« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »

2019年3月 4日 (月)

『初めに言があった。すべてのものはこれによってできた』

『初めに言があった。すべてのものはこれによってできた』


 これまでの人生で聖書というものに触れることは殆どあ
ありませんでした。しかし、赤塚高仁さんや多くの素晴ら
しい方々に導かれイスラエルという聖地を旅行し、赤塚さ
んからヤマト人として聖書を学ぶ機会を得て、聖書という
ものに対して持っていた「違和感」、いわゆる宗教の書物
という考え方が払拭され、聖書は、人生、人間、天理を
学ぶ世界でもっとも貴重な書物の一つであるという認識が
持てるようになりました。
 最近特に好きな言葉が、ヨハネの福音書の冒頭の言葉で
す。色々なところで取り上げられているのでこれまでにも
何度か読んだことのある文章ですが、聖書が人生の尊い
啓蒙書というものと認識してから、感じ方が全く変わって
きまた。聖書からその文章をそのまま引用します。

初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。
 言は神であった。この言は初めに神と共にあった。
 すべてのものは、これによってできた。
 できたもののうち、一つとしてこれによらないものは
 なかった。この言に命があった。そしてこの命は人の
 光であった。光はやみの中に輝いている。
 そして、やみはこれに勝たなかった。ここにひとりの
 人があって、神からつかわされていた。その名をヨハネ
 と言った。この人はあかしのためにきた。光について
 あかしをし、彼によってすべての人が信じるためである。
 彼は光ではなく、ただ、光についてあかしをするために
 きたのである。」

 すべてのものは言(ことば)によってできたとあるのです。
日本にも言霊(ことだま)という言葉があります。手元の
辞書で「言霊」を調べると次の様にあります。

「言語に内在すると信じられた不思議な力。
 古代人は、ことばの使い方によって人間の
 禍福を左右すると信じた」

 すべては「言葉」から作られると認識できれば、言葉を
大切にせずにはおられません。言葉その物が人生を作って
いく。美しい言葉、積極的な言葉によって良き人生が創造
されていく。

 今日は、人間学を学ぶ月刊誌「致知」2月号から私の心
残った言葉をいくつか引用し、そのすべてをつくる言葉
を豊かな人生への道しるべしたいと思います。
 致知2月号の「禅語に学ぶ」という連載の第53回目で、
臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺氏は「時節因縁」について
の話をされておられます。
 そのお話から二つの文章を紹介致します。
「時節因縁」とは、良き時に良き出会いがあることだが、
分かりやすく表現すれば、「めぐりあい」であろう。真民
先生の「めぐりあい」の詩を思う。
「人生は深い縁)(えにし)の 不思議な出会いだ・・・
大いなる一人のひととのめぐりあいが わたしをすっかり
変えてしまった 暗いものが明るくなり 信じられなかっ
たものあが 信じられるようになり 何もかもがわたしに
呼びかけ わたしとつながりを持つ 親しい存在となった」
という詩であり、「子を抱いていると ゆく末のことが案
じられる よい人にめぐりあってくれと おのずから涙が
にじんでくる」と続いている。
 仏陀は、縁起の法を説かれた。「すべてのものは縁によ
って生まれ、縁によって滅ぶ」と述べられ、更に「雨が降
るのも、風が吹くのも、花の咲くのも、葉の散るのも、す
べて縁によって生じ、縁によって滅びるのである」と仏典
に説かれている。
 更に仏陀は、「だからこの身も、この心も、縁によって
成り立ち、縁によって変わるといわなければならない」と
仰せになっている。
 ヨハネの福音書にあるイエスの預言は「すべてのものは
言(ことば)によってできた」とあり、仏陀は「全てのもの
は縁によって生まれる」と説かれています。
 面白いですね。言葉によってできたすべてのものが、
縁によって結ばれて、また新たなものを創造していくと
いうことでしょうか。
 同じ致知2月号に、俳優で画家でもある片岡鶴太郎氏と
新規開拓社長の朝倉千恵子氏の対談があります。
その対談の中での、片岡鶴太郎氏の、苦難・苦境に陥った
時に、人間はどうすべきかという言葉を紹介します。
「どんな困難に直面しても、絶対にここに宝があるんだ、
 これはチャンスだと自分に言い聞かせて逃げないこと
 ですよね。
 
  そこを回避して突破経験をつまないと、また同じとこ
 ろで躓いてグルグル回るばかりでね。
  明治の文芸評論家高山高山樗牛(ちょぎゅう)は、
「己の立てるところを深く掘れ。そこには必ず泉あらん」
 って言っていますけど、常にもうここしかない、
 今しかないんだと覚悟を決めて、一つひとつやりきって
 いくしかないんじゃないかと思いますね。
 最後に、日本人ならこの方の名前を聞いたことがないと
いう方はおられない画家の東山魁夷氏の言葉を紹介します。
「私自身、絵を描くのが特にうまいほうではありませんし、
 上手に描こうとも思わないです。
  私にとって絵を描くことが祈りであるとすれば、
 上手に祈るとか下手に祈るとかは問題ではないと思います。
 心が籠るか籠らないか、それが問題だと思うんです」
 東山魁夷氏のこの言葉の「絵」を自分ごととして捉える
ならば、「絵」という言葉を「仕事」に入れ替えてみると
仕事とは如何なるものかが観えてくるのかもしれません。
 すべてのものは言(ことば)によってできたということを
真摯に受け止め日々の人生に臨んで参ります。

最後までお読み頂きありがとうございます。
***************************
藤橋家homepage http://www.fujihashiya.com/
たまごや通心(こだわりの通販)http://www.tamagoya.org/
姫路ケーブルテレビ WINK“たまごや”
放映番組~いま、輝いてます~のYou Tubeです。
兵庫の社長tv藤橋家 
***************************

| | コメント (0)

« 2019年2月 | トップページ | 2019年4月 »