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2019年7月29日 (月)

『人間学を学ぶ月刊誌 致知7月から』

『人間学を学ぶ月刊誌 致知7月から』
 人間学を学ぶ月刊誌 致知7月号から、面白く、印象に
残ったお二人のお話をや言葉を抜粋し紹介します。
 先ずは、「能の大成者・世阿弥の言葉に学ぶ」という題
で、寄稿されている明治大学学長の土屋恵一郎氏の話から。
 世阿弥の有名な言葉「初心忘るべからず」ですが、一般
には「はじめての志を忘れてはならない」「初心貫徹する」
と行った意味で理解されていますが、世阿弥の言う「初心」
は「初志」に限られていません。若い時の初心、人生の時々
の初心、老いて後の初心・・・・世阿弥は人生の中に幾つも
の初心があると言っています。
 --中略--
 中年の初心を経て直面する老後の初心とは、今よく言わ
れる「何歳になっても若い時の気持ちに戻って、いつまで
も元気に頑張ろう」という意味ではありません。老いによ
る様々な限界にぶつかった時に、それに応じた自分の生き
方、老いの経験をどう活かし、人生の花を咲かせて行くか
を考えよと言っているのです。
 もちろん現在とは寿命が異なりますが、世阿弥は四十歳
を過ぎたら第一線から退いて、後継者・後進を助けなさい
と言っています。
 その例として、世阿弥は父・観阿弥が五十二歳の時に舞
った能の話をしています。観阿弥は五十二歳で亡くなる
十五日前に、静岡の浅間(せんげん)神社で奉納の舞を舞っ
たのですが、動きが少なく控えめなその舞は、いよいよ花
が咲くように見え、観客も賞賛を送りました。
 世阿弥はこの時の観阿弥の舞について、「まことに得た
りし花」「老骨に残りし花」だと表現しています。
自らの年齢による限界を弁えた上でなお努力を重ねて行く
人間には、老いた後にも必ず花が残っていると言うのです。
 もし観阿弥か若者のような動きの大きな舞をしていたら、
世阿弥が見た花は現れなかったでしょう。老いて後の初心
---これはまさに「人生百年時代」を迎えた現代にこそ
求められる名言だといえます。 
 お二人目は、平成国際大学の学長、名誉学長を歴任され
現在、「而今(にこん)の会主宰の中村勝範氏のお話です。
 因みに、カメラのメーカーの名前でもあるこの而今(に
こん)と言うのは、禅語で、今、この瞬間を大切に生きる。
時は刻々と過ぎて行くが、今という時間は止まることない。
だからこそ、この一瞬を大切に生きて行く。という意味
なんですね。
 さて、中村氏の話は、現在の中国の情勢を簡単に簡潔に
述べられています。
 
 中国の無謀な国際法を無視した横暴に対し、トランプ
大統領が強い対応をしていることで、中国が、かなりの
ダメージを受けていることは報道されて理解しているつも
りですが、中国の凋落はこんなところからも進んでいると
は驚きです。そして、その中国の凋落の原因から日本は
学ばねばならないというお話です。
以下、中村氏のお話です。
「いま中国の国力が衰えつつあるんです。カネにものを
 言わせて一帯一路構想を打ち出し勢いのあるように見え
 る中国が、実際に今大きく行き詰まっている。なぜかと
 いうと、働く若者がいないんです。
  中国は長いこと一人っ子政策をやってきました。子供
 が一人しかいないから、親には金がある。子供たちは甘
 えて働かない。次世代の労働人口がいなくなる。
  その結果、国の勢いは衰えていく。こういう中国の姿
 を、日本を反面教師にしなくてはいけませんね。
  それを考えると、今回のゴールデンウィークの十連休。
 あれはよくないと思いますね。こんなことばかりやって
 いたら、日本人は駄目になってしまいます。
  
  若い人達にはぜひそういう問題意識を持って奮起して
 いただきたいものです。」
 日本も少子高齢化・人口減少が進み、中国のこの話を
他人ごとと笑っている場合ではないと多くの人が感じて
おられると思います。
 経済界や色々な会合でも57歳の私が若者扱いされる
現状です。若い働き手が不足していることを日本の国民の
多くが痛いほど実感していることだと思います。
 今回の参議院選挙の投票率は、24年ぶりに50%を割
り、なんと48.8%という惨憺たる状況です。
 今回の選挙は、安倍首相が念願している憲法改正の為の、
大切な選挙であったにも関わらず、日本国民は平和ボケで
半数以上が選挙にも行かないのです。
 現在の憲法は、日本がアメリカの占領下にありGHQが
日本を骨抜きにする為に強制的に押し付けた国際法上も
許されない憲法であるにも関わらず・・・
 今回紹介した致知7月号の巻頭の言葉は、牛尾治朗氏が
寄稿されていますが、その題名は「ケネディの精神に学べ」
です。
 その巻頭の言葉で紹介されているケネディの言葉を紹介
し本日のブログを締めくくります。
『だからこそ、米国民の同胞の皆さん、あなたの国が
 あなたのために何ができるかを問わないでほしい。
 あなたがあなたの国のために何ができるかを
 問うてほしい!!』
(And so, my fellow Americanas:ask not what your 
 country can do for you
  - ask what you can do for your country)
以上です。
今日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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