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2020年4月27日 (月)

 『コロナ禍を如何に捉え、対応していくか』

 『コロナ禍を如何に捉え、対応していくか』
 
  今日のこのブログでは、先ず4月21日 日本経済新聞の
 一面の日本電産会長兼CEOの永守重信氏のインタビュー記事を
 取上げ、鋭い達見力と眼識をもつ人がどの様にこのコロナ禍を
 捉え動いてるかということを学びながら、私は何を為すべきか
 ということを、少しでも考えてみたいと思います。
 
  記者の質問に対する永守重信氏の回答をそのまま幾つか紹介
 します。
 
 ➖➖新型コロナの猛威に多くの企業立ちすくんでいます。
 
 「今は見えない敵と戦う第三次世界大戦だ。当社は40カ国
  以上に工場があり様々な情報が錯綜する。指揮官の私が
  全部を把握し、全て決める体制にした」
 
 ➖➖国境をまたいだ企業のサプライチェーン(供給網)が分断
    され、グローバル化の限界が指摘されます。
 
 「逆だ。もっともっと進む。自国にサプライチェーンを全部
  戻すのはリスクを増すだけだ。40カ国以上に工場を持ち、
  リスクを分散したと思っていたが、部品のサプライチェーン
  まで思いが完全には至っていなかった。猛省している。
  もう一回コロナ感染が広がったらどうするのかを考え、
  数年かけて作り変える」
 ➖➖企業のM&A(合弁・買収)などへの投資が鈍っています。
 
 「今はキャッシュ・イズ・キング(現金は王様)。企業の買収
  価格が去年より3割下がっているとしても、現金の価値は
  5倍や10倍に高まっている。同じ1億円でも去年と今で
  は価値は全く違う。先が見えるまで安易な投資はしないほう
  がいい」
 
 「リーマンの際は中国が世界経済の回復を引っ張ったが、
  今回は経済的にも政治的にもリーダー役の国がいない。
  コロナは去っても世界不況はとどまるというリスクを念頭
  に経営者は俊敏に対応しなければならない」
 
 ➖➖緊急事態宣言に伴い、
         テレワークが急速に普及しています。
 
 「コロナ終息後は全く違った景色になる。テレワークもどん
  どん取り入れる劇的な変化が起きる。東京都内の会社に
  勤める人が山梨県に仕事部屋のある広い家を建てるような
  ケースが増えるだろう。企業は通勤手当をなくす代わりに
  給与を上げるほか、サテライトオフィスを作るなど抜本的
  に環境を改善すべきだ」 
 
 ➖➖経営者がコロナ終息後を見据えて備えるべきことは。
 
 「利益を追求する気するだけでなく、自然と共存する考え
  に変えるべきだ。・・・」
 
 「50年、自分の手法が全て正しいと思って経営してきた。
  だが今回、それは間違っていた。テレワークも信用していな
  かった。収益が一時的に落ちても、社員が幸せを感じる働き
  やすい会社にする。そのために50くらい変えるべき項目を
  考えた。反省する時間をもらっていると思い、日本の経営者
  も自分の手法を考えて欲しい」
 
  
  私も4月の上旬に関東に出張し会議に参加する予定でしたが
 急遽WEB会議の開催となり、約30分の会議と決議を行いま
 した。この会議を経験した時に、時代は大きく変わったことを
 実感しました。WEB会議・テレワークなどがコロナ禍を契機
 に急速に広まると確信した瞬間でした。新幹線で片道だけでも
 3時間を掛けて移動していたことがなんだったのか、直接お目
 に掛かって話し合うことはとても大切ですが、費用と時間など
 など、これまでの価値観では計り知れない新たな展開をして
 いかねばならなくなっているようです。
  ただ、会議の後のノミニケーションなどで交流をしながら、
 大いに盛り上がりながら、奇想天外、はたまた、支離滅裂な
 をしながらも、それを実現させてしまうということもあるん
 ですね。
 
 
  我社では、たつの市の本社や姫路や岡山などに養鶏場4カ所、
 その他、たまごの工場、姫路城前の「たまごや」というレス
 ラン、業務スーパー粕谷店(東京都世田谷)など事業所が幾つか
 あり、今回の移動制限や3密の回避の為に部門長会議や読書会、
 そして、朝礼などもZOOMを活用して行うようになりました。
  また、一人6千円の有料のセミナーもZOOMで参加し、YouTube
 について学びましたが、移動時間もなく自分のオフィスで快適
 に受講することが出来ますので、いよいよこの流れは加速する
 でしょう。
 
  但し、門田隆将さんのTwitterで、ZOOMについて次の様にコメ
 ントしています。
 
 「ZOOM創業者の遠征は大学時代に遠距離恋愛で「一つ屋根の下
  に入るように彼女と通話をしたい」とテレビ会議システムを
  発想。ビルゲイツの“情報の高速道路言う言葉に啓発され
  たと。コロナ禍が創った時代の寵児。すべての情報を中国に
  渡したい人のみ利用する特殊なシステムだ。」
 
  
  さて、もとの永守氏の記事に戻ります。
 
  新聞のインタビューで永守氏は、社員が幸せを感じる働きや
 すい会社にする為に50くらい変えるべき項目を考えていると
 ありますが、どんなことを考えておられるのでしょうか。
 
  4月21日の産経新聞では「未来を作る生き方が変わる」と
 いうタイトルで2025年の大阪・関西万博の事業提案を幾つ
 か紹介していました。
 
 《朝、自然豊かな山あいの自宅に自動運転の航空機を呼び、
  時速400キロで都心のオフィスに向かう》というワクワク
 する様な話から始まり、神戸のある会社では、万博時に会場
 と国内の文化拠点を結ぶ空飛ぶ自動車(航空機)のサービスの
 提供を計画されているそうです。
 
 その他にこの紙面で紹介されている提案をあげてみます。
 
 ・世界の有名シェフの料理をデーター転送し、3Dプリンター
  やロボットアームなど最先端機器で処理する「データ食レス
  トラン」
 
 ・夢洲を起点に大阪全域で公共交通機関や店舗決済などに
  顔認証導入
 
 ・バイタルデータの活用で、無意識のうちに健康維持できる
  食生活や行動様式に導く「ステルスケア」システム
 
 ・「空飛ぶクルマ」で遊覧飛行やエアタクシー実証
 
  2025年万博の事業提案で目立つのは、3Dの「アバター
 (分身)」でバーチャル参加する人と交流できる仮想空間など、
 仮想、拡張現実を計画した計画であり、このような移動手段
 の進化と通信手段の変化は、いずれも人のコミニケーション
 範囲を広げるものである。そして、新型コロナウィルス終息
 後に進展するとみられる「非接触社会」にも方向性は似てい
 ると産経新聞の記者は述べています。
 
  
  また、キャッシュ・イズ・キング(現金は王様)と永守氏は
 言われていますが、特に人の集まるホテルや外食企業などは、
 このコロナ禍の中で悲鳴をあげており、4分の1や5分の1
 の価格で売却を申し出る企業が既にあるとの噂もあります。
 リゾートホテルなどがいつの間にか中国人に買収尽くされて
 いたなどということが起こらないことを祈る一方、経営者
 として歴史的に見ても、これほどの厳しい状況はかつてなか
 ったと言える現実を如何に乗りきるか! を真剣に考え、
 永守氏のいう通り、俊敏に対応していかねばならない。
 
 
  今日倫理研究所から届いたFAXの丸山理事長さんのお話は
 「大ピンチを乗りきる」という題名でA42枚で素晴らしい
 お話をされています。その中で紹介されている文章の言葉に
 大変感動を覚え、ここに掲げて本日のブログを締め括ります。
 
 「目の前のピンチから目をそらすことなく、これは将来の
  ビジネスモデル変革の絶好のチャンスだと捉え、
  将来ビジョンの再構築、企業基盤の強化、特に人材の育成
  に努めていくよう社長、幹部にお願いしております。」
 
 「このような大ピンチに遭遇し、改めてこれまで支えていた
  だいたお客様に今果たして何ができるのか、どのようなこと
  をして差し上げるのが一番喜んでいただけるか、そこに
  焦点を当て現状の対応策を行っていきたいと思います。」
 
 
 「万策つきたと思うな。自ら断崖絶壁の淵に立て。
  その時はじめて新たなる風は必ず吹く」
 
  パナソニックの創業者松下幸之助の言葉です。
 
  たとえ一時たりとも被害者意識を持つことなく、常に
 当事者意識を持ってこの国難に前向きに取り組んでいきたい
 と思います。
 
 
 本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
 
 
 
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