« 『走れメロス、ならぬ、走れよメロス!』 | トップページ | 『お母さんに贈る 人間学を学ぶ致知の愛の言葉』 »

2019年12月10日 (火)

『生命科学研究者からのメッセージ環境問題を考える』

『生命科学研究者からのメッセージ環境問題を考える』
 
  今回は人間学を学ぶ月刊誌致知12月号の特別対談「祈りは
 人を救う」という筑波大学名誉教授村上和雄氏とスヴェンソ
 ン会長兒玉圭司氏のお話から地球環境の危機的な状況を教わ
 り、環境問題について少し考えてみたいと思います。
 
  日本国内でも最近大きな災害が多発していますが、地球
 規模でも気象異常がもたらす恐ろしい災害が発生していま
 す。この対談で紹介されている気象異常や多発する災害を
 先ずは紹介して参ります。
 
  先ずルーマニアで凍結した雨が降り続きさまざまなものが
 氷つき首都ブカレストが麻痺状態に陥っているそうです。
 ネットで調べたら次の恐ろしい映像が紹介されていました。
 「ルーマニア 凍結した雨 が降った」で検索すると出てき
 ました。
 
https://earthreview.net/romania-hit-by-ice-rain-january-2019/
 
 
 アメリカ各地で北極よりも気温が下がったり、南半球の
 オーストラリアで気温が48度Cまで上昇し、同じ日に北半
 球のロシアではマイナス57度Cを記録したそうです。
 気温様は何と105度Cになります。
 
  アメリカでは今年の5月と6月だけで50回以上も竜巻が発生
 して甚大な被害をもたらしています。
 
  インドや20年ぶりの大型サイクロンに見舞われ165万人が
 被害を受けました。
 
  日本でも先日の台風15号と19号でこれまでになかった規模
 の停電や水害に見舞われましたが、その前の10号では、四国
 で千ミリを超える豪雨が記録されています。
 
  札幌でも30度Cを超える真夏日が続いています。東京オリ
 ンピックのマラソンも大丈夫かどうか危惧されています。
 
  日本で一番雪の多い新潟の上越市で40度C以上を記録した
 りするなど、この対談の中で、お二人は、地球環境が限界に
 達していると強く訴えておられます。
 
 
  世界の人口もそろそろ地球が収容できる限界に近づいて
 います。一人当たりの年間穀物消費量から換算すると、世界
 中の人がアメリカ並みに贅沢な生活をした場合、地球上に
 27.5億人しか住めないそうです。イタリア的な生活で55億人
 が住める計算になるそうです。
 
  2019年の世界の人口が77億人であり、2050年までに100億
 人に達する見込みであるということです。人口の増加率は
 地域によって大きな差があり、最貧国がかなり急激な勢いで
 伸びており、その伸びが継続すると予測されています。当然、
 益々、飢餓に苦しむ人々が増えるということになります。
 
 
  また地球の温暖化が危惧されており、18世紀の中頃から比
 べると気球の平均気温は1度C上がっているそうで、もし2度C
 上がれば植物の20〜30%が枯れてしまい、3度C上がれば70%、
 4度C上がれば80%枯れるといわれています。温暖化が進んだ
 ら大変なことになるということです。
 
  地球環境問題の中で最も懸念されているのがこの気球の
 温暖化であり、その原因は二酸化炭素の増加です。その二酸
 化炭素を吸収してくれる森林が、人間の都合でいまどんどん
 伐採されています。
  
  森林の伐採や火災でよく話にあがるブラジルのアマゾン
 ですが、ブラジルの穀物生産は飛躍的な伸びを示しており、
 飼料穀物の代表格とうもろこしのブラジルでの生産量は、
 2008年で5千万トンでしたが、2019年にはなんとその倍の
 1億トンに達しています。どれほどの森林が焼かれ伐採
 されているかがよく解る具体的な数字です。
 
  異常気象現象から色々と環境問題についての話をあげて
 きましたが、私たちはどうすれば良いのでしょうか?
 
  私が感じるのは、日本人は環境問題についての認識が
 極めて低いと思います。特に私が。
 
  出張で東南アジア諸国に訪問すると、農業においては
 化学肥料や農薬の削減と有機堆肥の活用に対する意識が非常
 に高くなっており、環境問題の話が頻繁に出てきます。
 
  また、大きな海亀の鼻にプラスティくのストローが刺さり
 血を出し苦しんでいる映像が世界的に大きな話題となり、
 東南アジアの国々では、プラスチックのストローが禁止に
 なっていますが、日本ではそんな流れがあるのでしょうか。
 
  地球規模の環境問題を改善する為には、まず私達日本国民
 の意識が高まり、この地球環境が限界に来ているということ
 に目覚めなければならないということだと思います。
 
  私もこれまで環境問題にあまりにも関心が薄かったことを
 反省し、先ずは色々と勉強し、自己啓蒙を行って参ります。
 
 この度も最後までお読み頂きありがとうございます。
 
  
 
**************************
  藤橋家homepage http://www.fujihashiya.com/
  たまごや通心(こだわりの通販)http://www.tamagoya.org/
  姫路ケーブルテレビ WINK“たまごや”
  放映番組~いま、輝いてます~のYou Tubeです。
  兵庫の社長tv藤橋家 
 ***************************

|

« 『走れメロス、ならぬ、走れよメロス!』 | トップページ | 『お母さんに贈る 人間学を学ぶ致知の愛の言葉』 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。