまで平均時間で、
数分でもよいので、出来るだけ毎日続けて貰いました。
ここでは調査結果のうち特筆すべきものを取り上げてみ
ましょう。まずは語彙数の増加です。わずか八週間の取り
組みで、一般的な子供の成長に比べて六ヶ月分の伸びを
示しました。また、聞く力も顕著な成長を遂げていたこと
から、指示を正確に理解する力が急激に増加したことが伺え
ます。
その一方で子供の問題行動が減少し、抑うつ傾向や不安
傾向などが減じていたことも見逃せません。そうした子供
の変化が関連してか、親が育児で感じるストレスが減少し
ていたことも明らかになりました。
さらに、読み聞かせの時間が増えれば増えるほど、それ
に反して親のストレスが減っていくことも見えてきました。
この調査に参加された親御さんから、「読み聞かせって
いいな。子供がかわいくなってきた」という本音が聞けた
ことも大きな収穫でした。読み聞かせによって子供な感情
の安定、すなわち「こころの脳」が育つだけでなく、言語
能力の向上、ひいては親子間に親しみが生まれる(愛着形成)
ことなどが調査結果から浮き彫りとなり、「親が変わる」
取り組みであるという手応えを得たのです。
まだまだ泡渕氏の読み聞かせや読書の凄い力や効用に
ついての話は続きますが、皆様これだけの短い文章からも
読み聞かせに対する興味を大いに掻き立てられ、やって
みようと思われたのではないでしょうか。
この他にも、読書する児童としない児童には、顕著に
学習能力に差が出てくるなど読書の大切さを実感できる
お話が満載です。
先ずは、読書嫌いな皆様、先ずは、人間学を学ぶ月刊誌
「致知」から紐解かれては如何でしょうか。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
残暑お見舞いを申し上げ、皆様の益々のご健勝を心より
祈念致しております。
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